愛用していたマキタのコードレス掃除機CL182FDRFW(18v)が、また壊れて(壊して)しまいました。
5年前に購入し一度壊れて買い換え、そして買い換えから2年で今回の修理。
人気のコードレスクリナーではありますが、こんなに壊れてしまうとは。
でも、今回の故障の原因は、明らかに使い方が悪かったため。
以前、マキタの掃除機を2年半で買い替えて感じた長く使うために必要なことにUPした記事とダブってしまう部分もありますが、これからマキタの掃除機を買おうと思っている方、今、まさにメインの掃除機として使用している方に向けて、機種選びから使い方について書いてみます。
マキタの掃除機を買うならこれ
今から5年前、新しく掃除機を買い換えに迫られて購入したのが、マキタのコードレス掃除機。他の工具メーカーからも同様のコードレスクリーナーが販売されていますが、当時、このタイプはマキタ一択。
ダイソン、エレクトロラックスなどの家電メーカーと比較もしてみましたが、メインの掃除機として使用するのでマキタの最上位機種の18vを選びました。
あれから5年。
掃除機として、5年で二回も故障するというのはちょっと・・・という気もしますが、使い方が悪かったせいもあるので、マキタの掃除機は壊れやすいというわけでもありません。
使いやすさ、掃除機としての機能に対する評価は、我が家のような多層階の住宅にはこれしかないといった選択になるといっても過言ではありません。
3階建ての住宅で暮らす我が家では、いちいちコードを抜き差しするのも面倒だし、階段を上下することを考えてもスティック型のコードレスという条件は譲れません。
バッテリーは、5年使用してきた現在でも不便さを感じることはありません。
そんなマキタの掃除機ですが、新しいモデルも加わり、最上位機種が必ずしもベストとは限らなくなってきました。
とにかくバリエーション豊富なコードレスクリーナーなので、最初にどのモデルを買うかということに頭を悩ませてしまうはずです。
過去記事でも紹介していますが、様々なレビューに目を通す前に、まず一番わかりやすく一覧にまとめているのがこちらのページ。
レビューが気になる方は、過去記事にまとめてありますのでこちらもどうぞ。
バッテリー、集じん方法、スイッチの組み合わせで多数のモデルがあることがわかります。
様々な記事に目を通して過去記事にまとめてありますが、最も買うべきモデルは、バランス重視で10.8v、最大パワーを求めるなら18vのモデルの2択です。
バッテリーを買い足せば、吸引力では若干劣るものの最上位機種よりも運転時間を伸ばすことができます。
※レビュー系のブログを見ていると10.8vの方がスペック上優れていると書かれている記事も見かけますが、公式の最新カタログスペックでは以下のようになっています。
吸込み仕事率
18v 37w : 10.8v 32w
運転時間(共に最強で使用した場合)
18v 20分 : 10.8v 27分
実売価格は、大容量バッテリーを買い足したとしても、3,000円程度10.8vモデルの方が安くなります。
パワー重視なら今でも18vモデル。
14.4vモデルもありますが、価格、スペック的にも、他に電動工具を使用している(使用予定がある)場合を除けば、この二機種に絞られるはずです。
10.8vモデルを購入する場合、通販生活から10.8v『マキタの107』を購入するということも考えられます。
通販生活から購入のメリットは、5年間無料修理が受けられること。
同じ10.8vのターボモデルもありますが、こちらはコードレスの恩恵を受けながらメインの掃除機として使うには無理があります。
マキタが二度目の故障
前回、モーターから異音がした時に分解清掃をしてみましたが、その時は復活させる事ができず惜しくも本体のみ買い換えました。
今回は、モーターから異音を感じてすぐに修理を依頼してみました。
購入店に問い合わせてみたところ、本体に埃が入り込み、モーターを故障させてしまうことが度々あるようです。
埃の侵入を防ぐために、バルブステーコンプリートを使っていたはずですが、故障の原因はおそらく前回と同じ。
だって、
紙パックを入れずに掃除機を使ってしまっていたのですから
相方が紙パックを捨てて、バルブステーコンプリートを洗ったあと紙パックをセットせずにしまっていたのを気づかなかったのです(汗
そんな状態で何度使用したかはっきりしませんが、それが今回の故障につながったことは疑う余地もありません。
前回、分解する前に様々なBlogを見てみましたが、どの記事も分解すると本体の中は埃まみれ。
定期的に本体を分解して綺麗にしておけば良いですが、それはそれでめんどくさい。
普段から埃の侵入をできるだけ減らすことが、長持ちさせるコツといえるでしょう。
マキタの掃除機を修理に出す
マキタの掃除機を修理するには、直接マキタに持ち込むか、ホームセンター、金物屋(工具店、プロショップ)に持ち込むことになります。
通販生活から購入したものは、ホームセンター、金物屋さんでは受け付けてもらえない様子。
問い合わせをしたホームセンター、金物屋さんで『通販で購入したものではないか?』と確認されました。
今回は、近くの金物屋さんに持ち込みました。
お店の雰囲気は、いかにもといった感じで入っていくのに多少勇気がいりましたが、掃除機を見せると本体を軽く確認後これなら修理に出せるとのこと。
ホームセンターも含めて、窓口が多いというのはユーザーとしてとてもありがたいです。
我が家の周りには徒歩圏内に4〜5店舗ありました。
修理に出して数日で、見積もり金額の連絡があり、土日を含めて1週間で掃除機が戻ってきました。
修理代金は3,532円。
修理箇所はモーター交換、なぜか、レンズ、ダストパックとなっていました。
ん?レンズ??と思いましたが、流してしまいました(汗
使っていた紙パックをそのままにして修理に出していたからか、通信欄には
『ゴミが溜まっているため、ダストパックの交換をお勧めいたします。』
と、書かれていました。
我が家は紙パックを使っていたので、新品のダストパックが2枚手元にあるのですがそこも流しておきます。
もし、修理に出すことがあれば、使ったまま出すのではなく、ゴミの入っていないダストパックを入れて出した方が良いでしょう。
マキタの掃除機はこう使う
5年前に購入してから、マキタの掃除機ひとつで掃除をしてきました。3階建てのマイホームに移ってからも、家中の掃除、マイカーの掃除もマキタだけで済ませています。
しつこくなりますが、平家やワンフロアの面積が広いおうちの場合は、現在なら多数の選択肢があるはずです。
多層階でテーブル、ソファなどの家具類の隙間をかき分けて掃除しなければならない我が家のような場合、どの掃除機より小ぶりで、パワーがあり、そのパワーがじゅうぶん持続する掃除機が必要です。
そうなると、マキタ一択になります。
シンプルな構造なので弱い部分もありますが、今は対策品も出揃っていますし、たまにお手入れをしてあげればその辺りはカバーできるはずです。
マキタだからといって特別な掃除方法があるわけではありません。
今までの掃除機に対する不満がほとんど解決されて、いつでもサクッとお掃除ができる。
マキタの掃除機を使って変わることといえばただそれだけです。
マキタのコードレスクリーナーを長く快適に使うコツ
使い方が悪かったせいもありますが、二度故障させた私なりの、マキタを快適に使うコツは以下の通りです。様々なアクセサリーが使えるマキタの掃除機。
その中で、最もあると便利だと感じたのはフレキシブルホース。
本体を購入する時に、棚ブラシとセットでホースを1本購入。
毎回出番があるわけではありませんが、ノズルを自由自在に動かして細かい部分までホコリを吸える優れものです。
コンパクトな本体の良さを最大限活かせるので、今まで掃除機で吸うのを諦めていたような場所でも、簡単にお掃除することができます。
レビューでは2本連結して使っている方もいるようですが、1本ではもう少し長さがあれば・・・と感じることも出てきたのでそれも納得。
1本で使ってみて、その便利さに気が付いてから買い足してもいいでしょう。
過去記事では、必須だと思っていた棚ブラシは、最近まず使うことはありません(汗
ブラシに猛烈な勢いで埃がたまり、本当に埃を吸い取れているのか疑問に感じ始めたらかです。
かなりこまめにブラシのお手入れをする自信があれば役に立つかもしれませんが・・・
掃除機の不調は、吸い込んだ埃が本体の中に入り込んでしまうから。
もう少し本体側で何らかの改良が加えられるといいですが、アクセサリーを買い足すことで、かなり埃の侵入を減らすことができます。
マキタの掃除機を長く使いたいなら、多少のお手入れは必要ですが、そのお手入れの回数を減らすためにできることは、紙パック式のモデルを使っている場合、パックをセットするホルダーは、スポンジ付きのバルブステーコンプリートを使いましょう。
最近は、最初からこちらが付いていますが、それ以前に購入した方は、まだスポンジが付いていないバルブステーを使っているかもしれません。
紙パックをセットすると隙間だらけだった従来品と違い、スポンジが付いたおかげで細かい埃が漏れていくのをかなり軽減することができます。
そして、使い捨てできる便利な紙パックの使用をできるだけ控えて、繰り返し使えるダストバックを使いましょう。
修理から戻ってきた掃除機にもこのダストバックがセットされていました。
今まで、せっかくゴミ捨てが楽な紙パック式なのだからと、紙パックを使い捨てていましたが、紙パックよりしっかりしたプラ製の枠が付いているおかげで、密閉性が増し、より一層細かい埃が本体の中へ漏れていくことを防ぐことができそうです。
紙パックから、ダストバッグ(もう一つ高機能ダストバッグというものもありますが)に変えたら、若干吸引力が上がったというレビューも見かけます。
ゴミ捨ての手間が増えてしまいますが、普段はなるべくダストバッグを使用した方が、大切な本体をいたわることに繋がるでしょう。
バッグのお手入れは、水洗いもできるので、それほど気になることもありません。
そして、他メーカーに先行されていたサイクロンユニット。
こちらも必須。
劇的に吸い込みが良くなるとか、そんなことは全く感じませんが、吸引力の低下を防ぐという効果は期待できそうです。
また、埃が本体に入る前にサイクロンユニットに溜まっていくので、本体をいたわる効果、消耗品である紙パックの消費を抑える効果が期待できます。
そして、吸い込んだ埃を捨てる作業も格段に向上します。
サイクロンユニットに溜まった埃は、ゴミ箱の上でぱかっと外して捨てるだけ。
せっかくコンパクトなマキタの掃除機がかさばってしまうというデメリットはありますが、それでも使う価値があるアクセサリーです。
ちなみに、じゅうたん用ノズルも新しくなっているようですが、購入時についている普通のノズル(ヘッド)で吸い込み方はじゅうぶん。
カーペット、フローリング混在の環境ですが、買い足す必要は今のところ感じません。
バッテリーはいまだに元気
コードレスクリーナーの性能を左右する大きな要素がバッテリー。
マキタの掃除機は、使用するバッテリーに合わせて性能が違い、そのため多数のモデルが存在しています。
吸引力、運転時間を決定するのがバッテリーです。
最初に購入を検討したのは5年前。
他社のクリーナーでは、バッテリーがヘタってきたなどというレビューをあちこちで見かけました。
5年前というと、今のバッテリーとは性能的に雲泥の差があるはずです。
購入からずっと、メインの掃除機として使用しても全く衰えを感じません。
買い換えとなると、それなりの出費になるので寿命が長いというのは大きいです。
また、ネットなどで検索すると、純正ではさらに容量をアップしたもの、容量は少ないけれどコンパクトなものと、用途に合わせて選べるというのも便利です。
さらに、社外品で互換バッテリーが豊富なのもいいですね。
価格を抑えたい方は、そういったものを試してみる価値もあるはずです。
その場合は、よくレビューを読んでから、信頼性のあるものを選びましょう。
標準セットになっているバッテリーは3Ahです。
純正、社外品含めて、容量の大小さまざまなバッテリーが出ていますが、標準の容量で運転時間に不足を感じたことはほとんどありません。
これからも、マキタで掃除を続けます
最初に購入した頃と比べると、他の工具メーカー、家電メーカーからも魅力的なコードレスクリーナーが発売されていますが、おしゃれだけどかさばる海外製の掃除機に魅力を感じられません。
マキタの魅力は、普段使いの掃除機として必要最低限の機能を備えていること。
シンプルで、修理にも困らず、いずれ買い換えが必要なバッテリーについても心配する必要はほとんどありません。
たまのお手入れは避けられないと思いますが、さまざまなアクセサリーでかなり対策はできると感じています。
バルブステーコンプリート、ダストバッグ、サイクロンユニットの組み合わせで、修理から戻った本体をノーメンテナンスでどれぐらい使えるのか、ゆっくり見ていこうと思います。
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