急な雨や気温の下がる冬など、1年を通じて洗濯物を部屋に干す機会は多いもの。
我が家では、2Fリビングで室内干しをしていますが、正直、気持ちのいいものではありません。
動線などを考えたらここがベストなのだけどやっぱり憂鬱。
この記事を目にしているあなたは、部屋干しをするためにこつこつストレスをためていませんか?
室内干しはどうしても避けられないことですが、少しでも便利に気持ちよく洗濯物を乾かしたい。
そんな希望を叶えるために、室内干しについて書かれているBlogさんをまとめながら、部屋干しグッズの紹介や購入したヨーロッパスタイルの物干しスタンドをレビューしてみます。
我が家の部屋干しはサーキュレーター+冷暖房がメイン
室内干しというと、雨が続く梅雨を思い浮かべると思いますが、気温が下がる冬も洗濯物が乾きにくくなる季節です。晴れた日でも、気温が上がらず日照時間も短く、しかも厚手のものが増えるので、 朝から干していてもなかなかぱりっと乾いてくれません。
日中外に干していた洗濯物は、夕方頃には室内にいれて乾燥させるなんてことしょっちゅうではないでしょうか。
だから室内干し用のスタンド類は必須のアイテムになってきます。
最初に購入したスタンドは、とりあえず購入したアイリスオーヤマのもの。
マイホームに引っ越して、部屋干しスタンドに大差はないと思って慌てて購入したけれどこれが間違いの始まり。
やっぱり、日用品こそ、それなりに下調べが必要なのかもしれません。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
折り畳めるし、軽くて移動も楽、そこそこ干せるのでそれなりに使用していますが、使用感については、ズボンのような長モノは下についてしまうし、干せる量も4人家族では足りない、すべてにおいてもう少し・・・といった感じのものです。
もの凄く気になるのは、写真のように下側のタオルを干すためのバーを出すと、その上にあるバー(写真左側、足拭きマットがかかっているところ)がほとんど使い物いならなくなることです。
下側のタオルをかけるバーも、高さが微妙に足りなく、長いタオルはちょっと厳しい場合もあります。
これひとつで気持ちよく干せるのは2〜3人ぶんといったところでしょうか。
スタンド自体は軽いので、あちこち場所は試していますが、来客のない普通の日は2Fリビングの入口の脇で室内干しをしています。
ここは、目について気持ちのいい場所ではありませんが、機能的に考えるとちょうどエアコンの正面。
2Fリビングは、動きの起点になっているので、例えば入浴前や就寝前に、ここから必要なタオルや衣類などを持っていってもらうのに都合がいいというわけです。
家族全員がほとんどの時間を2Fリビングで過ごしているので、夏でも冬でもエアコンをつけるのはほぼここだけ。
光熱費の面からも、見た目はともかくここが理にかなっているのです。
ボルネードのサーキュレーターは、主に冷暖房の効率をあげるために使用していますが、空気がそよそよと動くので、それでもじゅうぶん洗濯物を乾かすために役立っています。
浴室乾燥ができるバスルームを備えていますが、もともと設置されている竿1本ではキャパも足りないし、ぎゅうぎゅうに干してもそれほど乾かない。
光熱費もむだにかかりそうで、よほどのことがない限り使いません。
もろもろのことを考えると、今の状態が便利なのかもしれないけれど、やっぱり気持ちのいいものではない。
2Fリビングで室内干しをするにしても、このスタンドはそろそろ限界。
慌てて購入したスタンドの不満な点をまとめておきます。
- それほど効率良く干せない
- たためるけれどサイズがかさばる
- 干したまま移動が困難
- パーツが抜けてしまう
- それなりにスペースを取る
- 背が高いので目障り
というわけで、室内干しについて書かれているBlogさんを調べてみました。
室内干しについて参考になるBlog
皆さんはどんなふうに室内干しをしているのか?気になったので片っ端から調べてみました。
まずは、部屋干しというと仕方なくというマイナスなイメージもありますが、それなりにメリットもあるようです。
積極的に部屋干しをするメリットについて書かれています。
部屋干しは、外干しに比べて乾きが悪いし、生乾きのときのイヤな臭いが気になるから、できるだけ避けたいという方も多いはず。しかし、プロのクリーニング職人さんは断然部屋干し派なんだとか。そこで、今回は部屋干しの気になる臭いを抑えるコツやアイテムをご紹介しています。
ここからは、部屋干しについて書かれている方の記事。
様々な工夫や、便利なグッズが紹介されています。
簡単DIYで室内干しスペースを増やす - とにかく気楽に暮らしたい。
リビングルームの天井に、フックとワイヤーで物干竿を引っ掛けられるようにDIY。
これなら、スタンド的なものに床面スペースを占領されなくてスッキリですね。
天井も、壁と同じように下地のある場所に設置する必要がありますが、比較的簡単に設置できそうです。
用意する部材も、2,000円あればおつりがくるほど、コストパフォーマンスにも優れています。
部屋干し(室内干し)用物干し竿天井吊りキットがとっても便利!
洗濯物は、ほとんど室内干しをしているという方のBlog。
やっぱり天井に物干し竿の組み合わせ。
専用の便利なグッズが紹介されています。
天井から吊るすとなると、気になってくるのはどれぐらいの負荷になるのかがわかりにくいこと。
専用のグッズを使えば、重量を目視できる機能もついているのでかけすぎてしまうこともなくなり安心ですね。
室内干しには除湿器とサーキュレーターが最強です | ちゃんとしたブログ
どうして室内干しをすると洗濯物がなかなか乾かないのでしょうか?
原因は湿度や気温など、いろいろとあるとは思いますが、一番大きな要因として考えられるのが「風」。
洗濯物が乾くスピードに最も影響を与えるのが「風」で、洗濯物の表面を空気が流れる際に洗濯物の水分を奪うために洗濯物が早く乾くのだそうです。
サーキュレーターと除湿器の組み合わせが紹介されています。
ボルネード3台のうち1台を室内干し用として使用。
スタンド+サーキュレーター、我が家とほぼ同じような組み合わせです。
オシャレかつ機能的な室内物干し「ソライエ」使用レポ。 | cobacco works
やはり、生活感が出やすい所こそ、機能性だけでなく見た目にもこだわりたいなと今回改めて思いました!
そうするのが手っ取り早く生活感を隠せる秘訣だと思うし、何より毎日目にする物だからこそ、好きな見た目であって欲しい!(見た目が好きじゃない・・・は後々かなりのストレスになり得ます^^;)
生活用品こそ、とりあえずや間に合わせで買わずに、よくよく吟味して購入したいですね。
タイトル通り、オシャレで機能的なソライエを使って室内干し(リビングとても素敵)。
窓枠に取り付ける必要がありますが、天井に設置するより難易度は低そう。
12キロまで対応というのも魅力です。
web内覧会 室内物干1:日当たりと引き換えに 得たものは - 20年後も素敵な家
こちらは、室内に専用の物干スペースを確保。
ひとこと。
うらやましい!
こだわりのポイントなどが詳しく書かれているので、これからお家をと考えている方に参考になりそうです。
室内物干しワイヤー『pid』がシンプルで便利でおすすめ! - 節約+シンプルライフでやさしい暮らし。
我が家と同じような物干しスタンドから、室内干しワイヤーpidに乗り換えた方の記事。
ふだんは目立たず、必要ならさくっと使える便利さがいいですね。
10kgまで対応、壁面への取り付けが必要になります。
9/10 ブルックリンランドリールで洗濯干し! : おうちづくりと雑貨の日々。
こちらも、使わない時は目立たない、ブルックリンランドリール。
屋外での使用例(本当は屋内専用)。
15kgまで、ちゃんとハンガーなどが固定できるようになっているスグレモノ。
kakalの室内物干し。- のほほん。
アルミ素材のシンプルな物干しスタンドkakalのレビュー記事。
キャスター付き、シャツやワンピースが干せるなどの条件を満たしたのがkakalだったそうです。
室内物干し:momomo's shopping:So-netブログ
家事の中でいちばん嫌いなのが洗濯というブロガーさんが選んだのは、床から天井に向かってつっぱる洗濯ポール。
おしゃれとはほど遠いと書かれていますが、省スペースで5人分の洗濯物を室内干しできるというのは魅力です。
これなら、ちょっとしたスペースを有効に活用できそう。
くらしんぼ ◇◆◇ 「書き手」河野真希×「しゃべり手」小柴寿美子=【キュルッシュ】のブログ » ヨーロッパスタイルの物干しスタンド
気になっているヨーロッパスタイルの物干しスタンドについてわかりやすく書かれています。
ドイツのライフハイトが有名ですが、この記事で使用されているのはカサシ。
ライフハイトも、カサシもバリエーションが豊富で便利そうな物干しスタンドが目につきます。
特に景観という意識の高いドイツでは、堂々と洗濯物が見える外干しということは難しいので、こういったグッズが発達しているようですね。
scopeさんより届いた、かっこいい大物♪と、気になる今夜の限定入荷… : 古く小さく愛しいわが家
ドイツのSIDE by SIDE、木製の物干しスタンドのレビュー。
このスタンドは、牧瀬里穂さんのオフィシャルブログでも紹介されていますね。
入荷数が限られているので、とにかく入手が困難な物干しスタンドです。
場所は取りそうですが、目につく場所に置いてもおしゃれです。
おさらい 室内干しを便利に楽しくしてくれそうな物干しスタンド
さまざまな物干しグッズが登場したので、気になったものをまとめます。
ヨーロッパスタイル
SIDE by SIDE サイド バイ サイド
SIDE by SIDEの物干しスタンドについては、スコープで詳しく紹介されています。
夢を見させてもらえる素敵な記事です。
なんといっても見た目のオシャレさでは木製のSIDE by SIDE。
価格がそれなりにすること、木製の耐久性がどれぐらいなのかということが気になります。
ヨーロッパスタイルの物干しスタンドは、かなり実用性が高そう。
カサシのエレガントは、物干しスペース16m、物干し竿(2m)8本分に匹敵するスペースを確保しています。
重量は1.9kg。
ヨーロッパスタイルのスタンドは、上からさくさくっと干していけるのもいいですね。
ライフハイトは、そのままバスタブにいれて干している写真がショップページで紹介されたりもしています。
15年使用しているという記事も目にしましたので、それなりに耐久性も。
ただし、ハンガーを使わずそのまま二つ折りにしてかけていくと、たくさん干すことはできますが、乾きにくいというデメリットもでてきます。
両メーカーともとにかくユニークな物干しスタンドが揃っているので一見の価値あり。
このまま2Fリビングで室内干しを続けるなら、SIDE by SIDEも含めたヨーロッパスタイルのスタンドが便利だと考えています。
横に長い形状は、ソファー(リーンロゼ トーゴ3人用)の後ろの窓際スペースにぴったり。
スタンドはかさばりますが、外でも使えるというメリットがあるからです。
いる時だけつかう (施工が必要)
必要な時だけ引っ張りだす、ロープ状のものを記事にしているブロガーさんも目立ちました。
圧倒的に人気なのは、pid4M。
干せる量(耐負荷)は、ベルト式のブルックリンランドリールの方が勝っています。
風を当てて乾燥させてもハンガーがズレない機能性も備えています。
どちらも石膏ボードの壁にネジを使用して固定します。
下地を見つけるのは、特別な工具もいらないので、やる気さえあれば比較的簡単なDIY。
とにかくコンパクト。
pid-4mは、かなり値段が下がってきています!
天井から吊るすグッズを使う記事も多数見かけました。
こちらも、壁にフックを付ける時と同じように下地を探し、ネジを通さなければなりません。
簡単な部類に入りますが、脚立必須。上を向いての作業は手こずるかもしれません。
スッキリはしますが、物干し竿をセットするという手間の発生と、急な雨の時の対応を考えておく必要もあります。
上位モデルには、その手間を解消する昇降式のものもあります(耐負荷8kg)。
もっともスッキリ、かつ頑丈そうなのはsoraie。
12kgの重量に耐えることができます。
窓枠のサイズが合うかどうかも要チェック。
後日、同じメーカーから出ているデザイン違いのフレクリーンを購入しました。
施工が必要でしたが、なかなか良い結果だったので参考にどうぞ。
縦のスペースを使う
スペースがじゅうぶんにあれば、そもそもそれほど困らないのかもしれませんが、限りあるスペースを有効に使うには縦のスペースを使うというのもあり。
ひとつ不安があるのは、天井につっぱって大丈夫かということ。
それほど天井に強度があるわけでもないので、少し慎重にセットする必要がありそうです。
コンパクトな反面、バスタオルのような広げて干したいものは工夫がいりそう。
どのグッズを選ぶにしても、重量以外に、干した時に衣類と衣類の間隔を確保できるかなどもチェックポイント。
ドイツの物干しスタンド『ライフハイト』に買い換えた
慌てて購入した物干しスタンドも、あちこちにガタがきたので、予てから気になっていたヨーロッパスタイルの物干しスタンド、ライフハイトに買い換えました。
結果は、想像以上の使いやすさに大満足。
ライフハイト ペガサス120 コンパクトに決めた理由
それほどスペースに余裕のない我が家。
4人家族の洗濯物を全てひとつのもので済まそうと考えると、どうしても無理が出てしまいます。
例えば、タオル類は浴室で、衣類は部屋の片隅でなど、工夫が必要になってきます。
それほど高さのない、部屋の空きスペースを使える物干しスタンドが便利だと考えました。
そうなると、選択肢はヨーロッパスタイルの物干しスタンドということになってきます。
ライフハイトには、レビューで高評価を得ている大きめのペガサス200というモデルもありますが、浴室乾燥(浴室で竿とスタンド併用・浴室にタオル、部屋にスタンドを使用など)も考えてひとまわり小さめのペガサス120にしました。
容量や機能面で多少見劣りしますが、小回りが効くという部分、今まで使っていたスタンドと比べ物にならない使用感の良さにおおむね満足しています。
こちらの動画は、ペガサス200デラックスになりますが、基本的にはペガサス200と同じものです。
初めてヨーロッパスタイルの物干しスタンドを検討している方は、どんなものかこの動画でイメージがつかめるはずですよ。
サイドについている赤い小物用のピン。
差し込むだけで小物が干せる優れもの・・・この機能が欲しければ国内ではペガサス200という選択になります。
スペースにじゅうぶんな余裕がある方は、ペガサス200をお勧めします。
使用感抜群だった!ライフハイト ペガサス120 詳細
詳細がよくわからず、心配だったワイヤー。
10年以上使っているという方もの記事も目にしましたが、それもうなずけるほどじゅうぶんしっかりしています。
広げると、長さ155cm。
ペガサス200と比較して、約20cmコンパクトになります。
開閉も簡単ですが、きちんと手応えがあるまで脚の部分を開ききること。
たまに脚が閉じてしまったというレビューを見かけますが、きちんと開ききっていればまず問題ありません。
折りたたむと、かなりコンパクトになります。
これなら、ちょっとした家具の隙間などに収納しておくことができます。
収納時に目につかないというのがとってもいいです。
これだけでも、国産のスタンドから買い換えてよかったと思えます。
ライフハイト ペガサスを使う
さっそくヨーロッパスタイルの物干しスタンドに洗濯物を干していきます。
この日は、急な豪雨に注意という予報だったので、いつでも取り込めるようにスタンドを使ってみました。
物干しスタンドは、だいたい腰ぐらいの高さになっています。
初めて使うと、どうやって干していけばいいのか迷ってしまいますが、上から洗濯物をサクサクとワイヤーに引っ掛けていけばOK。
それほどシワを気にしなくていいものなら、いちいちハンガーを使わなくてもいいし、想像以上に洗濯物を干すという作業がはかどります。
厚手のものが増える冬場はさすがにハンガーを使用することになりますが、意外と干す場所を選ぶタオル類はもちろん、靴下などの小物類も洗濯ばさみを使ってワイヤーにとめていけばOK。ジャラジャラとしたピンチハンガーを使わなくてもよくなり地味に便利。
広げたウィングの部分には、フェイスタオル、細身のTシャツなどをちょうど干せる幅が確保されています。
今までのスタンドと比べると、とっても楽に洗濯物を干し終えることができました。
しばらくしたら、予報通りどんよりとした雲が広がってきました。
今までだと、外から中に移動するのはかなり無理がありましたが、このライフハイトなら、広げたウィングを閉じてそのまま部屋の中に移動可能。
これには感動。
予定通りソファーの後ろ側、リビングでも1番邪魔にならない場所に設置することができました。
写真を見ると、大きい方でもよかったかなぁ・・・とも思えてきますが、ひとまず予定通りで大満足。
改めて、ヨーロッパスタイルの物干しスタンドの使い勝手の良さに感動してしまいました。
コンパクトさを優先させたので、4人家族の我が家には容量的に多少物足りない部分はありますがこれでもじゅうぶん。
冬場は、浴室乾燥と併用して、効率よく洗濯物を乾かそうと考えています。
最初から、このタイプのものを購入しておけばよかったかな・・・
容量重視、スペースに余裕がある方には、断然ペガサス200をお勧めして、このレビューを締めくくります。
室内干しまとめ
とりあえず必要そうなので購入した、国産の物干しスタンド。4人分の洗濯物をたっぷり干して、外で使ったり、部屋で使ったりそれなりに活用していましたがぐらつきも気になりはじめてきました。
このタイプ、2本のパイプを使えると思っていましたが、条件付きというのが実情で、あまり快適なものではありませんでした。
部屋干しに物干しスタンドの購入を考えているなら、真っ先にライフハイトなど、ヨーロッパスタイルの物干しスタンドを検討するべきです。
室内干しの場所としては、専用のスペースがない場合、調べてみた結果リビングが多いようでした。
一年を通じて室内干しする機会は、想像以上に多いもの。
毎日の家事で、ちょっとしたストレスを貯めないためにしっかりと対策をしておきたいですね。
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