そよかぜスタイル

ムーンスターの超ローテクスニーカージャガーを購入!裸足のような履き心地が新鮮すぎた

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ムーンスター ジャガー 久留米
MOONSTAR JAGUAR



復刻した国産スニーカー、ムーンスターのジャガーを買ってみました。
今回は、体育祭を控えた長男のジャガー エースGとお揃いが実現。

とてもテンションがあがってしまった相方が、ふたつのジャガーを比較しながら、購入後のレビューと、紐の通し方や染め方など、ローテクスニーカーをとことん楽しむために記事にしてみます。



理屈抜きでテンションMAX!超ローテクスニーカー

ジャガー、パンサー、クーガー・・・この名前を聞いて、心ときめく人が少なからずいると思います。

もちろん、この記事を書いている相方も、思わず反応してしまううちのひとり。

海外スニーカーが街にあふれる以前、スニーカーといえば国産ネコ科のみっつが少年たちの心をわしづかみにしていました。
当時、スーパーカー、ブルートレイン、紐つきスニーカーに胸を踊らせていた人はたくさんいるはずです。



ムーンスター ジャガーエースG
JAGUARのロゴ 今もなぜかときめきます



そんな人気スニーカーだったムーンスター『ジャガー』は、かなり探してまわっても取扱店が見つかりませんでした。
スクールショップも探しまわってみたのですが、現在、そういったお店でも主力はジャガーシグマになっているようです。

そんなわけで、ジャガー購入の機会がなかったのですが、中学校生活最後の体育祭を控えた長男から

今履いているスニーカーだとゆるいから走りにくい
もう少しフィットするスニーカーが欲しい

でも一緒に買いにいくのは嫌

そろそろ自分のスニーカーも購入したかったので、新旧ジャガーを通販してみることにしました。

ムーンスター ジャガーの購入先

両モデルを扱っているショップを探してみましたが、見つけたのは楽天に一店舗。
こちらのショップさんでは、両モデル取扱いがあったものの、ネイビーの取扱いがなく断念・・・
復刻版のお値段が最安値です。



ジャガー エースG(通学用)を購入したのは、取扱いサイズも豊富だったこちら。



ジャガーカスタム(復刻版 日本製)を購入したのはこちら。
気になる送料は、レビューを書けば無料になります。



注文後、スニーカーが到着。
箱を開けて見ると、懐かしいJAGUARのロゴが。
自分用に購入した、ジャガーカスタムの箱を開けた瞬間より、テンションが確実にあがってしまいました。

さっそく、長男が試着。

これは凄い!これなら絶対速く走れる!!

超ローテクスニーカーのシンプルさが長男には新鮮だったよう様子。
かつて自分が胸をときめかせていたスニーカーを気に入ってもらえて感無量です。


ムーンスター 新旧ジャガーのサイズと履き心地

ムーンスター ジャガーエースGとカスタム
ゴム底の風合いは同じように見えます



通販で靴を購入する時に、最大のネックはサイズがよくわからないということ。
初めて購入するメーカーの靴ならなおさらです。

先ほど書いた通り、国産で復刻したカスタムも、学校指定の定番と勝手に思っていたエースGも、実物を見る機会が得られませんでした。

ジャガーエースGのレビューやショップコメントを見ていると、『小さめ』『ワンサイズアップ』『サイズ大きめ+中敷き』をお勧めしているようですが、足を通すと想像以上にゆったり目です。

ジャガーエースG

長男用に購入したのは、メイドインチャイナのジャガーエースG。
通学用のクツは、白ベースで2色までという校則のもと、こちらを選ぶことにしました。
現在は、体育館シューズとしてなどと書かれているショップさんもあったりしますが、外履きスニーカー、通学シューズの定番でした。
私たちが履いていたのと同じ靴を子どもが履くなんて思ってもいなかったこと。
世代を超えて使い続けていけるものは、そうそう見当たるものではありません。

通学に使用している靴は、ナイキの通学用シューズ28cm。
購入は、28cm。



少しタイトなものが欲しいということだったので、購入サイズに悩みましたが、紐をきつめに締めてほどよいフィット感が得られるようです。

ジャガー カスタム

ムーンスター ジャガーカスタム
MADE IN KURUME



自分用に購入したのは、メイドイン久留米で復刻したジャガーカスタム。
普段、パトリック44を履いているので、27cmを購入しようか迷いましたが、ジャガーエースGの方で小さめというコメントが目立ったので27.5cmを購入。



スニーカーにどの程度のフィット感を期待するかによりますが、足を通してみるとけっこうゆったりした感じ。
ジャストサイズで購入しておけばよかった。。
ちなみに、こちらはキャンバスではありません。

ジャガーの履き心地




現在国内3か所にしか残っていないバルカナイザー(加硫釜)を持つ老舗シューズメーカーです。 ファインバルカナイズの特長は、熟練した職人の手による美しいフォルムと、柔らかな履き心地です。バルカナイズ製法では無理な加圧がなく、 ゆっくりとキャンバススニーカーのゴムを蒸着させるため、量産品にはない細部まで美しい仕上がりが可能です。 そして創業140年、日本人の足を知り尽くしたムーンスターならではの精巧な足型を使い、足入れ、履き心地、歩き心地にまでこだわった極上スニーカーが誕生しました。 これまでたくさんのキャンバススニーカーを履き継いできた方々にこそおすすめしたい自信のスニーカーです。こちらのJAGUARは1970年代ランニングブームを支えた往年の名機ジャガーカスタムGの復刻。とにかく軽さを求めたナイロンアッパーと 軽量化されたラバーソール。当時の足型を使うことでクラシックなシルエットもそのまま再現しました。 各部合成スエードとの組み合わせも当時を偲ばせるディテールです。

http://www.amazon.co.jp/dp/B00TS58OZ6/ref=cm_sw_r_tw_dp_gu5-vb1DGRWBVより


履き心地はひとことで表すと柔らか。
今のスニーカーのようにホールド感は全くなくとてもソフトで軽いです。

まるで裸足でいるような感覚

現代のスニーカーに馴れ切ってしまった今となっては、こう表現しても過言ではないでしょう。
好みの問題ですが、中敷きを組み合わせるという必要は感じられません。

国産、チャイナ、ふたつのジャガーは、とにかくコストパフォーマンスにも優れています。
さすがに3,000円以下で購入できてしまうチャイナのジャガーにはチープさが目立ちますがそれでも雰囲気満点。



ムーンスター ジャガーエースG
キャンバス製のジャガー エースGの方が若干硬めの印象



本体の素材が違うので、若干、履き心地(ソフト感)が違ってきますが、やはり本体横のジャガーのロゴがあるといいですね。
キャンバスのジャガーエースGの方が少し硬めです。

まっ白はコーディネイト的に厳しいと感じ、自分用にはネイビーがあるカスタムを購入しました。
うまく履きこなす自信があれば、試しに安価なジャガーエースGを購入するのもありです。

とにかく、シンプルで足元がスッキリしますよ。

ローテクスニーカーを楽しむ 靴ひもの通し方


ムーンスター ジャガー 復刻版 靴ひもの通し方



せっかくクラシカルなスニーカーを購入したので、靴ひもの通し方を考えてみました。



ムーンスター ジャガー エースG 靴ひもの通し方




調べてみると、いろいろな通し方があります。
結び目隠し(で通して、結び目隠さず)と、定番のアンダーラップになりました。
参考にしたのは、3つのサイト。
2番目のサイト・・・せっかく内容が濃いのに、背景がちかちかしすぎて見にくいのが残念・・・・





ローテクスニーカーを自分の色に染める


ようやく購入を決めたスニーカーでしたが、カラーの選択肢がなさ過ぎ・・・
カラフルな復刻版も、わりとはっきりしたカラーばかりです。

キャンバス製のジャガーエースGの方は、白ベースしかありません。

はっきりって、この白さ、見ているぶんにはいいけれど、履きこなす自信がありません!!
ですが、ジャガーエースGは、染めやすいキャンバス素材。
シューズ自体がとってもお手頃なので、染める前提で購入もありかと思って調べてみました。

スニーカーをアレンジする為に必要なもの

さぁーっと駆け足で調べてみましたが、気になったのは「染めQ」と「DYLON プレミアムダイ」。
スプレータイプの染めQは、スニーカー全部を"塗装"するというよりは、ライン、ソールなど、アクセントとして部分的にカラーを変えたい時に使えそうです。

スプレータイプなので、マスキングなどを駆使してアレンジが楽しめそう。
お手軽な反面、コスパがよくないです。

染めるのに数本必要などのレビューを目にするので、スニーカーの場合、ワンポイント、アクセントとしての使用がお勧めかと思います。

スプレーでの塗装は、考えているよりやってしまった方がはやいです。
過去記事を参考にしてください。



染めQでスニーカーを塗り替えた方の記事はこちら。
ひとつは、ホームセンターのBlogです。





もうひとつ気になっていたのがダイロン。
カラーバリエーションも豊富な染め粉です。
温度管理をしながら漬け込む作業が必要ですが、基本、ゴム、金属などは染まらないので、キャンバス素材のスニーカーを染めるのにはもってこいですね。
ちなみに、温度低下の気になる冬より、暖かい季節の方が染めやすいようです。
染め方は公式ブログで紹介されています。





後日、白いジャガーをダイロンで染めてみました。




次に見たページでは、布用のペンや絵の具を使ったスニーカーのリメイク術が紹介されています。
とっても参考になるリメイク術が満載です。

こちらの記事で紹介されていたのが、ファブリックマーカー。
これは、知りませんでした。レビューを見ると、耐久性にも優れているとのこと。使えそうですね。



ローテクスニーカーまとめ

ムーンスターのスニーカー
ムーンスター3兄弟



日本に居ながら、いったい身の回りでどれぐらいメイドインジャパンのものを使っているのか?
そんな疑問をもちつつ、日本製スニーカーを選んで履いてきました。

子どもの頃、胸をときめかせていたスニーカーが、今でも、日本で製造されているというのは奇跡のようです。
購入後、期待を裏切らない履き心地に大満足。

微妙な年頃の長男が、お揃いのスニーカーを喜んでくれたのが、なんだかよくわからないけれど嬉しい。

まとめると、日本製に拘るなら、驚くほどソフトな履き心地のジャガーカスタムを、まっ白なスニーカーを履きこなせるorアレンジのベースにするならジャガーエースG。
古いけれど新感覚なローテクシューズは、どちらを選んだとしてもお気に入りの一足になること間違いなし。

かつてのスニーカーブームを知らない人にとっても、裸足のような履き心地で、足元をすっきりと演出してくれるはずです。


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