JIELDE DESK LAMP -CLAMP
『家具や雑貨、家電など、どうも気に入った色がない』、『ずっと使い続けてきたけれど模様替えに合わせて色を変えてみたい』。
などなど、あなたの身の回りにも、カラーについての悩みや希望がひとつぐらいありませんか?
だけれど、ペンキの塗り替えって大変そう。
金属にどうやってペンキを塗ればいいの?
なかなか思い切りがつきませんでしたが、デスクランプ、ホワイトのジェルデを写真の通りモスグリーンに。
スプレー缶のペンキを使って塗り変えてみました。
塗ってみるとたいして特別な道具なども使わず、思っていたより奇麗にできました。
ペンキの塗り方について参考にしたサイト、実際に再塗装してみて感じたことなどを詳しくアップしてみます。
今回は、リペイントについて書かれているサイトさんを厳選して紹介しながら、リペイントの流れ、感想をまとめています。
分解については、塗りたいものによって違いますが、モノを分解する時に抑えておきたいことに焦点をあててまとめています。
そんな風に思っている人は、案外たくさんいるのではないでしょうか?
Before Tivoli Audio Model One Jielde
でも、ペンキを塗るのはとっても難しそうで、特別な道具とか準備とか大変そう。
それに、塗って失敗してしまった時のことを考えると、手間も時間もかかりそうだしかなり勇気がいりますよね。
過去記事『デスクの環境を風水的に整えるために最低限しておきたいこと』で、模様替えした書斎のデスクランプの色を変えたくてずっと悩んでいました。
一度挫折した机のペンキも後々は落とす方向で考えているし、グリーンを使ったインテリアにしたい。
風水的にも書斎のデスクはモノトーンだとよろしくないと書かれています。
脱モノトーンへの第一歩として、デスクランプのカラーを変えてみようということになりました。
今回ペイントしたのは、このランプ。
本国ではかなりカラフルなジェルデも、国内で販売されているカラーはかなり限られています。
金属にペンキなんて難易度高そう。
だから、なるべく簡単に、安上がりに(←これ重要)塗り直す方法はないかと調べていたのですが、なんだか簡単にできそうということがわかったので、相方の協力を得て(※本人もペンキの塗り替えにかなり乗り気)ダメ元でやってみることにしました。
仕上がりはご覧の通り。
もっと酷いことになるかと思っていたら、かなりいい感じになったので、まずは参考にさせていただいたサイトさんをまとめておきます。
いかに簡単に奇麗な仕上がりを得るか?かなり濃い記事が満載で、とても参考にさせていただきました。
いろいろと読みあさったのですが、サイトによって書かれていることが微妙に違ったりして、調べれば調べるほど迷ってしまってなかなか作業に入れなくなってしまいます。
参考にさせていただいたサイトを厳選しておきます。
こちらでは、今回のコンセプトにぴったり。
何度も読み返したサイトさんです。
こちらもバイク。
クリアーは完全に乾燥後に塗ろうかと思っていましたが、こちらのページを見て乾く前に吹き付けることにしました。
カメラも、金属製で可動部分があるので、とても参考にさせていただきました。
細かい所のマスキングに使えるアイテムやペンキをしっかり付着させるために便利なアイテムも紹介されています。
車を刷毛・ローラーで全塗装のススメ - 塗料の日塗工・マンセル値の色合わせの調色屋
すごい・・・
勇気が出ます。ちょっとした小物ぐらいならできる気がします。
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金属やガラス、家具、門や壁、アンティーク風になどなど、シーン別に塗り方、必要なものなどが簡単に解説されています。
お部屋をリペイントしている事例集なども充実。
かわいいペンキも揃っているので、インテリアを意識してペンキを塗りたいならまずはここ。
今回使った水性ペンキ缶
今回のリペイントの手順。
1の分解は、作業性をアップするため。
最初は、マスキングだけして最低限の分解にとどめようかと思いましたが、かえってめんどくさそうなので分解しました。
結果からすると分解して正解です。
2の下地作りは、塗装で最も大切なことと書かれている所ばかりでしたが、今回は、白いものに塗るので下地まではできています。
もともと塗ってあるペンキを活かして、そのままヤスリがけのみにしました。
※もともと白いもの、グレーのものを塗り替え予定の方は、下地として利用することを考えた方が時間も出費も抑えられます。
けっこう設備や機材がいるかと思っていましたが、実際にやってみると簡単なものですみました。
1のペンキについては、ウレタン、エナメル、ラッカー(強度順)、水性、油性など調べれば調べるほど訳が分からなくなります。
もともとのペンキをそのまま下地にするので、塗りあわせに問題がなさそうなエナメル系のスプレー缶で塗ろうと思っていましたが、結局ラッカー(水性)にしました。
クリアーはいらないという説もありますが、表面の保護のためにも塗りました。
カラー、クリアーとも同じメーカーの同じシリーズで統一しました。
2のヤスリについては、元のペンキの表面を傷つけて塗装がしっかりつくようにするので必要。
ペンキの下地として評判のミッチャクロンは今回は使いませんでした。
3のマスキングテープは、塗装をするなら、ほぼ何を塗るにしても必須。
マスカーは使いませんでした。
4のパーツクリーナーは、塗装前の洗浄に。
塗るものの表面に油分が残っているとペンキがうまくのらないとのこと。
5のダンボールやブルーシートなどは、塗装中にペンキが散らないようにするために。
ダンボールは大きいものをホームセンターでもらってきました。
使わなくなったカラーボックスがあったので、それも使って塗装しました。
クリアーを塗ったあと、コンパウンドで仕上げると書かれているサイトもありますが、どうしても気になるなら後からでもいいと思います。
ちなみに完成後、塗装したランプを見てみましたが、コンパウンドで磨く作業の必要は感じません。それぐらいいい感じにツヤが出ています。
分解のための工具、クレ556なども使いましたが、モノによっているものが変るので除外しておきます。
分解前に詳細に写真を撮っておきましょう
ジェルデのジョイント部分
まずは、ジェルデを分解するところから始めます。
分解自体は誰でもできるぐらい簡単ですが、元通りにしなければいけないので、分解前、分解途中の写真をたくさん撮っておきましょう。
組み立てる時に、どっち向きだったかな?という時にきっと役立ちます。
クランプの中
ジェルデの配線
左右対称や円形の部品には、必ずもとの組み合わせに戻るように印を付けます。
今回はマジックで書き込みましたが、シールやテープを貼って目印にしてもいいですし、ひっかき傷を付けてもいいです。
必ずまったく同じに戻せるようにマークを付けましょう。
そして、マジックでマークを付けた場合、塗装を塗って消してしまわないように。
必ず完成した時に、マークが確認できるようにしておきましょう!!
ジェルデの分解完了!
分解自体は、案外あっさりしていました。
分解中も写真を撮っていましたが、分解したネジやワッシャー、ナットなど、必ずもとの順番、もとの組み合わせ、もとの方向で組み立てる時まで保管しておきましょう。
理由は、部品の正しい組み合わせがすぐにわかるようにしておくためです。
面倒だけれど、これ重要!!
ジェルデのシェード ステッカーも外します
このジェルデのタグはステッカー時代のもの。
マスキングテープで隠しておこうか悩みましたが、全体にヤスリがけをしなければならないので剥がすことにしました。
シールは、ドライヤーで熱を加えていくと粘着力が落ちて剥がしやすくなります。
強力なテープをきれいに剥がしたい時などにも有効な方法なのでお試しあれ。
今回使用した紙ヤスリ
手前がヤスリがけをしていないアーム 奥がヤスリがけをしたアーム
ヤスリがけをしたジェルデのシェード
分解が終わったら、紙ヤスリで塗装予定の面をすべて磨いていきます。
表面の光沢がなくなる程度にヤスリがけをしました。
紙ヤスリを水に濡らして、または石けん水を付けて磨くと傷が深くならずにいいそうです。(だから耐水ペーパーなんですね!)
もともとの塗装を下地として利用するので、ヤスリがけはそれほど大変ではありませんでした。
塗装が終わったら、パーツクリーナーで全体を拭きあげます。
マスキング終了!
マスキングは、塗装しない面を隠す作業です。
今回は、シェードの内側、関節内部の電気の接点などにペンキがつかないように覆っていきます。
マスキングテープを使いましたが、曲線をなだらかにマスクする場合、ビニールテープを使うとけっこう便利です。
広い面を覆うために使うマスカー(テープに20cmほどのビニールや紙の帯がついているもの)を使う場合もありますが、今回、シェードの内側はビニール袋で代用しました。
マスキング自体も細かいことは必要なかったので、たいしたことはありませんでした。
アームに割り箸を通していますが、このパーツだけは置いて塗装できないので、吊るしてスプレーを吹きかけたり、乾燥させるためです。
塗装後の乾燥についても、どのように乾かせばいいのかをしっかりイメージしておきましょう。
マスキング中に素手であちこち触ったので、もういちど簡単にパーツクリーナーで表面の油分を拭き取ります。
このとき、パーツクリーナーをマスキングテープに直接かけてしまうと剥がれてしまうので、この段階では軽く掃除するだけで。
あとは、極力大きなダンボールを調達して、なるべく風がない、お天気のいい日を待つのみ。
※塗装は、暑すぎず、寒すぎずが最適なようです。
塗装中のジェルデ
今回は、自宅の庭で塗装することにしました。
大きなダンボールを数個(部品の点数ぶん+α)使って、その中でスプレーをしていきます。(ここからは相方にお願いしました)
アーム以外の部品は、プラスチックの衣装ケースも使いました。
スプレーするとけっこう広がるので養生はしっかり目に。
水性スプレーの場合特に、周りに水を撒いておくと、万が一の時も落としやすいと思います。
あちこちにしっかり水を撒いてから、塗装を始めました。
乾燥中のジェルデ
塗装は、数回に分けて薄めに塗り始めるのがポイント。
1回でムラが無くなるように塗る必要はありません。
3〜5回ほどで塗装を完了させるように。
また、重ね塗りの間隔(※例 1回目と2回目)ですが、塗装が乾く前に塗り始めること。
最終的にクリアーを塗装する時も、色が完全に乾く前(塗装が終わってから5~10分程度)に塗りました。
スプレー缶から噴射されるペンキが細かくなるように、バケツにお湯をいれて缶を温めます。
※熱湯とか爆発するかも知れないからダメ!!人肌ぐらいで。
今回は、気温もそれほど低くなかったので1本の缶を温めながら使いましたが、小さい缶を2本使用して交互に使っていく方法をとると完璧です。
拭きはじめ、拭き終わりは、モノがないところから始めて、モノがないところで終わるようにする(はみ出すようにスプレーを吹く)。
塗装面に向かって、スプレーを直角に保つ。
塗装面に近づきすぎない。(20cm〜30cmで塗りましょう)
離れれば離れるほどムラはおきにくい、けれど、ホコリを巻き込みやすい。
近いとムラになりやすい。
塗装面との距離、スプレーを動かすスピードは一定に。
塗る時はいつも片道。
スプレーを押しっぱなしで往復させない。
スプレーは軽く押さない。半押しとかダメ!しっかり押す。
乾燥中にホコリやらの付着があるかと思いましたが、気になるほどではありませんでした。
一日お天気に恵まれたので、夕方までこの状態で外で乾燥させていました。
塗装している時間は、あっという間。
家事やら何やらしていたら、え?もう終わったの??っていうぐらい。
塗装を担当した相方は、もちろん初めてのペンキ塗りでしたが、こんなにきれいに塗装できるなんて思ってもいなかったとのこと。
水性のペンキの方が匂わないといわれますがけっこう匂います(乾燥後の性能は、油性、水性ほぼ変らないとのこと)。
組み立て前のジェルデ
ステッカーは両面テープで貼付け予定
無事、乾燥させました。
円形のパーツに付けたマークもマスキングのお陰でバッチリ残っています。
シリアルナンバーが書かれているタグは、シールの裏に両面テープ(3cm幅)を使って貼付けることにしました。
何かあるといけないので、二週間ほど貼らずにおくつもりです。
ジェルデのボルト類はダブルナットになっています
分解する時の写真を参考にしながら、ゆっくり組み立てていきます。
ジェルデの関節などに使用しているボルトは、ダブルナットでとまっています。
まず、下にいれるナットを硬すぎず、ゆるすぎずまで締めていきます。
次にもうひとつナットを締め付けていくのですが、先にいれたナットに当たる位置まで締めたら、下のナットをゆるめる方向に、上のナットは締め付ける方向に工具を使って回して固定します。(今回はそれほどキツく締め付けなくてもいい)
これで、ベースを回転させても、ネジが緩むことも締まることもありません。
がっちり固定されます。
ちなみに、このダブルナット。
めったに必要になることはありませんが、なにかをメンテする時に覚えておくと役立つ時が一度ぐらいあるかもしれません。
なんだか思い込みで単色仕上げにしてしまいましたが、せっかくの自家塗装。
仕上がったデスクランプは想像以上の出来映えでしたが、せっかく思い通りにできるのだから、もっとイメージを膨らませておけばよかったなぁ・・・
単色だと、どうもメリハリがないので、塗り分けてみるとよかったかもしれません。
もうひとつ同じデザインのランプを塗り替えたいので、画像処理ソフトを使ってシュミレーションしてみました。
モスグリーンに濃い目のオリーブをアクセントに
オリーブにイエローの組み合わせ
ブラウンにベージュでモカ風
左"湘南色ふう" 右"旧ザクふう" 歳がバレ・・・(汗
最後は、今回塗装をした相方の熱烈な希望で(汗。
いっきに昭和の香りが漂います・・・
こんな風に、使う人の趣味に合わせた塗り分けが実現するのも自家塗装の魅力ですね!
分解、掃除、塗装場所のセットなどなど、どれも初めてのこと。
準備というと、そういったことばかりに頭がいってしまいますが、こうやって仕上がりをイメージするのも大切な準備のひとつだとわかりました。
ジェルデは本国ではカラーバリエーションが豊富なのだから、こういったパーツ単位でカラーを選べるサービスがあってもよさそうなのに・・・
金属などにペンキを塗るのが難しいのは、ちゃんとした下地作りができていないことが大半の理由です。
ペンキを塗る上で最も大切な下地を、専門的な知識がなくても簡単に作ることができます。
使い方は、こちらを見ればイメージできます。
※白、グレー以外のカラーから塗り替える方にはほぼ必須といっていいアイテム。
細かいもの、場所をマスキングする時に。
マスキングテープでは厳しいところを簡単にマスキングできる製品です。
ラッカーより強度があるエナメル系のペンキ。
調べてみると、かなりの少数派。 サンデーペイントが22色のスプレー缶を作っています。
下地の塗装が、何系で塗られているかわからなかったので、最後までこのペンキを使うか迷いました。
塗装するものが屋外で使用するものなら、エナメル系の方がいいかも。
今回使用した、スプレー缶。
つや消しクリアーを含めて(420ml、300ml)全36色。
塗るものが室内で使うものだったのでこれにしました。
モスグリーン1本、クリアー各1本(420ml)使い切りました。
いままでの悩みがウソのように順調に塗り替えができました。
今まで考えすぎて行動に移さず諦めていたことが、本当にもったいなかったと感じます。
もう少し工夫をしておけばよかったなぁと思うところもありますが、一度経験できたので、インテリアに対する楽しみがかなり広がりました。
いろいろと心配はあると思いますが、だいたい流れを掴めたらとりあえず塗る。それで大丈夫。
自分で塗ったお気に入りのカラーなら、多少のアラなんて気になりません。
ふだんあちこちで目にしている塗装済みのもの、ムラはないか?なんて気になりませんよね。
どうしても気になるのは塗装場所。
スプレーを使う場合はどれだけ囲っても防ぎ切れないので、平らなものなら、スプレーを諦めてローラーハケを使うというのもひとつの手段です。
あなたはどんなものも塗ってみたいですか?
デスクランプの塗り替えができたので、デスクのペイントを落として理想的な書斎の環境が整いました。
『家具や雑貨、家電など、どうも気に入った色がない』、『ずっと使い続けてきたけれど模様替えに合わせて色を変えてみたい』。
などなど、あなたの身の回りにも、カラーについての悩みや希望がひとつぐらいありませんか?
だけれど、ペンキの塗り替えって大変そう。
金属にどうやってペンキを塗ればいいの?
なかなか思い切りがつきませんでしたが、デスクランプ、ホワイトのジェルデを写真の通りモスグリーンに。
スプレー缶のペンキを使って塗り変えてみました。
塗ってみるとたいして特別な道具なども使わず、思っていたより奇麗にできました。
ペンキの塗り方について参考にしたサイト、実際に再塗装してみて感じたことなどを詳しくアップしてみます。
今回は、リペイントについて書かれているサイトさんを厳選して紹介しながら、リペイントの流れ、感想をまとめています。
分解については、塗りたいものによって違いますが、モノを分解する時に抑えておきたいことに焦点をあててまとめています。
テーマはデスク周りの脱モノトーン!リペイントへの道のり
いま使っているものを気に入った色に塗り替えたい。そんな風に思っている人は、案外たくさんいるのではないでしょうか?
でも、ペンキを塗るのはとっても難しそうで、特別な道具とか準備とか大変そう。
それに、塗って失敗してしまった時のことを考えると、手間も時間もかかりそうだしかなり勇気がいりますよね。
過去記事『デスクの環境を風水的に整えるために最低限しておきたいこと』で、模様替えした書斎のデスクランプの色を変えたくてずっと悩んでいました。
一度挫折した机のペンキも後々は落とす方向で考えているし、グリーンを使ったインテリアにしたい。
風水的にも書斎のデスクはモノトーンだとよろしくないと書かれています。
脱モノトーンへの第一歩として、デスクランプのカラーを変えてみようということになりました。
今回ペイントしたのは、このランプ。
本国ではかなりカラフルなジェルデも、国内で販売されているカラーはかなり限られています。
金属にペンキなんて難易度高そう。
だから、なるべく簡単に、安上がりに(←これ重要)塗り直す方法はないかと調べていたのですが、なんだか簡単にできそうということがわかったので、相方の協力を得て(※本人もペンキの塗り替えにかなり乗り気)ダメ元でやってみることにしました。
仕上がりはご覧の通り。
もっと酷いことになるかと思っていたら、かなりいい感じになったので、まずは参考にさせていただいたサイトさんをまとめておきます。
ペンキを塗る時に参考にしたサイト
金属製のものをリペイントするので、カメラ、バイク(車)などを塗っている方のサイトを読みあさってみました。いかに簡単に奇麗な仕上がりを得るか?かなり濃い記事が満載で、とても参考にさせていただきました。
いろいろと読みあさったのですが、サイトによって書かれていることが微妙に違ったりして、調べれば調べるほど迷ってしまってなかなか作業に入れなくなってしまいます。
参考にさせていただいたサイトを厳選しておきます。
安く仕上げるための塗料選びです。
下地(白色等)はラッカー、色乗せもラッカーを使います。
数日乾燥させてエナメルクリアーを拭きます。
ちょっと贅沢に・・・
下地はエナメル、色乗せエナメル、クリヤーエナメル。
タンク等は・・・
下地、色はエナメルかラッカーで統一。
数日乾燥させてウレタンクリアー!
最強にして長持ちさせたい場合は・・・
全部ウレタン!以上!
しかし、カースプレー等のラッカー系が色が豊富です。
下地ラッカー、色ラッカー、数日乾燥後エナメルクリヤーがほとんどになると思いますね(汗
こちらでは、今回のコンセプトにぴったり。
何度も読み返したサイトさんです。
DIYで塗装をする場合、本来ならエアコンプレッサーを使用してガンスプレーで塗装したいところですが工具を揃えないといけませんし塗料の調達や調合など素人にはかなり無理があります。そこで缶スプレーに頼らざるを得ません。この缶スプレーを利用して最大限の仕上がりを目指すためのコツとポイントを紹介します。
こちらもバイク。
クリアーは完全に乾燥後に塗ろうかと思っていましたが、こちらのページを見て乾く前に吹き付けることにしました。
カメラの塗装というのは一般的には難しいものです。特に苦労するのがメッキを落とす作業です、 強酸を使うなど手軽にする訳にもいきません。 この度、塗装のお仕事に関わっておられるミナレリさんから、メッキを落とさず簡易に塗装できる アイディアをご連絡いただきました。早速、自分でも試行し、ミナレリさんのレポートを基に、私なりに 補足してページを作成しました。
カメラも、金属製で可動部分があるので、とても参考にさせていただきました。
細かい所のマスキングに使えるアイテムやペンキをしっかり付着させるために便利なアイテムも紹介されています。
車を刷毛・ローラーで全塗装のススメ - 塗料の日塗工・マンセル値の色合わせの調色屋
すごい・・・
勇気が出ます。ちょっとした小物ぐらいならできる気がします。
ペンキ塗りを自分で!ペンキ・塗料の通販専門店 イマジンペイントストア
金属やガラス、家具、門や壁、アンティーク風になどなど、シーン別に塗り方、必要なものなどが簡単に解説されています。
お部屋をリペイントしている事例集なども充実。
かわいいペンキも揃っているので、インテリアを意識してペンキを塗りたいならまずはここ。
読みあさってわかった再塗装の手順
今回使った水性ペンキ缶
今回のリペイントの手順。
- 分解
- 下地作り
- マスキング
- 塗装
- 乾燥
1の分解は、作業性をアップするため。
最初は、マスキングだけして最低限の分解にとどめようかと思いましたが、かえってめんどくさそうなので分解しました。
結果からすると分解して正解です。
2の下地作りは、塗装で最も大切なことと書かれている所ばかりでしたが、今回は、白いものに塗るので下地まではできています。
もともと塗ってあるペンキを活かして、そのままヤスリがけのみにしました。
※もともと白いもの、グレーのものを塗り替え予定の方は、下地として利用することを考えた方が時間も出費も抑えられます。
再塗装に必要なもの
けっこう設備や機材がいるかと思っていましたが、実際にやってみると簡単なものですみました。
- 水性ペンキのスプレー缶
- 紙ヤスリ#400(耐水ペーパー)
- マスキングテープ
- パーツクリーナー
- 養生するもの(ダンボール、ブルーシート)
1のペンキについては、ウレタン、エナメル、ラッカー(強度順)、水性、油性など調べれば調べるほど訳が分からなくなります。
もともとのペンキをそのまま下地にするので、塗りあわせに問題がなさそうなエナメル系のスプレー缶で塗ろうと思っていましたが、結局ラッカー(水性)にしました。
クリアーはいらないという説もありますが、表面の保護のためにも塗りました。
カラー、クリアーとも同じメーカーの同じシリーズで統一しました。
2のヤスリについては、元のペンキの表面を傷つけて塗装がしっかりつくようにするので必要。
ペンキの下地として評判のミッチャクロンは今回は使いませんでした。
3のマスキングテープは、塗装をするなら、ほぼ何を塗るにしても必須。
マスカーは使いませんでした。
4のパーツクリーナーは、塗装前の洗浄に。
塗るものの表面に油分が残っているとペンキがうまくのらないとのこと。
5のダンボールやブルーシートなどは、塗装中にペンキが散らないようにするために。
ダンボールは大きいものをホームセンターでもらってきました。
使わなくなったカラーボックスがあったので、それも使って塗装しました。
クリアーを塗ったあと、コンパウンドで仕上げると書かれているサイトもありますが、どうしても気になるなら後からでもいいと思います。
ちなみに完成後、塗装したランプを見てみましたが、コンパウンドで磨く作業の必要は感じません。それぐらいいい感じにツヤが出ています。
分解のための工具、クレ556なども使いましたが、モノによっているものが変るので除外しておきます。
こんなふうにペンキの上からペンキを塗りました
分解の様子を詳細に書いても仕方がないので、また組み立てなおすことを前提に分解していく時のポイントに絞って解説していきます。塗りたいものを分解する
分解前に詳細に写真を撮っておきましょう
ジェルデのジョイント部分
まずは、ジェルデを分解するところから始めます。
分解自体は誰でもできるぐらい簡単ですが、元通りにしなければいけないので、分解前、分解途中の写真をたくさん撮っておきましょう。
組み立てる時に、どっち向きだったかな?という時にきっと役立ちます。
クランプの中
ジェルデの配線
左右対称や円形の部品には、必ずもとの組み合わせに戻るように印を付けます。
今回はマジックで書き込みましたが、シールやテープを貼って目印にしてもいいですし、ひっかき傷を付けてもいいです。
必ずまったく同じに戻せるようにマークを付けましょう。
そして、マジックでマークを付けた場合、塗装を塗って消してしまわないように。
必ず完成した時に、マークが確認できるようにしておきましょう!!
ジェルデの分解完了!
分解自体は、案外あっさりしていました。
分解中も写真を撮っていましたが、分解したネジやワッシャー、ナットなど、必ずもとの順番、もとの組み合わせ、もとの方向で組み立てる時まで保管しておきましょう。
理由は、部品の正しい組み合わせがすぐにわかるようにしておくためです。
面倒だけれど、これ重要!!
ジェルデのシェード ステッカーも外します
このジェルデのタグはステッカー時代のもの。
マスキングテープで隠しておこうか悩みましたが、全体にヤスリがけをしなければならないので剥がすことにしました。
シールは、ドライヤーで熱を加えていくと粘着力が落ちて剥がしやすくなります。
強力なテープをきれいに剥がしたい時などにも有効な方法なのでお試しあれ。
今回使用した紙ヤスリ
手前がヤスリがけをしていないアーム 奥がヤスリがけをしたアーム
ヤスリがけをしたジェルデのシェード
分解が終わったら、紙ヤスリで塗装予定の面をすべて磨いていきます。
表面の光沢がなくなる程度にヤスリがけをしました。
紙ヤスリを水に濡らして、または石けん水を付けて磨くと傷が深くならずにいいそうです。(だから耐水ペーパーなんですね!)
もともとの塗装を下地として利用するので、ヤスリがけはそれほど大変ではありませんでした。
塗装が終わったら、パーツクリーナーで全体を拭きあげます。
マスキング
マスキング終了!
マスキングは、塗装しない面を隠す作業です。
今回は、シェードの内側、関節内部の電気の接点などにペンキがつかないように覆っていきます。
マスキングテープを使いましたが、曲線をなだらかにマスクする場合、ビニールテープを使うとけっこう便利です。
広い面を覆うために使うマスカー(テープに20cmほどのビニールや紙の帯がついているもの)を使う場合もありますが、今回、シェードの内側はビニール袋で代用しました。
マスキング自体も細かいことは必要なかったので、たいしたことはありませんでした。
アームに割り箸を通していますが、このパーツだけは置いて塗装できないので、吊るしてスプレーを吹きかけたり、乾燥させるためです。
塗装後の乾燥についても、どのように乾かせばいいのかをしっかりイメージしておきましょう。
マスキング中に素手であちこち触ったので、もういちど簡単にパーツクリーナーで表面の油分を拭き取ります。
このとき、パーツクリーナーをマスキングテープに直接かけてしまうと剥がれてしまうので、この段階では軽く掃除するだけで。
あとは、極力大きなダンボールを調達して、なるべく風がない、お天気のいい日を待つのみ。
※塗装は、暑すぎず、寒すぎずが最適なようです。
スプレーで塗装する!
塗装中のジェルデ
今回は、自宅の庭で塗装することにしました。
大きなダンボールを数個(部品の点数ぶん+α)使って、その中でスプレーをしていきます。(ここからは相方にお願いしました)
アーム以外の部品は、プラスチックの衣装ケースも使いました。
スプレーするとけっこう広がるので養生はしっかり目に。
水性スプレーの場合特に、周りに水を撒いておくと、万が一の時も落としやすいと思います。
あちこちにしっかり水を撒いてから、塗装を始めました。
乾燥中のジェルデ
塗装は、数回に分けて薄めに塗り始めるのがポイント。
1回でムラが無くなるように塗る必要はありません。
3〜5回ほどで塗装を完了させるように。
また、重ね塗りの間隔(※例 1回目と2回目)ですが、塗装が乾く前に塗り始めること。
最終的にクリアーを塗装する時も、色が完全に乾く前(塗装が終わってから5~10分程度)に塗りました。
抑えておきたい塗り方のツボ
スプレー缶から噴射されるペンキが細かくなるように、バケツにお湯をいれて缶を温めます。
※熱湯とか爆発するかも知れないからダメ!!人肌ぐらいで。
今回は、気温もそれほど低くなかったので1本の缶を温めながら使いましたが、小さい缶を2本使用して交互に使っていく方法をとると完璧です。
拭きはじめ、拭き終わりは、モノがないところから始めて、モノがないところで終わるようにする(はみ出すようにスプレーを吹く)。
塗装面に向かって、スプレーを直角に保つ。
塗装面に近づきすぎない。(20cm〜30cmで塗りましょう)
離れれば離れるほどムラはおきにくい、けれど、ホコリを巻き込みやすい。
近いとムラになりやすい。
塗装面との距離、スプレーを動かすスピードは一定に。
塗る時はいつも片道。
スプレーを押しっぱなしで往復させない。
スプレーは軽く押さない。半押しとかダメ!しっかり押す。
乾燥中にホコリやらの付着があるかと思いましたが、気になるほどではありませんでした。
一日お天気に恵まれたので、夕方までこの状態で外で乾燥させていました。
塗装している時間は、あっという間。
家事やら何やらしていたら、え?もう終わったの??っていうぐらい。
塗装を担当した相方は、もちろん初めてのペンキ塗りでしたが、こんなにきれいに塗装できるなんて思ってもいなかったとのこと。
水性のペンキの方が匂わないといわれますがけっこう匂います(乾燥後の性能は、油性、水性ほぼ変らないとのこと)。
組み立てる!
組み立て前のジェルデ
ステッカーは両面テープで貼付け予定
無事、乾燥させました。
円形のパーツに付けたマークもマスキングのお陰でバッチリ残っています。
シリアルナンバーが書かれているタグは、シールの裏に両面テープ(3cm幅)を使って貼付けることにしました。
何かあるといけないので、二週間ほど貼らずにおくつもりです。
ジェルデのボルト類はダブルナットになっています
分解する時の写真を参考にしながら、ゆっくり組み立てていきます。
ジェルデの関節などに使用しているボルトは、ダブルナットでとまっています。
まず、下にいれるナットを硬すぎず、ゆるすぎずまで締めていきます。
次にもうひとつナットを締め付けていくのですが、先にいれたナットに当たる位置まで締めたら、下のナットをゆるめる方向に、上のナットは締め付ける方向に工具を使って回して固定します。(今回はそれほどキツく締め付けなくてもいい)
これで、ベースを回転させても、ネジが緩むことも締まることもありません。
がっちり固定されます。
ちなみに、このダブルナット。
めったに必要になることはありませんが、なにかをメンテする時に覚えておくと役立つ時が一度ぐらいあるかもしれません。
リペイントで自分だけのオリジナルを手に入れよう!
分解前の写真を見ながら、デスクランプを組み立てを終えました。なんだか思い込みで単色仕上げにしてしまいましたが、せっかくの自家塗装。
仕上がったデスクランプは想像以上の出来映えでしたが、せっかく思い通りにできるのだから、もっとイメージを膨らませておけばよかったなぁ・・・
単色だと、どうもメリハリがないので、塗り分けてみるとよかったかもしれません。
もうひとつ同じデザインのランプを塗り替えたいので、画像処理ソフトを使ってシュミレーションしてみました。
モスグリーンに濃い目のオリーブをアクセントに
オリーブにイエローの組み合わせ
ブラウンにベージュでモカ風
左"湘南色ふう" 右"旧ザクふう" 歳がバレ・・・(汗
最後は、今回塗装をした相方の熱烈な希望で(汗。
いっきに昭和の香りが漂います・・・
こんな風に、使う人の趣味に合わせた塗り分けが実現するのも自家塗装の魅力ですね!
分解、掃除、塗装場所のセットなどなど、どれも初めてのこと。
準備というと、そういったことばかりに頭がいってしまいますが、こうやって仕上がりをイメージするのも大切な準備のひとつだとわかりました。
ジェルデは本国ではカラーバリエーションが豊富なのだから、こういったパーツ単位でカラーを選べるサービスがあってもよさそうなのに・・・
再塗装するために使ったもの、使おうと思ったもの
塗り替えについて書かれているサイトで、必ずといっていいほど登場する製品で、金属、ガラス、プラなど、ペーパーがけ不要でしっかり塗装ができます。金属などにペンキを塗るのが難しいのは、ちゃんとした下地作りができていないことが大半の理由です。
ペンキを塗る上で最も大切な下地を、専門的な知識がなくても簡単に作ることができます。
使い方は、こちらを見ればイメージできます。
※白、グレー以外のカラーから塗り替える方にはほぼ必須といっていいアイテム。
細かいもの、場所をマスキングする時に。
マスキングテープでは厳しいところを簡単にマスキングできる製品です。
ラッカーより強度があるエナメル系のペンキ。
調べてみると、かなりの少数派。 サンデーペイントが22色のスプレー缶を作っています。
下地の塗装が、何系で塗られているかわからなかったので、最後までこのペンキを使うか迷いました。
塗装するものが屋外で使用するものなら、エナメル系の方がいいかも。
今回使用した、スプレー缶。
つや消しクリアーを含めて(420ml、300ml)全36色。
塗るものが室内で使うものだったのでこれにしました。
モスグリーン1本、クリアー各1本(420ml)使い切りました。
これからペイントする人へ
とっても敷居が高そうなスプレーを使った再塗装。いままでの悩みがウソのように順調に塗り替えができました。
今まで考えすぎて行動に移さず諦めていたことが、本当にもったいなかったと感じます。
もう少し工夫をしておけばよかったなぁと思うところもありますが、一度経験できたので、インテリアに対する楽しみがかなり広がりました。
いろいろと心配はあると思いますが、だいたい流れを掴めたらとりあえず塗る。それで大丈夫。
自分で塗ったお気に入りのカラーなら、多少のアラなんて気になりません。
ふだんあちこちで目にしている塗装済みのもの、ムラはないか?なんて気になりませんよね。
どうしても気になるのは塗装場所。
スプレーを使う場合はどれだけ囲っても防ぎ切れないので、平らなものなら、スプレーを諦めてローラーハケを使うというのもひとつの手段です。
あなたはどんなものも塗ってみたいですか?
デスクランプの塗り替えができたので、デスクのペイントを落として理想的な書斎の環境が整いました。
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