そよかぜスタイル

メイドインジャパンを買うと幸せになれるかもしれないと考えてみた

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パトリックのスニーカー
パトリックコーナー / Photo T



ふだんお買いものをする時に、気になってくるのがモノのお値段。
同じようなモノが同じお店に並んでいたら、きっと迷わずお安いものを手にとるかと思います。

過去に投稿した、日本製のスニーカー『パトリック』について書いた記事を読んで下さった方からお便りをいただきました。
その記事では、冒頭に書いたお安いものをという普段の考え方とはまったく違うアプローチで、パトリックというスニーカーを通じて、普段あまり考えることもなかったような、お買いもの(消費)について書いてみました。



その記事は、こちらの記事。


やっぱりお便りをいただけるというのはブロガー冥利に尽きるわっ

ひょっとしたら、日本製をあえて選ぶことで、ちょっぴり幸せな気持ちになれるかもしれません。
と、いうわけで、いただいたお便りなどとあわせて、日本製を買う意味を考えてみました。

がんばれPATRICK!がんばれ日本製!


過去記事で、『カラーを適当に選んで買っておいてぇ〜』と、頼まれて、日本製のスニーカーパトリックを購入した時に、ふと、ものづくり大国に居ながら、周りを見渡すと日本製を購入しようとする方が難しい現実に少しおかしなことになっていないかしらと書かせていただきました。

Blogでは、身の回りの雑貨など、普段アメリカものやら北欧やイギリスものといった海外のヴィンテージものを好む傾向が強いわけですが、それをあっさり横において、ふと考えると、これはやっぱりおかしい・・・
ちょっともったいないと思ったり。

あの記事をアップしてから、家の人は、毎日履きつづける靴としてパトリックを選んでいます。(MADE IN KURUMEの靴を探していたみたいですが、なかなか販売しているショップさんがなかった様子)
残念ながら、メイドインジャパンのスニーカーは、探さないと見つかりません。どこのお店にでもあるものではありません(もう少し買いやすい環境にしてっ)。

ずいぶん昔に購入して以来、いろいろなスニーカーを試していたようですが、けっきょくパトリックに戻り、続けて購入しています。
スニーカーとしては、どちらかというとローテク(ベーシック)な部類に入るスニーカーだと思うのですが、見た目もシンプルで、カラーも豊富でかわいい、しかも、履いてみるとすぐにしっかりしたフィット感を実感できるというので、しばらくは他の選択はなさそう。

今年に入ってから3足目(家の人にとっては5足目、過去の一足はフランス製のパトリックだったそう)のパトリックを履きはじめたところでした。

靴屋さんからお便りをいただいてしまった!


そんなタイミングで、ちょうどショップのスニーカー担当になって、パトリックコーナーのディスプレイを考えていたという店員さんが、ネットサーフィンをしていたらこのBlogにたどりついたというのです。


読んでいく中でメイドインジャパンを買う意味、消費について私自身深く考えさせられました。
私自身スニーカーに限らず価格に重点を置き、買い物する機会が多かったからです。



POPを作るにあたって、読んだ記事を参考にさせていただいていいでしょうかというメッセージ・・・

ほ、本当ですか!!
なにかお役に立てることがありましたらぜひっ

記事を読んでくれる人がいる。
参考にしてくれた人がいる・・・
そう感じることができると、本当にモチベーションがあがりますね。

と、いうわけで、過去記事からインスピレーションを得てできあがったというパトリックコーナーのPOP(写メ)が届きました。
本当に嬉しいっ。




パトリックのスニーカー
パトリックコーナーのPOP / Photo T



POP作成やディスプレイの見直しは、ナイキやニューバランスなどといったスニーカーに比べると、もうひとつお客さまの反応が低い気がすると、店頭に立っていて感じていたからとのこと。(カラフルでとってもかわいいのに・・)

知り合いの書店の店員さんのお話でも、『書店が本気になったら、それなりに効果があるものです。ディスプレイやPOPなどは、ちゃんとした反応を得ることができるのですよ』
そんな風に聞いたこともあるので、こちらのショップさんで、このPOPを見たお客さんが、少しでもパトリックのスニーカーに興味を持っていただけますようにと楽しみにしていたりもするのです。

お忙しいところ、写メまで送って下さったTさま。
ありがとうございました。

メイドインジャパンを選択する意味を考えてみた


ここからは、先ほどのショップさんやメーカーさんには一切関係なく、Blogの書き手としてまったく個人の思ったこと感じたことを。

日本に居ながら、私も含めて、日本製ってあまり手にしていないような気がします。
大きな企業は、製産拠点を海外に移すのが当たり前のようになっていているこの時代。
まさにグローバル、ワールドワイドです。

海外に拠点を移すというのは、競争力を高めること(メーカーが生き残りをかけること)、コストを抑えることだったり、シェアを広めたり、海外に利益を還元すること(摩擦を減らすこと)になるのかもしれません。
日本基準の品質管理のもと、お手頃な価格の製品が入手できるというのは素晴らしいことです。

いっぽうで、貴重な生産力や技術力、労働力("人”いちばん大切だと思う)が失われてしまうことに繋がっていくかもしれません。
日本製はしっかりとした製品管理のもと、高い品質で安定したものを供給できる強みがあるはずです。

メーカーが撤退してしまった町は、前後を見ていると、自治体自体が沈んでしまっている印象さえ受けてしまいます。(合理化を進めるメーカーさんだって健康第一だし)
地域格差という言葉を度々耳にする現代の日本。
そんな地方とひとくくりにされている地域には、こういったことがけっこう起こっているのかもしれません。

短絡的な考え方かも知れないけれど、国産のものが増えて、それを手にする人が増えれば、価格とは違う面で少し幸せになれる部分もあるかと感じました。
子どもに「どうして?」と、聞かれたら、自分の考え方ぐらいは、はっきり答えられるようにしたいなぁ・・・
その為にも、しっかり知識を貯えておこうと思います。

日本製がすべてにおいてよいとはいわないけれど。
少なくても、日本で作られているパトリックのスニーカーは、ルックスもよく、心地よく、しっかりしています。

日本製の靴を買って感じたこと


普段、いろいろなモノを取り上げているのですが、モノ選び、好きなものを使おうとするからこそ、その人の価値観がしっかり反映されて、購入するまでいろいろと検討する過程も楽しいのかもしれませんね。
お買いものについて考えると、やっぱりお値段気になります。

安くてとてもいいものもたくさんあるのですが、たまに選択の基準を変えてみると、少し幸せになれるかもしれませんね。
手元には心地の良いものや安心感が残るはずです。


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