そよかぜスタイル

ペンダントランプを購入する時におさえておきたいと思ったこと

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アンティーク バカラ シャンデリア LED電球 口金E-17
Vintage Baccarat / BeauBelle LED E-17


LED電球が普及してからというものランプ好きな私にとって、熱を持ち、効率が悪い(省エネでない)従来の電球をなるべくLEDにするのがひとつのテーマになりました。
エコというよりLED電球を使っていた方が、お財布に優しい過ぎるから、今、お部屋で使用しているランプがLEDなのか白熱電球なのか、これから買い足すランプはLEDの電球が使用できるのか?とか、ものすごく大きな問題だったりします。


特にヴィンテージものをこよなく愛する私にとって、せっかく入手したランプにLED電球がつかえないとなったらかなりのダメージです。
お気に入りのランプは、すぐに買い替えるものではありません。
ずっと従来の電球が使えればいいのですが、遠い先、従来の電球は入手困難なものになってしまう可能性だってなきにしもあらずです。
よぶんなお金がかかったり、最悪の場合ランプが使えなくなる事態も想定しておかなければいけません・・・
今回は、吊り下げランプを購入する時に気にしたこと、シャンデリア用のLED電球について書いておきます。

ランプを購入する時に気にしたこと


今回、リビングと自分の部屋、二部屋ぶん吊り下げランプを購入することになりました。
まっさきに購入を考えていたのは、GRAS、ANGLEPOISE、Jielde・・・
ホーローの工業系チックなランプシェードの購入を考えていました。




部屋に一灯しかランプが付けられないので、どれぐらい光がまわるかを手持ちのランプで実験・・・
テストに使ってみたランプは、それほどスポット的なものではないのですが、どうしても部屋の四隅まで光がまわりづらいことがわかりました。
第一候補にしていたランプシェードは、部屋全体をひとつでカバーするというより、ダイニングテーブルの上に吊り下げたり、壁面や、スタンドランプなどと併用しないと厳しい感じです。

テストに使用したランプ



ランプはいくつあってもいいぐらい好きではあるけれど、スタンドランプやウォールランプなどあまりものを増やしたくない。
なので、電球の光が天井にあたるような、ガラスのシェードorシャンデリアっぽいランプを現行品もちらっと気にしながら選ぶことにしました。


現行品で気になっていたのは後藤照明。

歴史とロマンの灯り 後藤照明 透明P1硝子セード レプリカライト(40cmコード) CP型


こういった現行品も気にしながらメインで探していたのはヴィンテージもの。

  • ソケットが新品のもの
  • 口金の規格が普通なもの E-17 E-26
  • 重量3Kg以内

この条件でランプを探しはじめました。

この3つの条件はマストです。(最後の重量は、天井に取り付けられている器具の形状によります)

せっかくビンテージもののランプを見つけても、ソケット関係が古いままだと、上手く点灯しない場合があったり、特殊な形状のものだと手を加えることになります。
ソケットの規格は、消耗品の電球が入手しやすいものでないと、割高感があったり、いちいち購入に苦労したり、余計なストックをしておかなければいけなかったり、実用品としてはかなり不便なものになってしまうからです。



購入したランプ



ミルクガラス系、クリアガラス系、シャンデリアっぽいものなどなど探していて購入したものがこちら。
ひとつが口金サイズE-12のものと、もうひとつがE-17のものです。
E-12サイズになると、明るさや電球選びに不安があったけど、LEDの電球が入手しやすい感じだったので、購入することにしました。





購入したシャンデリア E-12
自室用に購入したこぶりなシャンデリア E-12




購入したシャンデリア E-12




購入したシャンデリア E-12




アンティーク バカラ シャンデリア LED電球 口金E-17
BeauBelle LED E-17



写真では暗く写っていますが、ホーローシェードのようなもので電球の光を遮っていないし天井のクロスが白なのでじゅうぶん光はまわっています。
ともに配線、ソケット関係は新品のものなので安心して購入することができました。

今までホーロー系のシェードにしか興味はなかったけれど、ガラス系のランプは天井や壁面に映し出される陰影も素敵だなぁ・・・




本体と同じぐらい大事な電球のこと


ランプとを選ぶ時に切っても切れないのが電球選び。
LED電球がここまで普及していますから、省エネでお財布に優しいものを使いたいですよね。
普通のボール電球でもよかったのですが、LEDのシャンデリア球を探して購入しました。
購入先は楽天で。
LED E-17 LED E-12と検索して探しました。
ちなみに、海外球とかアンティーク球、ピン式と呼ばれている規格はB-22です。




BeauBelle LED E-17 E-12
BeauBelle LED E-17 E-12




BeauBelle LED E-17 E-12




購入先は、楽天市場のBeauBelle。
LED電球の明るさはルーメンというなじみの薄い単位で表しているのですが、わかりやすくワット換算されていて、明るさも充分そうだったのでこちらに決めました。
注文後すぐに届いたので、これなら切れてしまってもそれほど困ることはなさそうで安心感があります。
いろいろなランプやアンティーク型のLED電球(口金E-26)なんかもあって、照明が好きな人には楽しめそうなショップさんです。

440ルーメン、約40ワットのシャンデリア球を購入しました。

ちなみに、ここでジェルデ用にE-14のLED球も購入できたら良かったのですが取り扱いがありませんでした。






シャンデリア用のLED電球を購入して気になったこと



電球 E-12 比較
左がLED 右が白熱電球 E-12



購入して気になったのが、電球のサイズ。
取り付けるランプが電球を覆うような形状でなければ良いのですが、今までの電球に比べてLED電球の方がひとまわり大きくなってしまったので(メーカーや電球の明るさによって違う場合があるかと思います)、取り付けるランプによって、上手く電球が収まらない可能性があります。

特に横幅は問題ないと思いますけれど、縦が長くなってしまうので気をつけましょう。
せっかく購入した電球が取り付けられないのは致命的です。
ランプへの取り付けへ不安があれば、丸形の電球にすることも選択肢のひとつだと思います。
我が家のシャンデリアには、ぎりぎり収まる感じになってしまいました。



Baccarat BeauBelle LED E-17



Baccarat BeauBelle LED E-17



あとは、電球の首もと。
LEDの電球は、白いパーツが首もとでデーンと主張しているので(※電球自体は熱をほとんど持たないけれど、ここから放熱しているのでかなり熱くなります。熱がうまく逃げないと寿命が短くなったり、照明器具の破損などの心配があるので、熱がこもりそうな器具には使用を避けた方がよさそうです)、見た目的にどうしても気に入らない人もいるかもしれません。
これは仕方がないことかもしれませんが、陰影が少し不自然な部分もなきにしもあらずです。
どちらも実用には関係ないことなので流しておきます。

その後、おしゃれなLED電球に買い替えました。
シャンデリア球の最新情報はこちらをご覧下さい。



ランプ選びの時におさえておくといいかも知れないことまとめ

お部屋にぴったりな照明を探す場合、どうしてもゆずれない条件を先に決めておいた方がよいと思いました。

今回は、光のまわり方、取り付け可能なランプの重量 、LED電球使用可能、この3つの条件を満たすものの中で探していきました。

アンティークの照明は、重量が3キロオーバー、7kg、8kg当たり前な感じですから、お部屋のシーリングの形状やランプ自体の重量は要チェック。
どうしてもな時は、シーリング自体を交換(補助金具の取り付け)、天井にフックを取り付けるなどで対応するしかありません。

せっかくかわいいランプを購入するのですから、気持ちよく使用するには入手しやすい便利な電球の存在はマストだと思います。
海外のかっこいいランプは、B-22というピン式の口金だったりする場合があるので、こうなると電球自体購入するのがめんどくさいです。
少なくてもコンビニやスーパーでは買えないです。
ランプを探している時点で、ピン式のLED電球を扱っているところはほとんど見当たりませんでした。
(E-14はかろうじて、取り扱いのあるショップさんがあります)


消耗品である電球でストレスを感じないためには、口金はE-26、E-17、ぎりぎりE-12が実用にたえられそう。

素敵なランプがひとつあるだけで、お部屋全体のイメージががらりと変わるものだと思うので、なるべく便利で気持ちよく使えるものの方がいいですよね。


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2 コメント:

  1. こんばんは(^^)
    凄く勉強になります。
    vin物を手にする時気になるのは、やっぱり年々新しくなる規格事情。
    省エネ等含めてですが、古いものはもう作られないというサイズの違いが本当にネックです。

    先日、電球ではないですが、ネジが古い規格のもので、もう作られてていないという事で
    店頭でしばし呆然としてしまって^^;(笑)
    穴に通るのにネジ山が違うという・・・・なんかもうね・・・。
    そういう切り替えの年代なんだと結構衝撃でした(><)(笑)」

    これから長くヴィンテージ・アンティークを楽しんで行くためには、
    そういう所も一つのポイントかもしれないですね。
    トップ写真のシェードが物凄く引かれます(〃▽〃)

    それから、パイレックスのフレームウェアについては、そよかぜさんの記事には
    本当にお世話になっております(〃▽〃)
    本当にありがとうございます!!

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    1. nyancousagi さん

      こんばんは^^
      そうですね〜
      古いものは、素材や造りのよさなどとても魅力的なのですが、なにかと不便なこともありますよね。
      ヴィンテージものも実用品。
      どうしても不便なものはつまらないので、できるだけ便利に使えるものを選んでいます。

      写真のシェードは一目惚れですぐに購入を決めました。

      何か参考になる部分があればうれしいです^^

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