大掃除の時期でもないけれど、我が家にある最大サイズのラグ、220×250cmのダイニングラグを自分で丸洗いしてみました。
けっこう大変なのは想像していましたが、その汚れっぷりにびっくり。
結果、ラグはたまに洗濯した方がいいと感じました。
ラグといえば、毎日直接触れるもの。
気になってはいるものの、大物の洗濯に腰が引けてしまうという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ラグの洗濯について記事にしてみます。
ラグの洗濯を思い立ったわけ
購入してから約2年が経過したダイニングのラグ。掃除機はマメにかけている方だと思いますが、場所が場所だけに汚れが気になり始めました。
ちなみに我が家には小さな子どもはいませんが、やっぱり多少の食べこぼしは気になる。
表面的な汚れは拭き掃除でなんとかなりそうですが、ベランダでじゃぶじゃぶ洗った方が気持ちよさそう。
キッチンのプラスチックラグ、パペリナ(サイズ70cm×250cm)も、ベランダで何度か洗っていた経験もあるので、大きさは気になるものの丸洗いには抵抗ありません。
ラグの洗濯表示は取れてしまって確認できなかったものの、購入時に丸洗い可能と言われていたので洗ってみることにしました。
ラグを洗濯した人の記事
まず、ラグを自分で洗濯した方の参考になる記事を紹介します。
正直、ラグの汚れがまさかここまでとは思いませんでした。 掃除機をかけたばかりのリビングの床がラグから落ちた小石や砂でざらざら。 やはり毛足の長いラグの汚れは掃除機やレイコップの力では限界があることを実感しました。
ラグのような大物を洗うとなると、自宅ではなかなか厳しい。
こちらは、自宅での洗濯を諦めてコインランドリーを利用して、大満足の結果が得られたようです。
料金は、洗濯、乾燥で1,400円。
かかった金額、自宅で洗濯した場合との比較など、これからラグを綺麗にしようと考えている人にとってかなり役立つ記事になっています。
こちらは、無印の水洗い不可と表示のあるラグを自宅で洗濯した方の記事。
ESSEに掲載されていた、お風呂の浴槽を使って洗濯する方法を参考にされたようです。
乾燥の様子は別の記事に分かれてしまっていますが、ラグを白洋舎に出してクリーニングした場合の料金も掲載されていたりしてとても参考になります。
こちらは、洗濯というイメージとは少し違いますが、メジャーな方法のひとつ、重曹を使ったお手入れ方法が紹介されています。
クエン酸をプラスするときになるニオイも消してくれるんですね。
かなり手間のかかりそうな方法だけれど、記事では、月に一度程度、このクリーニングを勧めています。
こちらは、バルコニーで水洗いをした方のブログ。
今回、この方法で洗濯しました。
乾燥に手間取った様子が書かれています。
ラグをベランダで洗ってみた
ラグの洗濯方法は、浴槽にお湯を貯めて、踏んで洗うというのがメジャーなようですが、2fベランダで洗うことにしました。キッチンマットとして使用しているパペリナも、この方法で洗っているので特に何のためらいもありません。
2fベランダには、水道が来ていないので、水はバケツに汲んで洗います。
用意したもの
- バケツ
- デッキブラシ(レデッカー)
- 液体洗剤
あとは、やる気だけです。
我が家のラグは、220×250cm。
ざっとネットでブログ記事などをみましたが、我が家のラグ、大きな部類になるようです。
浴槽で洗うことも考えましたが、水を含んだラグを2fのベランダまで運んで干すというのは考えられなかったのでパス。
同じく、水道があるガレージで洗うことも考えましたが同じ理由でパスしました。
まず、サイズ170cm×90cmのダイニングテーブルを移動させます。
椅子を全て外して、テーブルはラグの上なので滑らせてなんとか移動を完了。
そしてラグをベランダに移動します。
久々に見るダイニングの床を見て絶句。
フローリングの上は、写真の通り砂っぽく、ホコリまみれ。
ラグの下がこんなに汚れているなんて・・・
軽く心が折れそうになりましたが、せっかくテーブルを移動させたので気を取り直して掃除機をかけます。
ベランダに広げたラグにバケツで洗剤を混ぜた水をかけます。
バケツを持って部屋とベランダを何往復したかわからないぐらい往復します。
水をかけてはデッキブラシでゴシゴシこすって、また水をかける。ひたすらこの作業の繰り返し。
よい運動になると思って頑張ります。
洗剤を混ぜた水で一通りブラシでラグをゴシゴシしたら、次は水で洗剤を洗い流します。
ここは、心を無にして作業します。
気が散ってしまってはとても仕上がりません。
水でラグを洗い流している間、 何かの間違いかと思うぐらい、茶色い水がラグから流れていきます。
たった2年でこんなに汚れていたなんて・・・
あぁ、こうしてラグを洗えていることに感謝の気持ちが湧き上がってきます。
泡が完全に切れるまで、水をかけてはブラシでこする作業を続けていたら1時間程度が経過していました。
はっきりいってこれは、拷問レベルの作業。一人でするもんじゃない。
疲労感と妙な充実感に包まれます。
洗うととにかく重い!ラグの乾燥
水を含んだラグは、予想通りとんでもない重量になっていました。
当然持ち運びは困難です。
ある程度ラグを踏んで水気を抜き、なんとかベランダの手すりに掛けると、ラグから水がなかなかの勢いで落ちていきます。
一気に広げたいところですが、この状態でラグを広げることすらできません。
しばらくこの状態で水気を切ってから、ラグを広げ角が下に来るように干します。
角を下にして干すと、水気が一点に集まって落ちていくので効率良く乾燥させることができるそうです。
この日は、曇り時々晴れ。
最低気温15度、最高24度ほど。
正午にはこの状態になりましたが、ラグはまだ半乾き。
翌日も天気には問題ないようでしたので、そのまま干して翌日の夕方にラグを部屋に入れました。
自宅でラグを洗う場合、乾燥をどうするかしっかり考えておきましょう。
軽く手をつけてしまいましたが、正直、こんなに大変だとは思いませんでした。
洗い終わった後、すぐにキッチンマットとして使用している北欧のプラスチックラグ、パペリナのサイズを調べました。
パペリナなら、洗うのも楽、乾燥も早い、いつでも清潔でオシャレ。
いくら払ってもいいから買いたいぐらいの気持ちになったのですが、残念ながら、パペリナには希望するサイズがありませんでした。 ※最大サイズ180×300 幅180というのがネックになりました。
サイズがぴったり合うなら、ダイニングラグにもパペリナを激しくお勧めします。
パペリナについては、こちらで記事にしています。
大きなラグを洗うのは大変
大きなダイニングのラグを洗ってみましたが、想像以上に汚れていることがわかりました。
せめて半年に一度ぐらいはと感じましたがかなり大変。
自宅で洗えないことはないですが、全部一人で洗濯するなら、クリーニングに出してしまう、コインランドリーを使うなどを考えた方が良いかもしれません。
清潔さを保ちたいなら、ラグそのものを洗いやすいものに変えるというのもひとつの方法。
ダイニングのラグなら、洗いやすく丈夫なパペリナが候補になりそうです。
今度、ラグを洗うときは、家族に手伝ってもらえる天気のいい日を選びたいと感じました。
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