そよかぜスタイル

ハスキーの三脚は3段ではなく絶対4段以上を勧める理由

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突発的に買いたくなった、ハスキーの三脚。
BlogにUPしながら、ポチッと購入してみました。



ハスキー三脚 ハイボーイ 4段
ハスキー三脚

ハスキーの3段は写真学校でも・・・といわれますが、購入したのはハイボーイ(4段)。
これには、理由があります。
ハスキーの使い方なども交えて、4段以上を勧める理由を書いてみます。

やっぱりシンプルなものがいいですね

ハスキーの三脚のよさについて今さら語るまでもないのですが、昔からカメラマンさんが絶対持っているといってもいいぐらい定番の三脚です。
ハスキーの三脚については、過去記事にまとめていますので、気になる方はこちらで。



我が家には、フランスのジッツォがあるのですが、機能があれこれあるぶんちょっとめんどくさい。

前から、シンプルなハスキーが欲しいなぁーと思っていたので思い切って4段のものを購入しました。

ジッツォは、一本であれこれ対応できるようになっているぶん、機能的に重さを感じてしまっていたのでちょうどよい選択でした。


メイドインジャパンのハスキー


ハスキーの雲台
定評があるハスキーの雲台


前回の記事をまとめた時に、雲台のコルクは自分で貼る・・・というようなことが書かれていたので心配だったのですが、購入したものは初めからコルクが貼られていました。



ハスキーの雲台詳細
QUICK-SETの文字が無くなってますね〜



最近・・・といっても、数年経つようですが、ハスキーの生産はアメリカから日本に移りました。
QUICK-SETの文字が無くなっていますね。

感触的には、今までのものとほとんど変わりません。


カメラをさくっと固定できるし、ぎゅっと締めても最後にぴくんとこない。
フィールドカメラが幅をきかせていた時代にも、雲台はハスキーという選択をしているベテランの方が多数いました。
(こういう場合、脚は、重くても硬くても、助手が運んだり伸ばしてくれるので軽い必要はないので必ずしもハスキーではない。雲台は自分で操作しなければいけないからハスキーは重宝がられていた)

こんなにいい雲台はない、ハスキーの雲台が一番いいと何度も聞いた通り、

やっぱりハスキーの雲台は最高です!

こういったカメラ系のローテクなものは、安いものはそれなりで高いものはやっぱりいい。
どの機材を見ても、シンプルな機材ほど、性能は価格に比例します。
例を挙げたらキリがないぐらい。

だから長い目で見たら、絶対に高いものを買っておくことをお勧めします。

中途半端なものを購入してしまうと、結局使えないものを買ってしまうことになってしまいます。
もうデジタル時代だから重い三脚はナンセンスなんて意見もありますがとんでもない!
三脚を使うシーンというのは、ピクリとでも動いて欲しくないから使うのです。
少なくても、最初の一本は、軽くて高さの稼げない三脚では物足りません。

ハスキーでもローアングルができないこともない

ハスキーはシンプルなぶん、ローアングルができないと思われています。
センターポールを外して逆向けに差し込めば、ローアングルが可能です。

あんまりオススメはしませんけど、前回の記事より詳しく写真つきで。



ハスキーのセンターポール
ハスキーのセンターポール ストラップ部分



センターポールの下の部分。
この銀色のピン・・・というより、なんでしょう・・・これを外すと、ストッパーを兼ねているストラップのパーツを外せます。

棒状のもので銀色のポッチを押し込むのかなぁーと思ってしまいそうですがポールの裏から外します。






ハスキーのセンターポールの一番下
センターポールを下から覗き込むとこんな感じになっています



ここから、銀色の金具の片側を内側に持ち上げるとロックが外れます。






ハスキーのセンターポール
ストラップを外す前


ストラップを外したハスキー
ストラップを外したハスキー



するとこんな感じでストラップが外れます。

あとはぐりぐりエレベーターをあげてポールを抜いて、ポールをひっくり返して下から差し込みます。


差し込むときはギアがあるので、ポールの向きを合わせてつっこんじゃってください。





ハスキーでローアングル
これでローアングルが完成



カメラを吊る前に、ストッパーを戻すのを忘れずに。
ハスキーのエレベーターは、ネジをゆるめるとすとんといってしまいます。

ローアングルは無理と思われていそうなハスキーでも、ジッツォに負けないぐらいローアングルが可能です。


ただ、ここまでしてローアングルにするぐらいなら、ローアングルに便利な三脚を買っておいた方が幸せになれることは間違いありません。

個人的な見解ですが、一本で完璧な三脚というのは存在しません。


ハスキーも例外ではありません。

開脚できる三脚はローアングルに強いのか
シンプルなハスキーと対照的に、開脚などローアングルに対応できる機能がついた三脚はどうでしょうか。
開脚する機能がついているぶん、ある程度までアングルを下げていくことができますが、快適に下げていけるのもある程度まで。

脚の長い三脚を広げて高さを下げるには、それなりのスペースが必要になってきます。
また、べったり開脚すると、エレベーターつきのセンターポールが地面に当たってしまうので、センターポールをあげるか、レンチでエレベーターを外し、ベースプレートに交換、または逆さ吊り対応ということになります。
分割式センターポールを備えたものもありますが、この場合、センターポールの使い勝手が著しく低下します。
結局、超ローアングルは、ある程度の手間がかかり、場所の条件にも左右される場合がでてきます(脚を広げるスペースがなければ結局逆さ吊り対応になる)。
フランスのジッツォは、各種パーツを組み合わせてさまざまなアングルに対応できますが、手間や費用を考えると、センターポールを抜いて逆さまにするハスキーの操作性も悪くありませんね。

また、イギリスのベンボー(かつて浅沼商会が正規で輸入していた。物珍しさから巨大なベンボーを一本持っていた)に代表されるような、どのようなアングルにも対応できそうな三脚もありますが、支点が中心からズレてしまうので安定感はありませんし、思った通りのアングルを得るのに時間がかかります。

最初の一本に、極端なローアングルを考える必要はあまりありません。
そのようなアングルは、どのような三脚を購入したとしてもある程度手間がかかるのは間違いありません。

最初の1本にハスキーの三段を買うと残念な理由

一般的に最初の一本はハスキーの3段とのことですが、私は4段〜をお勧めします。
これは、写真学校に行くとついてくる(購入させられる)から、このような説が広まっているのだと考えられます。

では、なぜ3段でなく4段〜なのか。
実際は、知り合いの方を見渡しても、写真学校でついてくる3段は、そのままメインの三脚として使用されている例をほとんど見ないからです。

とりあえず車に積んであるとか、写真学校で買ったから持っているとかそういった扱いがほとんどです。

結局、あらゆる撮影に対応しようと思ったら、三脚は最低2本は必要ですから、3段だとスペックが普通過ぎるのです。
4段以上を購入しておけば、サブにローアングルの機能を重視した(ローアングルに特化した)三脚を購入すれば最低の2本でほぼ完璧にカバーできます。
3段を購入した場合は、2本目を買う時に、3段より高さが稼げて、ハスキーよりローアングルが使いやすい、そんな矛盾した条件を満たす三脚を探すことになってしまいます。
そんな都合のいい三脚ありません。
もし、そのような三脚を2本目に買うなら、最初にハスキーを買う必要ってありません。

4段以上を勧めるのは、ハスキーでは極端なローアングルは諦めて、じゅうぶんな高さを稼げるシンプルな三脚として購入しておくということです。
どうしてもの時は、ローアングルに対応できないことはありませんが、慌ただしい撮影現場では、ローアングル用の三脚を別に用意している場合がほとんどです。
4段で目一杯伸ばしてそれでも高さが足りない場合は清く諦める(諦められる、物理的にファインダーを覗けなかったり、一緒にいるお客(クライアント)さんも納得する)。

3段だとそうはいきません。
それほどローアングルも強くありませんし、高さが足りなかったら別の三脚を使うという結果になります。
3段で目一杯伸ばした高さで無理といっても、お客さんも納得できる高さではありません。
だから3段を写真学校で購入しても、予備的な三脚になってしまうことがほとんどです。

ハスキーは、機能的にも重量的にも軽く、しっかりしていて高さがかせげるから選ぶ三脚なのです。

3段をメインで使っている人は、電車でいくつも現場の移動を強いられる場合、撮影するアングルがほぼ限定的な場合(例えばモデル、記念撮影、テーブルフォトなど)になるでしょう。

さらにアウトドアでの撮影では、思うように三脚を立てるのが困難な不整地もあります。
ハスキーには開脚する機能はついていませんから、1本または2本だけ脚を伸ばしてカメラアングルを確保する場合も出てきます。
脚の長さは、こういう場合にも有効になってくるでしょう。

趣味の世界でも、極端なローアングルができずに苦労するより、障害物を避けるために高さが足りなくて悔しい思いをする機会の方が多いはずです。
また、スペックを見て3段でもじゅうぶん高さを稼げると思う方もいるはずですが、目一杯伸ばした三脚とまだ余裕がある三脚の安定感の違いも大きな差になります。

ハスキー詳細
一番縮めた状態の高さですー



ハスキーの三脚4段(ハイボーイ・一体型)は、脚を縮めた状態で三脚をセットするとだいたい77.5cmです。

座ってみた目線ぐらい。
ほぼ、撮影領域すべてをカバーしてくれるといっていいでしょう。

一番高くした高さは、物理的に測れませんでした。

なんでわざわざ測ってみたかというと、ショップさんによって表記が微妙に違っていたから。
実際に測ってみた人がいたら、教えて下さい。

ハスキーの三脚まとめ
繰り返しになってしまいますが、ハスキーはとてもすてきです。
どんな道具にもいえることですが、ひとつであれこれできるものよりも、シンプルなものの方がいい仕事をしてくれます。

機能的にすこぶる軽いので、三脚を使うのもおっくうになりません。
ちなみに、ハスキーには、雲台が固定の一体型と、脚と雲台別々のモデルがありますが、シンプルな一体型を迷わず選択。

とてもいいお買いものをしたと、満足度も高いです。



HUSKY ハスキー4段 #1004 雲台一体型三脚









ジッツォ用に雲台も買い足しておきたいなーと思います。


HUSKY ハスキー3Dヘッド 太ネジ穴 #1504 3D雲台






ハスキーの三脚を使ってたくさん写真を撮ります!



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