梅雨が近づき、カーエアコンを稼働させる機会が増えてくる季節です。
熱のこもった車内に乗り込み、キーON、室温を下げるためにエアコンのスイッチを入れた途端
もわ〜ん
と、車内に嫌な臭いが充満してしまったという経験、誰にだってあると思います。
これでは、楽しいはずのドライブも台無し!!
この臭いの原因は、ほとんどがエアコンに溜まった汚れ(カビ)の仕業。
快適なカーライフを送るために何か対策はないかと調べてみたら、エアコンの仕組みを理解して、正しく使えばある程度防げることがわかりました。
カーエアコンを快適に使うために参考にしたページを紹介しながら記事にしてみます。
カーエアコンを快適に使うためのガイド
快適なカーライフに欠かせないカーエアコン。エアコンは、車内の温度を適正に保ったり、窓ガラスの曇りを取ったり、スイッチひとつで年中車内を快適に保ってくれます。
その反面、カーエアコンの悪臭に悩まされてしまうというのも困りもの。
せっかく車内の温度が快適になっても気持ち悪いですよね。
無理して購入したデリカのカーエアコンは、できる限り清潔に保ちたい。
我が家で実践している方法は、帰宅10分ほど前からエアコンをOFFにして送風のみにするという方法。
これで、エアコンの悪臭の元になる結露(エアコン周りの水分)をなくしてしまおうというのです。
さらに念を入れて、エアコンの吹き出し口に車用のファブリーズをつけてみました。
しか〜し!
これが、頭が痛くなるような強烈な香り・・・・
これは堪らん。
なので何か良い方法はないか調べてみることにしました。
スイッチひとつで簡単に操作できるので、エアコンの機能や仕組みを普段意識することもほとんどありません。
使い方次第で燃費にも関わってきます。なので、まずは正しいエアコンの方法を調べてみました。
こちらは日産自動車のページ。
さすが自動車メーカー。わかりやすくまとめられています。
「普段あまり気にしていない」「どのスイッチを押せばいいんだっけ?」なんてことはありませんか?
エアコンを目的別や状況に合わせて上手に活用し、もっと安全で快適なドライブをしましょう!
状況によってこの設定は使い分ける必要がありますが、基本的には外気導入にしておくことをメーカーは推奨しています。これは外気導入にしておくことによって、車内の空気が入れ替わるため、汚れた空気や匂いがとどまってしまうことがなくなるためです。
こちらは、主に燃費改善の添加剤などを販売するショップが手がけるページ。
わかりやすく、さらに掘り下げた内容の記事も多数用意されています。
冬の季節、エアコンの設定どうしていますか?
我が家は結構揉めてました。
いろいろな考え方、意見があるのだなぁ・・・
■はっきり言って、近年冬にクーラーを付けて車に乗る人が増えたのはメーカーが悪い!
内気循環と外気導入を掘り下げた記事。
こちらでは、湿度にも焦点を当てたちょっと違った視点で内気循環基本を推奨。
カーエアコンの使い方まとめ
なんとなくスイッチを押していましたが、多少意識するだけで、より目的に沿った形で快適な車内になることがわかりました。
- 通常は外気導入
- 早く冷やしたい・暖めたい時は内気循環
- 窓の曇りが気になったら外気導入+デフロスター
- 冬はA/CスイッチOFFで燃費向上
内気循環の方が、少ない風量で効率よく車内が冷えるというメリットがあるようです。
ガラスが少しでも曇ってしまうのが嫌だったので、今まで冬でもエアコンをONにしていましたが燃費には良くないのですね。
ただし、燃費が向上するからといって、極端に使わないというのもエアコンの負担につながります。何事もほどほどが良さそう。
カーエアコンのニオイ対策
カーエアコンの仕組みをざっと見たところで本題のニオイ対策。ニオイの原因は、エアコン周りのカビ(雑菌)の繁殖によるものがほとんどのようです。
嫌ですね・・・
つまり、カーエアコンが臭うのは、使い方次第で誰しもがありえることで、 持ち主が対処しなければならない問題なのです。
簡単に解決できる応急処置も紹介されています。メモメモ・・・
例えば梅雨が続いてなかなかマットが乾かないという場合は、
たまの晴れ間にでもマットを天日干ししてかわかしたり、
車内のゴミ、埃を清掃することも必要です。
こちらでは、エアコンのニオイ対策、対策グッズが紹介されています。
エアコンを快適な状態で使えていればいいですが、もうぷんぷんするわっ!
という方もいると思います。
エアコンのニオイが気になって仕方がないという方は、こちらの記事がおすすめ。
チェック項目と、その対策が書かれています。
エアコンフィルターなど、簡単に清掃・交換することができるんですね。
こちらの記事では、ネッツトヨタでも使用しているというクリーナーで、エアコンのエバポレーターを自力でクリーニングしています。
エバポレーターというのは、エアコンのコアの部分。
エアコンのニオイの元は、だいたいがここに繁殖したカビ(雑菌)が原因のようです。
ディーラーでの工賃は、だいたい5,000円と紹介されています。
こちらの記事でも、同じ洗浄剤が使用されています。
ディーラーでも使用していると記事で紹介されていた洗浄剤がこちら。
ニオイの元から断つ!というのが一番強力ですね。
このテの洗浄剤は、購入前にカーエアコンの適合を確認しましょう!
Amazon1番人気!
ドライブジョイ(DRIVE JOY) 2016-11-01
カーエアコンのエバポレーターの掃除方法について詳しく書かれています。
こういう記事を見ると、自力でなんとかできそうな気がしてきます。
こちらの記事では、カビに働きかけるスチーム状のスプレー缶を使用しています。
車だけでなく、お風呂や自宅などにも使用可能で、成分はとても優しいというのがウリ。
記事で紹介されていたスプレー缶がこちら。
価格は2,000円弱とお手ごろ。
カビなくなったでしょ! ※室内・浴室だけでなく、エアコンや車の内部にも!シュッと一吹き!
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カビなくなったでしょ!
こちらは、自力解決を諦めてオートバックスで『エアコン洗浄』+『エアコン除菌・消臭』を施工。
価格は9,000円弱とのこと。
本当に簡単にできるかどうか試してみた
ニオイが気になったら、カーエアコンのコアの部分『エバポレーター』を洗浄するのが一番の近道だとわかりました。ディーラーやカーショップに出すのが手っ取り早いのでしょうけれど、1万円近く費用がかかります。時間もかかります。
本格的な分解掃除ということになれば、それはもうお願いするしかないレベルですが、お手入れ程度のクリーニングなら自力でなんとかできそうですね。
いろいろ調べながら記事に目を通していたら、簡単にできそうな気がしてきました。
要するに、作業のキモは、エアコンフィルターを自力で取り出せるかどうか?にかかっています。
カーエアコンのフィルターさえ取り出してしまえば、洗浄剤を吹きかければいいだけだからです。
夕食の準備も終わったので、本当に簡単に、カーエアコンのフィルターを取り出せるのか試してみました。
大抵の車は、グローブボックスの奥にエアコンフィルター、エバポレーターがあります。
デリカの説明書をみましたが、やっぱりグローブボックスの中でした。
外し方は車種により異なりますが、グローブボックスの外し方は、『エアコンフィルターのお手入れ』とか『『ヒューズの交換』とかの項目にちゃんと書かれています。
ユーザーマニュアルに書かれているぐらいなんだから、これらは自力でやる作業だということでしょう。
ちょっとした思いっきりも必要ですが、グローブボックスは簡単に外れます。
夕食準備を終えた、隙間時間なので、かなり暗くなっていますが全然大丈夫。
ここらかは、もう、何にも心配ないぐらい簡単。
文字どおり
強いていえば、フィルターを外す時に、ケースの爪を折らないように気をつけることぐらい。
フィルターのケースを外したら、フィルターを引っ張り出します。
これで、あとはスプレーを吹きかけるだけ。
エバポレーターの掃除ができますね。
ここまで、5分。
工具もいりません。本当に簡単。自力でできそうだということがわかり安心。
あとは、逆の手順で戻しておしまい。
注意点らしい注意点もありません。
説明書に目を通して、丁寧に進めるだけ。
思いつきでもできるレベルです。
快適にカーエアコンを使うためにしたいことまとめ
今まで、機能的なことを意識することなくなんとなく使っていたカーエアコン。ニオイがするのもある程度仕方がないと思い込んでいましたが、ある程度気を付けておけば未然に防ぐことができ、 お手入れも自力で簡単にできるものだということがわかりました。
日常で特に気をつけておきたいのは、車内、特にマットを清潔に保つことと、エアコンを使用したら、意識して水分を飛ばすということ。
温風を数分出しておくだけでもじゅうぶんなようです。
対策に、ファブリーズをつけてみましたが、こちらの方が悪臭レベル。
わざわざ購入してまで使うものではないような気がしました。
ある程度エアコンの汚れを防ぐことはできますがお手入れは必要。
今回、記事を書くために調べて、難しいと思いこんでいた、エアコンフィルターの交換やエアコン内部の洗浄は、とても簡単(しかも安価に!)にできるということがわかりました。
節約のためにも、快適な車内空間のためにも、これからは自分でお手入れをしてみようと思います。
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