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ヘーベルハウスの見学会は超お勧め!戸建を考えているなら参加すべし

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ヘーベルハウスのロゴ



ヘーベルハウスの現場見学会に参加してきました。
こういった見学会への参加ははじめて。

すでに戸建を購入していましたが、充実した内容に大満足。
建物に対する理解がおおいに深まりました。

マイホームに少しでも興味のある方には、こういった機会を逃さず参加するといいと感じたので記事にしてみます。



きっかけは資料の請求から

ヘーベルハウスの冊子
本のような仕上がりだったヘーべルハウスの冊子



戸建住宅を購入したばかりの我が家。
木造3階建ての建売住宅ですが、購入時、ほとんど建物のことまで頭が回らなかったので、もうひとつ間取りをいかしきれていません。

新居で生活してみて、大きく改善したい点はふたつ。

2fリビングのテトリスみたいな間取りをなんとかしたい。
子ども部屋の記事で書いた通り、家族全員が2fリビングで過ごす時間がおおいので、バルコニーが広がっている部分までリビングを広げたい。

1fにあるふた部屋ある我が家。
入口は扉が二つあるものの、中に入ると完全にしきられているわけではありません。
5.9帖の部屋を書斎、6.2帖の部屋を寝室っぽく使っているのですが、これをひとつの大きな部屋にしたい。
部屋への間口(現在70cm)、庭へ面した窓も大きくとって、大物の搬入口も確保したい。

今すぐはとても無理だけど、住宅の保証がきれるころに、おおきな改修を視野に入れています。(きっとその頃にそれなりにメンテが必要と思っている)

2fリビングは、リフォームで増築して四角く広げる。
1fは、柱が必要なので強度的に厳しいかも・・・



2f間取り
2fの間取り 赤い斜線部分を増築したい



リフォームで対応できるのか、または建て替えか。
過去記事にも書いた通り、購入時にかなり出遅れた感がある反省点を活かして、すでにあれこれ検討中。
マイホーム購入の経験上、早過ぎるということは皆無だと言い切っておきます。

そんなとき、ネットで見かけたヘーベルハウスのカタログ広告がとても素敵な感じだったので資料請求をしてみました。
すぐにリフォームor建て替えはしなくても、部屋をどんな風に活用しているのかも参考になりそうですしね。

私たちを惹きつけた最大のポイントは、3階建て住宅のterra craftや都市型住宅の形を数多く提案している所。
小さな建物をさらに小さく感じさせる我が家の間取りとは開放感がまるで違うことは、ネットで見ただけでもかなりのインパクトでした。

申込後、間もなく素敵なカタログが届き、同時に、現場見学会の案内が入っていました。


こういった見学会は、ネットなどでの告知、受付はなく、直接担当者さんとのやりとりになるそうです。
内容は建築中の現場、新築のお家、築30年のお家の3カ所を観光バスで回るコース。
軽食付き、見学先にも仮設のキッズスペースを設けているということで至れり尽くせり。

とても興味深かったので、資料請求の動機、マイホーム購入の経緯と改善したい問題点、すぐにどうこうは難しいけれどとを告げて、親子3人で参加させていただくことにしました。

サービス満点だったマイホーム見学会の様子

当日の朝、ヘーベルハウスの事務所に集合して、受付と見学会の流れの説明を受けます。
現場以外は、実際に今、住まわれているお家への見学になります。

その方へ向けて、事前に質問したいことがあれば質問用紙に記入します。

手続きが全て済んだら、バスへ移動して出発。
マイクロバスかと思っていたら、こぶりでしたがちゃんとした観光バスが待っていました。
この日の参加者は、10家族程。
それぞれの家族に、担当者さんがひとりつき、私たちを含めて子ども連れの方も数組いるので、想像以上に賑やかでした。

「参加した皆さんが、もしヘーベルハウスで建てることを考えているなら、こんな風に作られているのだと思ってもらって大丈夫です。どのお家でも、基本となる造りは全く同じなのでしっかりとご覧下さい」

ちなみに、こういった現地の見学ができるハウスメーカーはほとんどないそうです。
他のメーカーさんでは、現場ごとの条件に左右されるので、このような見学会はしにくいのだそうです。

手渡された袋の中身をみると、熱中症対策のグッズに建物の資料などが入っています。
暑さが厳しいのでくれぐれも早めにグッズ等を使って対策するようにとのこと。

お茶や子ども向けのジュースの配布も数回ありとにかく快適な見学会でした。




ヘーベルハウス 見学会
実際に見学させていただいた現場



最初に向かったのは建設中の現場。
ここでは、鉄骨や断熱材といったふだん目にすることができない建物の内部をじっくり観察することができます。

2階建ての物件でしたが、広さは我が家と同じぐらい。
建物内へはヘルメットをかぶって入ります。

鉄骨など内部構造がむき出しになった建物内を奥へ進むと、鉄の階段が現れて軽くカルチャーショック。

「強度もさることながら、万が一火事や災害になっても、階段が崩れることはありませんから、避難の時にも安全です」とのこと。
鉄筋のメリットにいきなり感心させられました。

「60年保証がありますので、その間はまずメンテナンスの必要はありません」
と、階段をまじまじと見ている私たちに営業担当者さん。

これだけしっかりしたもので60年なのかという気持ち。
築100年ほどのお宅に暮らしている知人も数人いるのですが、昔ながらの工法はすごいなと思うと同時に、購入した我が家の寿命を考えると少し気が重くなりました。

鉄の階段をあがって、2階の広々としたスペースへ。
旭化成ご自慢の外壁耐火テスト、断熱材の説明、スライドショーを見ます。

衝撃だった耐火テスト 我が家は大丈夫なのか?

長くなりますので、ここからはインパクトのあったことを駆け足で。

外壁って大事

夏の西日を浴び続けている外壁って、どれぐらいの温度になっているかしっていますか?

実験結果からいうと、半熟手前の目玉焼きができるほど。
これだけの熱を毎日浴び続けると、水分を含んだ素材で作られた外壁には反りが出てきます。
そして、外壁の内側の断熱材にもダメージが。
一般的とされる断熱材もこのときはじめて見たのですが、ビニール袋にはいったグラスウールなんですね・・・
掛け布団を想像するとイメージできます。

こういった断熱材を使った工法は、取り付けもムラがおきやすく、熱や急激な温度変化で内部が結露してくると、グラスウールの性能が落ち断熱効果も減少してくるそうです。

耐火テスト

耐火テストは、一般的な素材を使用した2種類の外壁と、ヘーベルハウスの外壁の計3種を強力なバーナーで炙り続けます。

相当なダメージを受けている一般的な外壁とまったく変化がなかったヘーベルハウスの外壁ではその差は歴然。

外側だけなら何とかなりそうですが、一般的な外壁の内側は、外からの熱で火災を受けた状態になってしまっています。
住宅密集地で火災になると、実際に火が燃え移らなくても、壁の内部や柱などが焦げ付いてしまう可能性がじゅうぶんにあるということは想像に難しくありません。

そうなってしまうと、修復には相当な時間と費用がかかることは、いうまでもありません。

また、スライドショーでは、震災地域でもびくともしなかった家が紹介されていました。
優れた耐火性能を持っているので、ヘーベルハウスで建てた家が防火壁になったという内容です。

文字では書けないのでイメージ図にしてみました。


ヘーベルハウス図
防火壁になったヘーベルハウスの図



実際には写真でみたのですが、通りの右側の黒い家は燃えてしまった家。
水色の色がヘーベルハウス。
この家が燃えなかったので、ヘーベルハウスを境に隣の家からは、火災の被害にあわなかった。

スライドショーでは、この火災後の家の様子も紹介されていました。
防火壁になったお家の壁はまったくといっていい程ダメージを受けず、修復も雨どいなど軽いもので済んだとのこと。

このほか実際の鉄骨をみながら、相当な揺れがきても特殊な構造で家を守りきるという解説もありました。
同じ鉄骨でも、揺れを受け続けると、構造によって筋交いが伸び切ってしまうものもあるそうで、そうなると火災の時と同様、修復には費用も時間もかかります。

耐震性については、基準という数値にあてはまらない部分もあるので、メーカー各社さまざまな工夫を凝らしているようです。
しっかり比較して選んで下さいということでした。

一般的な住宅の基礎となる建材や工法についての説明とヘーベルハウスの特徴や比較はとても参考になりました。
こういった専門的なカタログや資料だけ見せられても、ほとんど頭に入ってこないと思います。

実際に現場でものを見ながら解説を受けられたので、難しそうな説明も興味をもって聞くことができました。

説明を受けていた2fは、エアコン1台が稼働していました。
建築現場で、まだ部屋の構造がないスペースでしたが、エアコンの効きもよく寒いぐらいだったことを付け加えておきます。

新旧ヘーベルハウスを見る


ヘーベルハウス見学会の軽食
お昼は天むす



次の目的地は、同じ市内の新築2階建てのお家へ。
これから回る所は、実際に生活がはじまっているお宅へおじゃまする形になります。

先ほど現場で建物の内部を見た直後なので、あの骨組みがこのような家になるのかという視点で見れるのもなかなか貴重なこと。
そして、自由にお家の中を見学させていただいて、気になった所を直接お家の方に聞けるという企画がすごいです。

間取りの決め方がどういう流れだったのかが気になっていたので聞いた所、1〜2ヶ月の間に打ち合わせをして20回ほど図面を見せてもらったとのこと。

ゆったりした建物でしたが、意外にも小さいスペースがいくつか作られていて、それぞれ目的別に有効に活用されている様子が印象に残りました。
ちょっとした隠れ場所っぽい雰囲気のスペースは、男子にウケがよさそう。

子ども部屋は、あえて広く快適な空間を作らない方向だったとのこと。
頭を悩ませていた私たちにとって参考になる意見を聞くことができました。

子ども部屋については過去記事にアップしていますのでよろしければ参考にしてください。



細かく区切られた部屋でも狭さを感じなかったのは、収納家具が一切なかったから。
クローゼットや作り付けの棚をたくさん設置しているので、収納家具は必要ないとのこと。
ちなみに、棚など作り付けの家具は、体格に合わせて使いやすい位置に配置されているとか。

6帖の部屋に収納家具を置くのと、4.5帖で収納を備えた部屋と比べると、後者の方が結果的に部屋を広く使えるそうです。

家具好きな私には難しい選択ですが、壁に埋め込まれた多目的ボードなど、遊び心ある便利なものもメーカーからの提案だったと聞いて、ハウスメーカーに対するイメージが一新されてしまいました。

こういった細かな提案には、お家の方も意外だったそうで
『ハウスメーカーさんからこのような提案をされるとは思いもしなかった』
とのこと。
営業担当者さんも、
『ハウスメーカーも、細かいこと、自由な発想で、ひと昔前とは全く違います。ほとんどどんなこともできてしまいます』
と、胸を張って教えてくれました。


このお家には、オール電化が採用されていましたが、電気代は月に4千円ほど。
広々とした1fリビング、リビングから続く階段と開放的なスペースでしたが、エアコンが特別大きなものでもないのに快適な温度に設定されている所にも感心してしまいました。

『夏の昼間に帰ってきても思ったよりむっとしない』
優れた断熱効果は、空調に有利。
メーカーとしてもオール電化との相性のよさをかなり推している様子でした。

参加者の皆さんが揃って、ご主人さんの感想を聞き、最後に、事前に用意していた質問を担当者さんから聞いてもらう時間がありました。

かなり細かく要望を取り入れたお家も、初期の打ち合わせからほとんど追加費用なしで建てられたとのこと。

失敗談などで、予算がかなり超過してしまったということを目にしますが(ヘーベルハウスのレビューには、このあたりの意見が特に目立つ気がする)、追加費用ほとんどなしでも快適な住まいを手に入れることは可能なようです。

築30年のヘーベルハウスへ

今回の見学会は、建てはじめ、建ててすぐ、そして住宅の寿命の半分を迎えたお宅を巡る流れ。
数時間で、家がどのような経年変化を遂げていくのかを体感できる、タイムマシンに乗っているような企画です。

鉄骨で建てられたお宅は、30年を経過しても扉類の開閉は極めてスムーズで、構造的に歪みがでていないことを確かめることができます。
傷みがみられるのは、クロスや床の小傷といった表面上のことぐらい。
たくさんの人がこのお家の中を歩いているのですが、床のきしみひとつ感じられませんでした。

いちばん聞きたかったことは、30年の間にどんなメンテが必要だったかということ。

答えは、外壁の塗り替えぐらい。
これは、技術が進んで今では必要がないメンテナンスですと補足がありました。

今後必要だと感じているメンテナンスは、再度外壁の塗装とクロスの張り替え程度。
メンテナンスの相談など、対応にも困ったことは一切ないと話してくれました。

有意義な時間はあっという間に過ぎていきます。
帰りのバスの車内では、増税前の申込ポイント、オール電化のメリットについての解説。

感心したのは、終止猛烈にプッシュする風でもなく、しっかり見るべき所を比較して納得のいくお家を建てて欲しいという姿勢だったこと。

『家は大切なお買いものです。だからこそ一度でしっかりしたお家を建てて欲しい』
という言葉が印象に残りました。

お家のことが気になったらまずは資料請求を


ヘーベルハウス見学会でいただいたお土産
おやつ、旭化成のキッチングッズ お土産もいただきました



建売住宅を購入してまだ1年が過ぎたばかりの我が家。
ですが、購入までまったくといっていいほど、比較検討をする機会がありませんでした。
だからこそ、かなり有意義な時間を過ごすことができました。

今後、子どもの成長、実家のこと、家族を取り巻く環境は流動的。

  1. 今の建物の基礎を活かして手直しをしていく
  2. 建て替える
  3. 住み替えを視野に入れる

どれが最適なものかは、まだわかりません。
1だと内部構造もよくわからないし、希望通りになるわけでもないので、長い目でみると2の建て替え、場合によっては3の住み替えも視野に入れる必要を感じました。
木造の我が家では、強度的に間取りを大きく変えることはできないのではないかという点と、もともとの建物の寿命の関係で判断が難しくなりそうです。

何度も書いていますが、我が家はマイホーム購入時、こういった比較検討ということはまったくしませんでした。
じゅうぶん満足しているのも事実で、致命的な失敗はしていないと感じていますが、この記事を読んでいるあなたには、100%に近い選択ができるように見学会の様子を記事にしてみました。

マイホームのことが頭をよぎったら、最低限資料請求等をしてみる事をお勧めします。
そして、こういった案内をいただいたら、積極的に足を運んでみましょう。
メーカーは気になった所でいいと思います。

たまたまヘーベルハウス見学会に参加させていただきましたが、行き届いたサービスと濃い内容に満足度は最高。
単に資料に目を通す、調べるといった行為だけでは得られない経験でした。
子ども連れでも安心でしたし、お家について真剣に考えているなら、多少の参加費を払ってでも参加する価値がある見学会だった(無料でした!)ということで締めくくっておきます。

最後になりましたが、おじゃまさせていただいたお家の皆さま、案内して下さったスタッフの皆さまありがとうございました。


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