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液晶テレビを安く買い換えたかったのでネット通販してみた話

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古い液晶テレビ
壊れたテレビ


10年以上使っているテレビの調子が悪くなってきたので、ネット経由で買い換えてみました。
ネット経由だと、ポイントを使って現金が出て行く額を減らせるし、ポイントの還元率も高ったりします。

その反面、設置や処分については、自己責任的な話になってしまうのでためらっていましたが、思い切って購入してみたら、 設置から※古いテレビの引き取りまで、思っていた以上に簡単に行うことができました。

少しでも、買い換えの負担を減らしたいと考えている人に向けて、購入から設置、古いテレビの処分方法を記事にしてみます。
※古いテレビは、家電リサイクル法に基づいた処分や、適切なリユースが必要です



価格の安いテレビを選ぶ

今回は、現行品の大手家電メーカー製のテレビを購入しましたが、テレビにもジェネリック家電が存在しています。
ジェネリック家電とは、大手家電メーカーの一世代前の技術を使用して製造されたテレビのこと。
開発コストがかからないので、そのぶん高品質、低価格を実現できます。

一世代前というと心配になりますが、常に新しい機能、技術を搭載し登場する大手メーカーの製品はサイクルが早いのです。
最新のテレビは機能が盛りだくさんではありますが、冷静に考えると、必要な機能は限られているかもしれません。
シンプルとはいっても、外付けHDD録画はもちろん、裏番組録画、HDMI3ポート、4K対応などなど、普通に使うならほとんど遜色ない機能を備えていたりもします。

我が家の場合は、3チューナー内蔵(裏番組を二つ録画しておきたかった)というのが必須の条件でしたから購入には至りませんでしたが、欲しい機能を絞れば高品質で安価なテレビの購入も可能です。
とりあえず、ジェネリック系のテレビのチェックをしておきましょう。



ネットでテレビを買ってみたら設置は簡単すぎた






さて、テレビの買い替え。
いざ買い換えるとなると、今まで電気店で購入し、設置や引き取りを全て電気屋さんに任せていたので、新しいテレビを購入しても自分でちゃんと設置できるのか心配していました。

そんな心配があったので候補にあがったのは、ちょくちょくテレビ下取りキャンペーンなどをしているジャパネットや家電量販店のヤマダ電機。

リアル店舗だとヤマダ電機あたりが最安になりそうですが、楽天のポイントがかなり貯まってた関係で、できるだけ現金を使いたくない。
そんな理由で、楽天での購入に踏み切りました。

購入したのは東芝レグザ40V30。
テレビに外付けHDDをつければ、裏番組を2つ録画できます。
子どもの歳が離れているから、番組がかぶると大変なんですよね(汗
3チューナー内蔵のテレビって案外少なくて、東芝のレグザぐらいしか選択肢がなかった気がします。

楽天での価格は59,780円。
電気店での最安値は、かなり粘って54,000円程度。
これにリサイクル料3,000円程度が+されます。

ショップポイント+キャンペーンで10倍以上のポイントがついたので、設置、引き取りはありませんでしたが、貯めていたポイントを全部使って購入してみました。



設置に掛かった時間は1時間 大半は掃除




設置の手順は、説明書に書かれている通りに進めていきます。
大変だったのは、箱からの取り出しと、もともと使っているテレビのケーブル類の掃除。
一番心配していた設定などは、ほとんどテレビ任せで完了してしまいました。
では、詳しく説明してみます。





まず最初に箱を立てて、テレビが包まれている梱包材を引っ張ってテーブルの上に画面を下向きにしてテレビを置きます。
最近のテレビは、液晶画面のフレームがほとんどないので、テレビ本体をつかんで取り出すのはNGです。

説明書では、テーブルの上に毛布などをひいて作業するように書かれていましたが、テーブルの上を綺麗にしてからそのまま作業しました。
この状態で、テレビのスタンドを取り付けます。
プラスネジ4本で簡単に取り付け完了。
ドライバーを使うことができれば、訳もなく済んでしまう作業になります。






古いテレビの配線をチェックします。
いろいろとケーブルが繋がっていて面倒に感じましたが、テレビを視聴するために必要なケーブルはアンテナ線(一番手前のケーブル)のみ。
あとはゲーム機などのケーブルなので、どうしても必要なわけではありません。
下の写真のケーブルがアンテナ線。
今回のように、買い替えなら、これを新しいテレビに差し込むだけで受信準備は完了です。





普段、ある程度掃除機をかけるようにはしているのですが、それなりにホコリがたまっていますね・・・
ケーブルを抜いて、一本一本きれいに拭いて、掃除機をかけるという作業に時間の大半を使用してしまいました。
アンテナ線をテレビに差し込んで、電源を繋ぐとテレビが設定方法を教えてくれます。





カードを差し込んであとはテレビのいう通り。
住んでいる地域を選択してボタン操作を進めていけば誰でも設定ができてしまいます。
なんで悩んでいたんだろうと思うぐらいの簡単さ。





リモコン片手にぽちぽちとボタンを押していくだけで、基本的な設定が全て済んでしまいます。











そのまま、画質やネットワーク設定(Wi-Fi)の設定まで完了できてしまいました。
悩むことは一切なし。


最後に、梱包を処分します。





梱包材は、45lのゴミ袋いっぱいぐらい。





もう少し近代的なエコ梱包なのかと思っていたら、ダンボールには昔ながらの大きなホッチキスが使用されていました。
取り外すのが面倒でしたが、これは仕方がないかもしれません・・・


参考ブログ


改めてBlogに書くまでもないぐらい簡単な作業でしたが、テレビの買い替え、不安に感じる方もいらっしゃるかと思います。
我が家もそうでした。
テレビの買い替え〜設置について書かれている記事を紹介しておきます。

こちらの記事では、ソニーブラビアを持ち替えり設置、後ほど処分に持ち込み、費用は3,456円だったそうです。




こちらは、パナソニックビエラに買い替えた方の記事。
主婦の方が、ネットで購入、設置までご自身で。
半日かけて設置完了と書かれています。



電気屋さんに来ていただいたら何の心配もいりませんが、お掃除などは自分でしなければいけないので、それほど大差がないかと感じました。

テレビをどこに引き取ってもらうか

いちばん悩ましかったのは、テレビをどうやって引き取ってもらうか。
家電リサイクル法ができて、廃棄する場合は、『一般廃棄物処理業』の業者か、電気店か、指定引き取り場所に持ち込むなどの対応をしなければなりません。

費用は、16インチ以上の液晶テレビだと3,000円以上〜から。
購入店でなくても、ヤマダ電機などでは処分のみを受け付けてくれる場合もあるそうです。

基本的な考え方は、経済産業省のページにわかりやすくまとめられています。




不法投棄、リサイクルするべき材料の破棄などが問題になっているということですね。
許可を持たずに回収をしている業者(特に有料で!)には、安価でも決して処分を頼まないようにと注意が呼びかけられています。

無許可業者に廃棄を依頼してしまった場合は、処罰の対象になってしまうので気を付けましょう

もうひとつ、リサイクル業者に出してしまうという方法もあります。

ゴミかゴミでないかの判断によって、リユース可能な品物なのかゴミなのかが決まるようです。
今から処分しようとしているテレビが、ゴミなのかゴミでないのかが分かれ目。
わかりやすい例を挙げると、雨ざらしの場所に放置してある、液晶が割れているテレビはゴミなど・・・

もしテレビの機能を保っているものでしたら、古物商の許可(これは廃棄とは無関係)を受けているリユースショップや業者に依頼が可能になります。

全国展開している業者は、無料回収しているパソコンダストやパソコンファームが有名ですね。
こちらは、着払いでも受付をしているので、費用は0円です。

怪しいリサイクル業者が問題になっていますが、許可なく有料で家電製品などの"ゴミ"を引き取る業者は、違法という見方ができそうです。
後から多額の費用を請求されたりするトラブルも報告されており、各自治体がいちばん力を入れて注意喚起をしています。


一般廃棄物業の許可を受けていない事業者が家庭の不用品を有料で引き取ることは違法となるので、その場合は市町村から許可を受けている事業者かどうかを確認する必要がある。




今回は、地元のリユースショップに引き取っていただいたので、処分費用(リユースだから処分とは違うのかも)は0円で済みました。

少しでも安くテレビを買い換えるために

テレビは好みのものを、ネットで最安値のショップを探しておく。
ヤマダ電機などに行き、値段交渉する。
リアル店の購入価格に、リサイクル料金(これはほぼ決まっている)+引き取り料(運賃)が加算されます。

さらに節約するために、ここからネット、リアルとも共通です。
持っているテレビが、リユースできるなら古物商の資格を持った合法的なリサイクルショップへ。
引き取ってもらえるなら、リサイクル料、引き取り料5,000円程度の節約につながります。

破損している場合は廃棄しなければいけないので、リサイクル券を購入し自分で引き取り場所に持ち込み。
こうすることで、引き取り料1,500〜2,000円程度節約することができます。
この場合は、行政のホームページの記載に従いましょう。
引き取り手に必要な許可は、『一般廃棄物業』です。一般家庭から出る廃棄物なので、他の資格は関係ありません。

自分で買い換えるかどうか決めるポイントはここ





購入〜設置までは、想像以上に簡単にできてしまいました。
もともとアンテナ線があるお家なら、テレビをネットで購入しても何ら問題になりそうなことはありません。
想像以上に簡単でした。

問題は、買い替えの場合、テレビの処分をどうするか。
ゴミなのかゴミでないのかの判断が、少々はっきりしないこともあり悩ましい問題です。
その反面、まだリユースできるものをゴミとして処分してしまうのはもったいない。

適切にリユースしてもらえるように、信頼できる業者さんに依頼する、もしくは処分についてはお住いの地区の行政に問い合わせ、しかるべき方法で処分をしましょう。
後者の場合は、ネット検索でお住いの地区+『テレビ 処分』と検索すれば、検索結果に行政のページが表示されますので、そのページの指示に従えばOKです。
この場合、許可を受けた業者、引き取り場所が案内されています。
持ち込みでの処分費用は、だいたい3,000円程度から。

少しでも節約したいと考えてテレビを買い替える場合は、電気屋さんの引き取り料金込みの金額と、ネットでの購入価格+3,000円〜5,000円の処分費用を見込んで比較検討してみましょう。

その気になれば、適正に処分はできてしまうので(違法な処分がされないように行政が力を入れているので間口は広い)、今回のように、現金をなるべく使いたくない、少しでも安く購入したいと考えている方には、ネット通販でも全然問題ないということがわかりました。


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