皆さん、愛車の調子はいかがですか?
お出かけの時には、お食事や観光スポットなどしっかり調べるということはあっても、万が一の事など事前に考えて出かける事などないのではないでしょうか。
車齢16年を超える車を乗っている私達家族ですら、普段のメンテナンスと保険に入っているからということで、具体的な故障の時の対応など全く頭にありませんでした。
快調に走っていても、突然壊れてしまうこともあるのが車。
我が家の愛車は、ドライヴを楽しんだ帰り道、車が故障してそのまま廃車になってしまいました。
じゅうぶん備えていたつもりでいても、楽しいお出かけ中にいきなりのアクシデントに遭遇してしまい頭が真っ白。
幸い、怪我をするようなトラブルもありませんでしたが、じゅうぶんな対応をすることができませんでした。
今後、ドライブ中にトラブルが発生しても慌てなく済むように一連の流れを記事にしてみます。
愛車が帰宅途中に煙を吹いた
楽しいドライヴの帰り道。車に少し違和感を感じながら走っていると、その違和感は、車が確実に異常を訴えていることに気づきます。
しかし、もう帰り道。
だましだましでも帰宅できると考えて運転を続けていましたが、アクセルを踏んでも車が思ったように加速しなくなりました。
車を寄せて足回りを目視してみましたが、異常は発見できず自宅まで30分ほどということもあり帰り道を急ぎます。
念のため運転席の窓を開けて少し走ってみると、車内に煙が入ってきました。やばい・・・
再度車を安全な場所に寄せて確かめてみると、煙の出処は前輪からでした。
どうもブレーキがかかりっぱなしになる異常発生がしているようです。
この時、時間は18時頃という微妙な時間。距離にして自宅まで25分ほど。
交通量が少なくなる時間まで待って再度自力走行を試みるか、レッカーを頼まなければなりません。
それよりも何よりも、翌日、車で仕事に向かう予定をしていたのでまさかの事態に頭が真っ白。
無事車を自走させ帰宅できるだけではダメだということに気づきます。
レッカー、レッカー・・・・
我が家では、保険にロードサービスが付いているので、こんな時でも安心・・・な、はずでしたが。
肝心のロードサービスの番号がわからないっ!
そもそもどの保険会社にお願いしているんだ??
・・・・・
メモっておいたはずだけど。。
保険を紹介してくれた知人に電話をして、ロードサービスに連絡をつけることができました。やれやれ。
教訓 ロードサービスの連絡先は常に備えておく
運転中にこのような事態になったことは、この車では16年乗ってきて初めての事でした。JAFに加入していた頃もありましたが、保険のサービスを知り切り替え。
いつでも助けてもらえると安心しきっていましたが、恥ずかしながら、どの番号にどんな風に連絡をすればいいかなど確認したことはありませんでした。
ロードサービスは、どこのものでも構いませんが、連絡方法の確保は絶対必要。
それを怠っていたために、現場でかなり慌ててしまう結果になりました。
車両保険に付随するサービスは、レッカーから、宿の手配、代車など、トラブル発生時に考えられるサポート内容が充実しているので積極的に使えるようにしておきましょう。
各社、GPS機能を備えたスマホアプリも用意されているので、車を運転する人は利用しない手はありません。
活用したい保険会社のアプリ
JAFや各保険会社とも、便利なスマホアプリが出揃っています。突然のトラブルに遭遇すると、正確な車の位置を伝えるのも案外難しいもの。
アプリはスマホのGPS機能を使って、スムーズなやり取りが可能になるのがウリ。
代表的なスマホアプリを紹介しておきます。
まだの方は、使用しているサービスのアプリをインストールしておけばとっさの時にも安心です。
フリーコールでロードサービスを呼び出し、場所や目印になるものを伝えてレッカー車の到着を待ちます。
ちなみに、消防署のすぐ近くに車を寄せていたのに、その消防署をオペレーターに発見してもらえず正確な位置の特定に手間取ったことも付け加えておきます。
この時、すでに18:30になろうかとしていました。
レッカーが来たとしても、ディーラーが空いているのか微妙な時間帯。
一旦、自宅にレッカー移動、翌日、ディーラー(修理工場)への移動までサポートを受けることができるようでしたが、翌日車で移動する予定だったので一発でディーラーに行き代車をいただけるかどうかが最大の問題になってきました。
ディーラーに連絡すると、閉店時間後も受け入れは可能とのことでしたが、時間的に代車(ロードサービスを受けた場合レンタカーになるみたい)の手配は厳しいということになりました。
近所のレンターカー会社を数件当たってみましたが、手続きの関係で翌朝からということでした。
ディーラさんに車を搬入したのが19:15ほど。
ダメ元でレンタカーの手配をしてみましょうかと聞かれましたが、残念ながら次にこのメーカーの車種を買い替える予定ではなかったので遠慮しておきました。
(なんとなくもうダメかな・・・と感じていましたので、実家に向かって車を借りることにしました)
愛車の廃車が決定
翌日、車の点検を済ませたディーラーさんから電話をいただきました。簡単な部品交換で済むかと考えていたのですが、車齢を考えると修理はお勧めできないとのこと。
ブレーキのディスクを抑えるパーツ(キャリパー)の不調ではなく、ブレーキシステムの電子部品にエラーが出ているので、そこを修理(交換)するのに10万円ほど。
ディーラーのメカニックさんが言うには、ほとんど交換することのないパーツで、この辺りに不調が出てきていると修理できないことはないけれど、他の重要な電子部品も寿命がきていると考えられるそうです。
薄々覚悟は決めていましたが、とても残念な結果。でも前回、スピードメーターを自力交換しておいてよかった・・・
あの時、新品メーターで交換していたら10万円。
そんな修理をしていたら、今回の故障で判断が難しくなっていたかもしれません。
気持ちを切り替えて、修理をあきらめることにしました。
さて、愛車をあきらめることは決まったものの、車は、日常のお買い物以外に、仕事に行くための大事な交通手段でもあります。
何日も車がないのは大問題。
次の車もこのディーラーさんで購入するなら、代車を借りて廃車、次の車を購入と何の問題もなくスムーズにいきますが、どう考えてもこちらのメーカーには欲しい車がないのです。
このまま、ディーラーさんで廃車手続きを行うのことも考えましたが、すぐに車を購入するのでそれももったいない。
知人の車屋さんに次の車を探してもらうことにして、廃車にする車を引き取ってもらうことにしました。
廃車費用は0円。
ここまで、車の故障から3日目。
故障後の修理、代車の手配、廃車の判断、次の車選び、車の処分など、予定外の問題に頭を悩ませながらまずまずの結果になりました。
廃車の時に試しておけばよかったと感じたこと
ひとつだけ後悔しているのは、廃車の買取りを試せなかったこと。我が家の車は、2000年式(現在2016年)、走行距離不明(自分でメーター交換しているため)、廃車寸前という試してみるにはもってこいの状態でした。
実際に、廃車寸前の車を買取ってもらえた、逆に1万円請求されたといった話も耳にします。
廃車といっても、その状態は様々。
車の全てがダメになったわけではなく、使える部品は中古パーツとして市場に流通させることもできますし、金属類は素材的な価値があります。
買取り業者にも様々な種類があります。
廃車時に、手数料を数万円請求されるのか、たとえ僅かでも買取価格がつくのかでは大違い。
車が廃車寸前でも、多少の価格がつく可能性はじゅうぶんにあることを頭に入れておいた方が納得して愛車を手放すことができるはずです。
今回は、自分でお試しすることができなかったので、廃車時に参考になりそうなサイトさんをこちらに紹介しておきます。
Yahoo!知恵袋から。
質問者さんは、走行距離11万キロのMPVに2万円の査定額がついたけれど、信用していいのか不安になっての質問です。
問題なく引き取ってもらったといった回答、悪徳業者に注意を促す回答が寄せられています。
こちらは実際に買取り一括サイトを利用して、14年落ち、10万キロオーバーのbBを廃車にした方のBlog。
4.3万円の買取り価格がついたそうです。
車の買取りについてネットで調べてみた結果、宣伝目的のページが山ほど出てきて、なかなか有用な記事にたどり着けませんでしたが、体験者ならではの記事になっていてとても参考になります。
ただ、最後に買取り業者のサイトへのリンクと思いきや、意図的に美容院のページへリンクさせているのは、記事が廃車を考えている人にとって役立つ内容なだけにかなり残念。
こちらは、事故で全損したダイハツ ブーンを買取ってもらったという記事。
価格は1.3万円とのことでしたが、こんなにメチャクチャな状態になっても価格がつくんですね。
車系の情報ブロガーさんの記事に、スクラップ業者の買取りについて詳しく書かれています。
買取価格は、乗用車で1~3万円ほど。
一括サイトを利用して、レッカー代、スクラップ代無料の業者を探すのがポイントのようです。
下の二つのページは、車を買い替える予定がある人は、目を通しておくと廃車についての知識が得られるはずです。
こちらは、愛車をできるだけ高く売りたい人のための情報サイト。
こちらはNAVER まとめ。
手続きや、廃車時に戻ってくるお金についてまとめられています。
万が一の時のために備えておくことは大事
サービスに加入しているからと安心しきっていましたが、実際にトラブルに遭遇してみるとかなり焦ってしまいました。
幸い、怪我や事故につながるようなこともなく、愛車を無事に手放し、次の車のも決まりましたが、いざという時のために何もしていなかったことが反省点。
自分が加入しているサービスの確認や、そのサービスを最大限活用できるように備えておくことは最低限必要なことだと痛感しました。
次の車は10年乗るつもりです。
納車されたら、さっそくロードサービスのスマホアプリを入れて、車の買取りサイトもブックマークしておきます。
コメントを投稿