Bench / Photo mrhayata
ここ数年、スッキリするという理由で、ダイニングテーブルにベンチを組み合わせるインテリアが、小さいお子さまがいる家庭でも注目されています。
その反面、取り入れてみたいけれど使用感やデメリットがあるのか心配になっているという意見も目にします。
ダイニングベンチにしようかチェアにしようかと悩んでいる方に向けて、数ヶ月、ダイニングベンチで過ごしてみた感想をまとめてみます。
ダイニングテーブルは、北欧ヴィンテージ、France & Sonのエクステンションテーブル。
サイズは最大230cm幅です。
次男の友達家族と一緒にお食事する機会があり、あまっていたベンチを組み合わせてみたところ、高さもぴったりだったのでそのまま使用してみることにしました。
before France & Son Extension table Denmark
after France & Son Extension table Denmark
このテーブル用にベンチを用意していたわけではないのですが、テーブルと座面の高さがぴったりでした。
見た目のバランスはともかく、チェアふたつ使うよりベンチひとつの方がスッキリします。
現在は、このベンチを大人が使っているのですが、主に小学校低学年程度までのお子さんがいる家庭では、ダイニングベンチを使うメリットを享受できそうです。
参考までに、ダイニングベンチの使い勝手について書かれているサイトを紹介しておきます。
ダイニングベンチのコーディネイト例が素敵な写真と共に紹介されています。
座る人数に融通が利きやすいというのも、来客の多いお家ではベンチを使用するメリットになりそうですね。
こちらのBlogでは、実際にニトリのダイニングベンチ(背もたれなし)を使用して感じたメリット、デメリットが書かれています。
お子さんがいる家庭では、それなりの満足度を感じられるようです。
こちらでは、しっかり検討してベンチを購入。
軽く、座り心地が良いと、実際に購入したTOPO BENCHを紹介しています。
ひとりで座っているぶんにはゆったり座れるのですが、椅子をひくという作業がし辛く出入りもし辛い。
来客時でもない限り、ベンチを使用するメリットを見出すことができませんでした。
我が家のダイニングテーブルは、図の通り、左側を壁面につけています。
家族4人で使用している時は、ベンチに大人ひとりで座っています。
席を立ったり、席に着いたりする時に、大切になってくるのは、ダイニングテーブルの脚の形状。
これが、一般的な四本脚のテーブルだと、テーブルの脚が邪魔になり立ったり座ったりがとても面倒なことになります。
理想は、我が家で使っているような二本脚のテーブル。
これなら、出入りのしにくさを最大限回避することができます。
背もたれがあると、ベンチの後ろから席に着くという動作ができなくなってしまいます。
図の通りの配置の場合、ベンチの左側から出入りしようとすると、隣の席に座っている人が落ち着いていられません。
椅子が引けないことで、席を立つ時に余計に左側にスペースが必要になってしまうのです。
来客時のダイニングテーブルと椅子の配置
来客時には、スツールを必要な数だけ足して、ベンチを図のような配置にします。
ベンチの左右に空間ができるので、出入りも邪魔になりません。
ダイニングベンチを使用する場合、左右の空間が保てる配置が重要です。
ダイニングベンチの話題から少しそれてしまうかもしれませんが、来客が多いお家で活躍するダイニングベンチですが、必要な時だけ他の部屋の椅子を足すことでじゅうぶん対応可能です。
我が家には、デスクなども含めて机が5つありますが、5つある机の高さを揃えて購入しています。
こうしておくと、どの部屋の椅子も、家にあるすべての机・テーブルで使うことができるので模様替えや来客時にも便利です。
家具の揃え方を少し工夫しておくだけなので、よかったら参考にしてみてください。
ダイニングベンチ最大のデメリットである椅子自体の移動ができないので、体格が同じような子ども用として使うこと。
体格差があると、気持ちよく座れる椅子の位置を合わせることができません。
もしくは、親子で座る席にすること。
なにかと側にいないといけない年頃の子どもと一緒に食事をする時は、ぴったり横に座ってあげる事ができるのは大きなメリットになるはずです。
ふだん腰掛けている椅子。
何気なく椅子を"ひく"という動作も頻繁に行っているはずです。
椅子自体を自由に動かせるというのは、椅子にとって、とても大切な機能のひとつだと感じました。
出入りしやすいように、ベンチをテーブルから離しておくと食事がしずらいし、食事がしやすい位置におくと出入りがしにくい。
掃除も一見楽になるような気がしますが、ベンチの移動がネックになるので、掃除がはかどるというメリットは感じられませんでした。
小さい子どものことを考えてベンチという選択もなきにしもあらずですが、それならば、子ども用のチェア、ストッケ トリップトラップがベターな選択になるのではないでしょうか。
多少場所をとるという部分もありますが、カラーバリエーションも豊富でインテリア的にも価格的にもまずまず。
子ども用と思われがちですが、座面の高さは調整できるので、子どもの成長にあわせて使うこともでき、大人でもじゅうぶん座ることができます。
いっそのこと、6脚色違いでストッケを揃えてみようかと考えているぐらい。
お客さんと食事を囲む機会が多かったので、行き場のないベンチを数ヶ月そのまま使用していましたが、食事中でも意外と席を立つ機会は多いもの。
ダイニングに合わせる椅子は、座り心地の他に、着席しやすいか席を立ちやすいかということ、食事がしやすい椅子の位置というのは、その時の体調や気分、個人によって差があるので、ひとつひとつ動かしやすい椅子を選んだ方が快適だということがわかりました。
ここ数年、スッキリするという理由で、ダイニングテーブルにベンチを組み合わせるインテリアが、小さいお子さまがいる家庭でも注目されています。
その反面、取り入れてみたいけれど使用感やデメリットがあるのか心配になっているという意見も目にします。
ダイニングベンチにしようかチェアにしようかと悩んでいる方に向けて、数ヶ月、ダイニングベンチで過ごしてみた感想をまとめてみます。
ダイニングベンチは本当にありか
我が家は、今まで、ヴィンテージのスクールチェアやストッケをダイニングで使用していました。ダイニングテーブルは、北欧ヴィンテージ、France & Sonのエクステンションテーブル。
サイズは最大230cm幅です。
次男の友達家族と一緒にお食事する機会があり、あまっていたベンチを組み合わせてみたところ、高さもぴったりだったのでそのまま使用してみることにしました。
after France & Son Extension table Denmark
このテーブル用にベンチを用意していたわけではないのですが、テーブルと座面の高さがぴったりでした。
見た目のバランスはともかく、チェアふたつ使うよりベンチひとつの方がスッキリします。
ダイニングベンチのメリット
- 小さい子どもなら3人腰掛けることができる。
- 見た目がスッキリする
- 大人が使う場合バッグなど小荷物が置ける
- 子どもとぴったり座ることができる
現在は、このベンチを大人が使っているのですが、主に小学校低学年程度までのお子さんがいる家庭では、ダイニングベンチを使うメリットを享受できそうです。
参考までに、ダイニングベンチの使い勝手について書かれているサイトを紹介しておきます。
ダイニングベンチのメリットは、先ほども書いた通り、座る人数が場所を固定されないこと。
1人1脚対応ではないので、ゆったりと2人、くっついて3人と言った具合にベンチの幅に合わせて座る位置を変えることができます。
これは、住人以外の人が食事に参加するホームパーティーなどで、重宝するスタイルです。
ダイニングベンチのコーディネイト例が素敵な写真と共に紹介されています。
座る人数に融通が利きやすいというのも、来客の多いお家ではベンチを使用するメリットになりそうですね。
こちらのBlogでは、実際にニトリのダイニングベンチ(背もたれなし)を使用して感じたメリット、デメリットが書かれています。
お子さんがいる家庭では、それなりの満足度を感じられるようです。
こちらでは、しっかり検討してベンチを購入。
軽く、座り心地が良いと、実際に購入したTOPO BENCHを紹介しています。
ダイニングベンチのデメリット
- チェアの位置を調整しづらい
- 掃除がしづらい
- 席に着きにくい
ひとりで座っているぶんにはゆったり座れるのですが、椅子をひくという作業がし辛く出入りもし辛い。
来客時でもない限り、ベンチを使用するメリットを見出すことができませんでした。
ダイニングベンチを使うなら最低必要なこと
現在のダイニングテーブルと椅子の配置我が家のダイニングテーブルは、図の通り、左側を壁面につけています。
家族4人で使用している時は、ベンチに大人ひとりで座っています。
ベンチを使うなら四本脚のテーブルは避ける
席を立ったり、席に着いたりする時に、大切になってくるのは、ダイニングテーブルの脚の形状。
これが、一般的な四本脚のテーブルだと、テーブルの脚が邪魔になり立ったり座ったりがとても面倒なことになります。
理想は、我が家で使っているような二本脚のテーブル。
これなら、出入りのしにくさを最大限回避することができます。
ベンチ自体に背もたれがないものを選ぶこと
背もたれがあると、ベンチの後ろから席に着くという動作ができなくなってしまいます。
図の通りの配置の場合、ベンチの左側から出入りしようとすると、隣の席に座っている人が落ち着いていられません。
椅子が引けないことで、席を立つ時に余計に左側にスペースが必要になってしまうのです。
理想的なダイニングベンチの配置
来客時のダイニングテーブルと椅子の配置
来客時には、スツールを必要な数だけ足して、ベンチを図のような配置にします。
ベンチの左右に空間ができるので、出入りも邪魔になりません。
ダイニングベンチを使用する場合、左右の空間が保てる配置が重要です。
来客時に困らないチェアの使い回し術
ダイニングベンチの話題から少しそれてしまうかもしれませんが、来客が多いお家で活躍するダイニングベンチですが、必要な時だけ他の部屋の椅子を足すことでじゅうぶん対応可能です。
我が家には、デスクなども含めて机が5つありますが、5つある机の高さを揃えて購入しています。
こうしておくと、どの部屋の椅子も、家にあるすべての机・テーブルで使うことができるので模様替えや来客時にも便利です。
家具の揃え方を少し工夫しておくだけなので、よかったら参考にしてみてください。
あくまで子どもメイン
ダイニングベンチ最大のデメリットである椅子自体の移動ができないので、体格が同じような子ども用として使うこと。
体格差があると、気持ちよく座れる椅子の位置を合わせることができません。
もしくは、親子で座る席にすること。
なにかと側にいないといけない年頃の子どもと一緒に食事をする時は、ぴったり横に座ってあげる事ができるのは大きなメリットになるはずです。
ダイニングにベンチはお勧めしません
来客がある時は重宝するベンチですが、通常の家族四人でテーブルを囲む場合は、メリットをほとんど見出すことができませんでした。ふだん腰掛けている椅子。
何気なく椅子を"ひく"という動作も頻繁に行っているはずです。
椅子自体を自由に動かせるというのは、椅子にとって、とても大切な機能のひとつだと感じました。
出入りしやすいように、ベンチをテーブルから離しておくと食事がしずらいし、食事がしやすい位置におくと出入りがしにくい。
掃除も一見楽になるような気がしますが、ベンチの移動がネックになるので、掃除がはかどるというメリットは感じられませんでした。
小さい子どものことを考えてベンチという選択もなきにしもあらずですが、それならば、子ども用のチェア、ストッケ トリップトラップがベターな選択になるのではないでしょうか。
多少場所をとるという部分もありますが、カラーバリエーションも豊富でインテリア的にも価格的にもまずまず。
子ども用と思われがちですが、座面の高さは調整できるので、子どもの成長にあわせて使うこともでき、大人でもじゅうぶん座ることができます。
いっそのこと、6脚色違いでストッケを揃えてみようかと考えているぐらい。
お客さんと食事を囲む機会が多かったので、行き場のないベンチを数ヶ月そのまま使用していましたが、食事中でも意外と席を立つ機会は多いもの。
ダイニングに合わせる椅子は、座り心地の他に、着席しやすいか席を立ちやすいかということ、食事がしやすい椅子の位置というのは、その時の体調や気分、個人によって差があるので、ひとつひとつ動かしやすい椅子を選んだ方が快適だということがわかりました。
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