新しいお家に置きたい、チェアやソファ。
ソファやチェアの購入を考えると、我が家の場合、必ず候補になるのがアーコール。
アーコールのチェアは、マーガレットハウエルが愛用したことでも知られている、イギリスの家具メーカーのひとつです。
日本のオフィシャルサイトはこちら。
我が家では、ビンテージのスクールチェア(スタッキングチェア ダブルバック)を購入しました。
ビンテージものですが、しっかりしていて座り心地も良く大満足の結果でした。
今回は、アーコール家具のコーディネイトや修理、購入後の使用感についてなど、新旧問わずアーコールのチェアを取り入れたいと考えている人のための参考になりそうなサイトをまとめてみます。
アーコールとは?
家具の購入を考えると、いつも候補にあがってくるのはアーコール。新しいお家に合わせてヴィンテージのダイニングテーブルを購入したかったのですが、テーブルの高さが使っているチェアに合わない感じだったので断念してしまいました。
だけど、やっぱり気になるアーコール。
憧れだったスタッキング(スクール)チェア(ブルードット)をダイニング用に購入しました。
アーコールチェアというとヴィンテージものをイメージしてしまうかもしれませんが、現行品のスタッキングチェアなども日本で正規に輸入されています。
アーコールについて、コーディネイト、実際に使っている方のBlogさんをまとめてみます。
イギリスのビンテージ家具を扱うショップさんのBlog。
アーコールの歴史が簡潔に紹介されています。
ショップページでは、Ercol 、G-plan、Mcintoshなど、イギリス系のヴィンテージ家具を扱っています。
それまで職人が一つずつ作り上げていた家具たち。アーコールは例えばイスであれば、14個のパーツをあらかじめ製造しそれを機械により20秒で組み立てる、という生産システムを構築しました。これにより、質のいい家具を安価で提供することに成功したわけですね。
さまざまなヴィンテージ家具をオンラインで販売しているラフジェ工房のWebマガジン。
アーコールの家具について取り上げられています。
名古屋市にある、アーコール正規販売店インテリアショップBIGJOYのページ。
アーコールの制作風景のレポートや、コーディネイトなどコンテンツが充実しています。
インテリアショップBIGJOYは、スタッキングチェアのカラー、バタフライチェアのカラーなど、限定カラーのチェアなども販売しています。
BIGJOYは、JOYSTYLE coordinateとして楽天にも出店しており、ショップページではアーコールの本社の見学の様子、制作風景を紹介しています。
アーコールが登場するページ
タイトル通り、素敵なアーコルのあるインテリアの写真がたっぷりまとめられています。
北欧家具ブランドかどうかは別ですが・・・
2018 北欧家具というタイトルから英国家具ブランドに変更されています。
香川県にあるヴィンテージショップdodo。
入荷したヴィンテージのアイテムがBlog形式で紹介されています。
Blogを見慣れた人には、とっても見やすいと思います。
チェア、シェルフ、ソファなどアーコールの家具を使用している方のBlog。
インテリアのレイアウト、コーディネイトに参考になりそうです。
アーコール フープバックチェアを買い足した方の記事。
白くてモダンなお部屋が、和室だったなんて〜
4年間使用したアーコール ゴールドスミスチェア(だと思います)の背もたれが壊れてしまい、修理をした時の様子。
折れてしまった背もたれの修理の様子や、修理を受け付けてくれたショップさんが紹介されています。
※アーコール正規代理店ダニエルでも修理の受付があります
背もたれが折れてしまうというのもインパクトありますが、それが修理できるっていうのも凄いです。
格安で売られていたヴィンテージのアーコールチェアを購入、自分でリペア。
※1万円ですって!!
リペアの様子がアップされています。
ガタツキまでなおすなんてすごいっ。
この他、Web内覧会のカテゴリでお部屋の様子がアップされています・・・かわいくていいなぁ・・・
アーコールのチェアというと、スタッキングチェアがたくさんヒットすると思っていましたが、意外に他のモデルを購入されている方も多いようでした。
イギリスのメーカーなのに北欧家具という文字が目立ちましたが、シンプルなフォルムは、北欧系の家具類でなくても、さまざまなテイストのインテリアにマッチするはずです。
アーコールのビンテージ
アーコールの家具の購入を考えると、現行品の他にヴィンテージも選択肢に入ってくる方もいるでしょう。その理由は、経年の味わい、使用されている材質の違いといったことの他に、ヴィンテージにしか存在しないモデル、サイズがあるからです。
最近お問合わせで一番多いのがビンテージを求めようと思うのですがどうですか?という質問が多い。
もちろんビンテージ(中古品)は年月が経た風合いがとても素敵だ。また、アーコールの場合、1970年代、今から40年前の商品が良く出回っている。いわば、それだけ価値がる家具であることが証明されていると言っても過言ではない。最近はとても安い家具が増えている。その家具を否定することはないのだが、果たして30年・40年使われたモノをまた、お金を出して使おうと思うモノがどれほどあるかと思うと、ほとんど無いなぁーと痛感する。
オフィシャルサイトのBlogでも、ヴィンテージについて触れられています。
20年、30年と長く使える家具だからこそ、新品から購入して育てていく楽しみもあることがわかります。
また、オフィシャルで家具の修理も受け付け、ヴィンテージを使っている人も安心してお手入れできるように『ERCOL WAX』なども用意されています。困ったことがあったら相談してみましょう。
我が家はヴィンテージのスタッキングチェアを購入した
現在新品で購入可能なスタッキングチェアは、すっきりとしたシングルバック(背もたれのバー1本)。
カラーバリエーションも豊富。
ヴィンテージでは、背もたれのバーが1本のものと、2本のものが存在しています。
そういったデザイン的な違いの他に、ヴィンテージの購入に絞った理由は座面の高さ。
現行品の座面高は、44cmの一種類のみの展開になっています。
購入店で脚のカットの依頼もできなくはないでしょうが、我が家では、机の高さを考えるとかなり厳しい高さです・・・
我が家のテーブルに合わせるなら、38cmがベスト。
一番高くても40cmまでで、それを超えると、とても座りにくくなってしまいます。
座面高の1〜2cmは、予想以上に影響が大きいので、お家にあるデスクやテーブル用に・・・と考えている方は、慎重に検討して下さい。
ヴィンテージの場合、背もたれにあるドットのカラーでサイズ分けされているのですが、我が家で使用する場合座面高38cmの青『ブルードット』になります。
1バータイプのものも大小あるようですが、脚をカットされているものもあるようです。
ヴィンテージもののスタッキングチェアのサイズはこのようになっています。
- SS:白 26.5cm
- S: 黄 30cm
- M: 赤 34cm
- L: 青 38cm
- LL:緑 43cm
ビンテージのアーコールを扱っているショップ
楽天などのモールでは、アーコールと検索するとコピー商品も表示されます。価格も違いますし、詳細にはアーコールではありませんと書かれているので間違えることはないかと思いますが注意してください。
楽天市場で、比較的安定してストックしているのがDOUBLEDAY。
比較的お手頃価格なものを探すならここ。
ここで購入するつもりなら、なるべくこまめにチェックした方がいいと思います。
こちらもイフギリスのヴィンテージ家具類を豊富に扱っています。
アーコール以外の家具も見ていて楽しいです。
数店舗展開しているようですが、大阪にはアーコール専門のお店もあるようです。
イギリスものの家具や照明を扱っています。
アングルポイズなどのランプも見たいなら、非常にお勧め。
スタッキングチェアの使い心地
我が家は、ブルードットのヴィンテージを購入しました。
購入後、サイズ感も良好。
相方が座っています。
座面に使われている木材の厚みはダテではありません。
大人が座っても全く違和感がありませんし、頼りなさも感じません。
ヴィンテージなので個体差に左右されそうですが、基本がしっかりしていなければ、これほど質の高さを感じることはできないでしょう。
このスタッキングチェア、しっかりしていますが、我が家のダイニングにあるどの椅子よりも軽いのも特徴。
立ったり座ったり、お掃除の時にちょっと動かしても軽いので苦にならならず、非常にコンパクトなデザインなので、狭い我が家のダイニングにはぴったりな選択でした。
購入後は、オフィシャルにも書かれていた通り、木材の乾燥からくるワレを起こさないように気にしています。
我が家のダイニングは、日当たりが良すぎるので、日光からも保護できるようにと簡単にレモンオイルを塗り込んでいます。
このレモンオイル。
アーコール専用ではありませんが、さわやかな香りでお手軽にお手入れできるので、木製家具を使用している方にお勧めします。
アーコールを買うならまずはスタッキングチェア
ダイニング用のチェアをあれこれ検討しましたが、見逃せないのはサイズ感。憧れの名作チェアを取り入れたいと思っても、それらの家具は大きめでゆったりできる反面、気軽に取り入れられるとはいえません。
今回購入したスタッキングチェアは、コンパクトにできているので日本の住宅にも取り入れやすいのが特徴です。
ヴィンテージ購入後1年以上が経過しましたが、スタッキングチェアに全く不具合なく、数十年を経たものでも適切にお手入れを続けていれば長く使えることがわかりました。
製品の質の高さだけでなく、販売店さんがしっかりと『正規のメンテナンス』を受け付けてくれていることも見逃せません。
気に入った家具を末長く愛用していきたいと願っている人にとってじゅうぶん満足ができるはずです。
ヴィンテージ、現行品どちらを選んだとしても、アイコン的な存在になっているスタッキングチェアは最適な選択になるでしょう。
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