そよかぜスタイル

超ロングセラーの北欧ポット、ステルトンは一生ものかもしれないと思った話

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しばらく電気ポットを使っていましたが、数年前、離乳食が終わったので魔法瓶に切り替えました。
僅かなこととはいえ、待機している電気代が気になっていたことと、コンパクトなものに切り替えてスッキリしたかったからです。



ステルトンクラシックバキュームジャグ




いろいろと気になったポットはあったものの、過去記事のウォータージャグとセットで販売されていたビンテージのステルトンを購入しました。

節電対策も必要な夏を目前に、超ロングセラーの北欧ポット、クラシックバキュームジャグの話題です。

ステルトン クラシックバキュームジャグ

私が購入したものは、北欧ポットの代名詞的存在のステルトン。
このポットが誕生した1977年から、世界中で愛されている魔法瓶です。
蓋にはロックがなく、傾けるだけで注ぐことができる構造が大きな特徴。

このステルトンのビンテージものをセットで購入しました。


ビンテージ ステルトン クラシックバキュームジャグの注ぎ口
ヴィンテージ バキュームジャグの注ぎ口


四角い注ぎ口が、現代ものとヴィンテージの大きな違いです。

注ぐという機能的な部分では現代ものと変りませんが、ビンテージものは、ピクニック用の蓋(ストッパー)を使うことができません。

北欧らしい愛し方
このポットが誕生した時は、持ち運びができる蓋は考えられていなかったようですが、そもそも、家で使うはずのポットを持ち出すなんてこと、あまりありませんよねー
ピクニック用のストッパーの誕生は、デンマーク人のお医者さんが、ピクニックに持ち出す度に中身がこぼれてしまうと問い合わせたことがきっかけになったそうです。

ただ乗せるだけの蓋のポットを持ち出してしまうというのは、どんだけステルトン好きなの!!とツッコミを入れたくなってしまいますが、『持ち出す度に』というところがミソ。
こぼれてもこぼれても、このお医者さんは、何度かピクニックに持って出ていたようで、よほどステルトンのポットを気に入っていたのですね。

これは、気に入ったものをとことん愛用するという、デンマーク人の気質からきているようです。
いろいろなものが使い捨てになっている、私たちも見習いたい気質です。



デンマーク人は、お気に入りの一品を選び抜く。そして、こうして手に入れたモノを、どこへでも連れて行く。日本だったら、家でのお茶用、ピクニック用、キャンプ用…などと用途別にいろいろ揃えることに喜びを見いだす人も多いだろうが、デンマーク人は違う。いつもキッチンに置いてあるポットを、ちょっと厚めのカップと、ケーキや果物と一緒にそのままカゴに放り込み、車や自転車や徒歩でピクニックに出かける。

Media Sabor 「たかがポット、されどポット」 デザインと暮らすデンマークの日常より


※ 2014 後日、持ち運び用のストッパーなしでピクニックに出かけてみました。



こんないきさつで、多少デザインの変更があるステルトンのポットなのですが、基本的にはほとんど同じ構造をしていることもあり、ビンテージものを購入後、すぐにリサイクルショップで売られている、現行品のステルトンを、部品取り用として購入してみました。

このポットは一生ものかもしれない

誕生から数年で、モデルチェンジが繰り返されて、モノの寿命が短い昨今。
前の型のものは、今のものには使えなくなってしまって、結局買い替えが必要になってしまうことも珍しいことではありません。


現行品とビンテージ ステルトン
現行品とビンテージ ステルトンクラシックバキュームジャグ


ガスケット(パッキン)やストッパー、グラスフィラー(魔法瓶部分のボトル)など、パーツ単位で買い替えができるステルトンなのですが、数十年も昔の、しかもデザインが変っているものでも、果たして使えるのか・・・

そんな心配もあり、経年の傷みが気になったガスケットの買い替えを考えていたのですが、お手頃価格のステルトンを見つけたので、丸ごと買い替えることに。
これなら、消耗品的なパーツの買い替えや、万が一高いグラスフィラーが割れてしまっても安心。
なんといっても、ヤフオクなどでも上手く探せば、パーツを買い替えるのと変らないぐらいのお値段で購入可能です。



中古になってしまいますが、ボトルを買い替えるぐらいなら、その他、使えるパーツがいくつか一度に入手できるのでかなりお得になります。

さっそく注ぎ口などを付け替えて使ってみた
いくつかのパーツで構成されているステルトンのポットなのですが、構造は至ってシンプル。
黒い丸のロックを押し込んで注ぎ口を外せば、あとは順番に取り出すだけ。
メンテナンスに手間はかかりません。


ステルトン クラシックバキュームジャグのパーツ類
ステルトン クラシックバキュームジャグのパーツ類


取り出したパーツ類を比べてみると、ガスケットなど多少違いがあるようですが、ほぼ、そのまま使えそう。
ちなみに、白っぽいガスケットが、少し緩くなっていたビンテージもの。

その他は、注ぎ口以外、どっちがどっちだったかわからなくなっちゃいました(汗


注ぎ口とガスケットを現行品のものに変えて、ビンテージもののステルトンへ。

見事、ぴったりフィットして、お湯の漏れもありません。


パーツを付け替えたステルトン クラシックバキュームジャグ
ステルトン クラシックバキュームジャグ


ずっとこのまま使っていますが、全く問題ありません!!
素晴らしいっ!!

おかげで、見た目も現代もと区別がつかなくなりました(笑

パーツ類が多いので、全ての組み合わせを試したわけではありませんが、外側の本体さえ破損しなければ、数十年昔に造られたものにも、今のパーツが問題なく使えるということになります。

というわけで、ステルトンのポットは一生ものと、ここに認定いたします。


ステルトンの買い方
シンプルで使いやすいステルトンのポットは、毎年、新色が販売されていて、私たちの目を楽しませてくれています。





本体の購入を考えている方は、輸入品全般がお買い得価格になっていると過去記事で紹介したショップさんをチェックしてみるといいですよ。



替えのパーツ類は先ほど書いた通り、リサイクルショップや手っ取り早くヤフオクで丸ごと探すのもひとつのテです。

シリンダラインやコラボものなど販売価格が高価なもの、セットで探している人は、海外オークションで探すとかなりお得にお買いものができると思います。
その場合、日本語でお買いものができるセカイモンがおすすめ。
私も、セカイモンで、50個以上のお買いものをしています。


セカイモンの使い方やレビューはこちら。


ステルトン まとめ
すっきりとしたデザインのポットは、傾けるだけで注げて、操作性も抜群。
ロックがない不安はありましたが、そのことで困ったことはありません。
保温性も、実用上は問題ありません。

少し困るのは、、毎年、かわいいカラーの販売があるので、目移りしてしまうこと。

気に入ったものをとことん愛用する気質と、そんな消費者の意見をしっかり取り入れて完成されたステルトン。
ひとつのものをおしゃれに使い続けたい人には、ぴったりなポットです。

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