そよかぜスタイル

名古屋発!焼津さかな市場のお寿司食べ放題つきバスツアーに参加した結果

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名古屋駅



お盆初日。
帰省ラッシュの真っ只中、日帰りバスツアーを楽しんできました。

参加したバスツアーは、近鉄バス、カッコーツアー『~焼津~食べ放題18種の握り寿司&うなぎのひつまぶし清水港ミニクルーズ&日本平動物園』。
名古屋から、食べ放題と動物園、ミニクルーズを楽しもうという日帰りバス旅行です。

予想以上に楽しかった。
けれども、ダメだこりゃと感じたことも多々あったので、日帰りバスツアーの詳細を紹介しながら気をつけたいポイントを記事にしてみます。


カッコウバスツアーの結果

今回、子供を含めた9人で日帰りバスツアーに参加しました。
焼津さかなセンターに行き、日本平動物園を見学、清水港からのミニクルーズを楽しむコースです。

料金は大人7,980円、小人(8才以上)7,480円。
オプションで『国内旅行損害保険』一人当たり500円。

申し込みはネットで済ませました。



名古屋、一宮、犬山、江南、大垣、岐阜、羽島、四日市、鈴鹿、桑名と、東海三県の主要エリア出発の日帰りバスツアーが満載です。

今回は、名古屋駅8:20発のツアーに申し込みました。

集合は、名古屋駅新幹線口側のエスカ地下街。

ガイドさんたちの対応、ツアーは全体的に流れもよく、カッコウツアーにしてよかったと満足度は高いです。
んが、焼津の食べ放題は、はっきりいって期待はずれ。
恐らく他社のバスツアーで焼津お魚市場での食べ放題プランが付いているものは、ほぼ同じものだと思います。
これに期待はしない方がいいです。

バスツアーのタイトルになっているぐらい最大の目玉がこれではやばいというレベル。
食べ放題は、おまけぐらいに考えましょう。

エスカ地下街集合で倒れそうになった




朝、集合場所のエスカ地下街へ。
朝とはいえ、猛暑。
受付を済まさなければならないし、子供づれだしということで7:50分には集合場所に到着。
営業を開始しているマクドナルド近くが受付になっています。

受付自体はスムーズ。
地下街にはトイレもありますから、特に問題はないはずなのですが。
なんと、この地下街、この暑さの中、空調が入っていないのです。

地上にあるバスターミナルがごった返していたせいかスタートが10分以上遅れました。
帰省ラッシュ初日の土曜日。
多少の遅れは想定していましたが、連日、熱中症で倒れる方が多発した今年の猛暑。
朝の地下街とはいえ、他のバスツアーの参加者などでごった返している地下街に空調がないのは地獄のようです。
浮浪者の問題、金銭的な問題などあるのでしょうが、連日、熱中症の報道がされ注意喚起もされているのに、空調を入れないなんて信じられません。
誰か倒れないと改善されないのでしょうか。

食べたくもないマクドナルドに入って涼むか、同じ名古屋でも、名古屋駅以外発を選ぶというのもありかもしれません。

とにかく大所帯で、おばあちゃん、幼児もいたので出発前からげんなりしてしまいました。

なおバスツアーのバスにはお手洗いが付いていませんので、地下街で済ませておきましょう。


帰省ラッシュ最中のバスツアー

帰省ラッシュ 高速道路の様子



さて、帰省ラッシュといえば渋滞。
混雑が少し気になりましたが、今回の旅行通じて渋滞らしい渋滞にはハマりませんでした。
というのも、朝は名古屋から静岡方面なので逆向き。
出発してすぐ、東京から名古屋方面の道路は、気の毒ぐらいな大渋滞。

帰り道は夕方静岡から名古屋方面なので、混雑はほとんどありませんでした。

夏の富士山は期待できない

このツアーでのひとつのウリ、『日本一の富士山を眺めながら』ですが、シーズンは夏より冬だそうです。
これは、お天気都合で仕方ありませんが、晴れているのにガスがかかって富士山をちらりとも見ることができませんでした。
前回の家族旅行では、朝は富士山が見えていました!!
ガイドさんも、クルーザーのスタッフさんも、『夏の富士山はダメだね』と口を揃えていっていましたので、富士山を楽しみたいならなるべく確率の高い季節を選びましょう。

げんなりだった焼津さかなセンターのお寿司、ひつまぶしの食べ放題

おさかな食堂 渚



浜名湖サービスエリアで休憩後、11時過ぎに焼津さかなセンターに到着。
ここで50分間の食べ放題の昼食です。

会場は、おさかな食堂 渚。



こちらは、何度かランチで利用しているので少し期待が高まります。


おさかな食堂 渚 2階



おさかな食堂 渚の食べ放題のお寿司



おさかな食堂 渚



おさかな食堂 渚 ひつまぶし



ここでは、18種のお寿司、ひつまぶし(うなぎ丼のようなもの)、豚のしゃぶしゃぶが食べ放題になっています。
最初に書いた通り、お寿司はコンビニ寿司と同じレベル、ひつまぶしのボリュームはこの程度で目が点になります。
お値段がお値段ですからね・・・
ただ、

なんで焼津まできてこれ?みたいな。

市場に行けばマグロのみのお寿司など1,500円程度で食べることができますし、2,000円もあれば焼津ならではと感じられるお食事ができるんですものも。
こんな食べ放題つけるぐらいなら、普通に海鮮丼とかでランチをつけてくれた方がよっぽど雰囲気出ると感じました。

イメージ商法がなくならない限り、こういった落胆は続くでしょう。

国産牛と言われても和牛ではないのと同じようなもの。
今は、お客さんが勝手に良いイメージするようにいかにうまく欺くかが(勘違いさせるかが)大事であって、お客さんの満足度を高めるということがおろそかになっているような気がしてなりません。
全てではないでしょうが、身の回りを見渡しても怪しいものが多すぎるのです。
企画をする人の勉強不足だったり、生き残りのためにそうしていたり理由は様々でしょうが。
『わざわざここまで来て、これを食べさせられた人たちが喜ぶか』といった、まともな感覚を持ってもらいたいと思います。


おさかな食堂 渚 お寿司食べ放題の様子



おさかな食堂 渚 お寿司



近年、魚の値段が上がり続けています。
回転寿司が苦しくなるのも、お寿司以外のメニューに力を入れるのも、魚だけでは利益を確保するのが難しくなってきている背景があるとか。
海を綺麗にしすぎて、植物性プランクトンの発生が少なくなってきたことが漁獲量減少の一因にもなっているそうですが、水産資源についても考えさせられてしまいました。
いずれにしても、お昼はコンビニ寿司ぐらいの気持ちでいればよいと思います。


焼津 さかな市場



焼津 さかな市場


食事の後、市場を散策しました。
まだツアー前半、お土産を購入する意欲はあまり高まりませんでした。
もちろんクール便対応しているお店ばかりなので、お買い物を楽しみに来てもよいと感じました。
値札より値下げの掛け声がたくさんあり、お得感もありましたが、わざわざ宅配便の申し込みなどが面倒に感じたので、今回はお買い物をすることはありませんでした。

日本平動物園は予想外に楽しめた

日本平動物園のトラ



焼津をでたら、日本平動物園を目指します。
真夏の動物園、ほとんど期待をしていませんでしたが、結果一番盛り上がれたのが日本平動物園でした。



こじんまりとした動物園でしたが、ある意味富士サファリパークより楽しめました。

動物達を普段見ることができないような角度、距離からしっかり見ることができるのでかなりオススメです。
コンパクトなので、じっくり見て回れますし、80分という時間が本当にあっという間でした。
もっとゆっくり見たかったです。

なんといっても見どころは猛獣館299。


間近で泳ぐシロクマ



間近で泳ぐシロクマ



外に面したプールのあるオリでは、シロクマが泳いでいました。
夏のシロクマというと、だいたいグダーっとしているイメージしかないのですが、何度も繰り返し泳ぎを見せてくれるので飽きません。
ガラスのすぐ向こう側を泳いでいくシロクマは迫力もあり、泳ぐ姿を見ることができるなんて素敵すぎます。はっきりいって楽しいです。


猛獣館299 ライオン



猛獣館299 ゴマフアザラシ



猛獣館299 ゴマフアザラシ



ライオンやアムールトラ、ピューマ、ジャガーといった猛獣を真上から見たり間近で見ることができたり。
床下から上がってくるゴマフアアザラシの泳ぐ姿は、大人でも夢中になってしまいます。

これだけ様々な角度から、間近で動物を見ることができるというのは素晴らしい!!

日本平動物園について書かれているBlogさんを三つ紹介しておきます。

夜の動物園も楽しめそうだし、もう一度行ってみたいと感じる動物園でした。

雨に降られたミニクルーズ

清水港クルーズのハガキ



楽しかった日本平動物園を後にして、眺望を楽しめるコースを通って清水港クルーズへ。
ここでまさかの雨が降り出します。
もう、外に出れないぐらいの大雨で、移動中の景色も楽しめませんでした。
お天気のことは仕方ありませんが、予定どおりミニクルーズへ。
傘も持たない私たちは、雨に打たれながらクルーズ船へ向かわなければなりません・・・
こういったツアーの場合、雨具の準備はしておくべきだなぁと感じました。

ここで、雨天なのでミニクルーズへは参加しないという選択肢があればいいのですが、良くも悪くもバスツアー。
屋根もない場所で雨に打たれながら待たされても、バスで待っていたいと願ってもクルーズ船へ乗らなければなりません。
幸い多少小降りになったものの雨の中、船を待つ列を作りました。


ゆったりした船内



喫茶コーナーのご当地サイダー



ミニクルーズの名の通り、乗船時間はわずか15分。
この日は、ツアーが混み合っていたのでほぼ満席です。
相席で座れないことはなかったのですが、小さな子供もいるので2階最後尾にある喫茶室に席を確保しました。

こちらでは、スナック菓子、メロンパン、わさび、うなぎなどのご当地サイダーを一本200円で購入。
船が出てから雨が上がったので、少しデッキに出たりしてクルーズを楽しみました。


清水港クルーズ



雨は上がったものの、船からは富士山は楽しめませんでした。
こちらのスタッフさんたちも、冬に来た方が綺麗に見えるとおっしゃっていたことを付け加えておきます。



35分間のクルーズもあるので、気になる方はリンク先で。
わずか15分のクルーズだったので、本当にあっという間でした。
お天気のいい日に、近くにいるようなことがあれば、サクッとクルーズを楽しむのもいいかもしれません。

クルーズが終わったら、ツアーも終わり。
帰りのバスに揺られて浜名湖サービスエリアで休憩を挟みここでお土産物を購入。
旅の最後にお土産物を購入する時間があるのはとても嬉しいサービスです。

予定通り名古屋へ帰ってくることができました。

バスツアーまとめ

浜名湖で購入したお土産



今回、不満な点はありましたが、ガイドさんたちの対応など気持ちよく、全体的には良いバスツアーになりました。
  • 夏のエスカ集合のツアーは気をつける
  • お寿司食べ放題は期待しない
  • 富士山を楽しみたいなら夏は避ける
  • 雨具を用意しておく

天候に左右されてしまった部分もありますが、また、家族揃ってバスツアーにお出かけしたいです。
なんといっても、バス旅行の最大の魅力は、何も考えなくても様々な名所を回ることができる!これに尽きると思います。
今回のように9人揃ってお出かけとなると、車だったら2台以上に別れてしまいますし、意見もまとまらなかったり、回った先々でどうしたら良いか考えてしまうこともあるかと思います。

ツアーだと、多少慌ただしい部分はありますが、時間を区切って決められた場所へ行くことができるので、流れに身を任せてとにかく目的地を楽しむことだけに集中できます。

バスツアーいいなぁ!!

参加した9人全員が、次の家族旅行もバスツアーでと感じているようです。

小回りが利かない反面、2家族以上の人数でお出かけを考えるなら、真っ先にバスツアーを検討すると幸せになれそうだと感じました。

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