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冬だけどボルネードのサーキュレーターを買い足してみた

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ボルネード サーキュレーター




まだまだ寒い日が続き、暖房をつけたり室内干しをする機会が増えています。
お部屋で快適に過ごそうと、エアコンやヒーターに頼るのは自然な流れ。
効率の良いとされるエアコンを暖房運転すると、冷房より消費電力が大きくなるというので光熱費への出費が気になります。
我が家の場合、電気代が1万円を超えるのも暖房の影響か一月から二月にかけてになっています。

だから、少しでも効率を上げて(節約のため)部屋を暖めたり洗濯物を乾燥さてぬくぬくと過ごしたい。
ちょうど、部屋干しを見直したのもあり、一階用にサーキュレーターを買い増しました。

年間通して使用するサーキュレーターは、機能的でおしゃれなものがいい。
そんなわけで2台目に選んだものもボルネード。
この記事では、購入したサーキュレーターについてや、暖房の効率をUPするサーキュレーターの使用方法についてまとめてみます。

冬場のサーキュレーターの使い方

リビングに置いたボルネードサーキュレーター



お部屋の温度を上げようと、エアコンを動かしてもなかなか足元が暖まらず、ついつい設定温度を高めにしてしまうなんてことありませんか?
一般的にエアコンの暖房運転は、冷房に比べて電力消費量が高く、設定温度を1℃変えるだけで10%電力の使用量が変化するそうです。

足元がなかなか暖かくならないのは、暖かい空気は高い場所にたまり、冷たい空気は低い場所にたまるから。
その上下の温度差を、風によって解消していこうというのがサーキュレーター。
少々マニアックな家電になりますが、節電意識が高まりホームセンターや電気屋さんでも見かける機会が増えてきました。

風を送るだけなら扇風機で代用できると思うかもしれませんが、空気を循環させるためのサーキュレーターと風で涼を得るための扇風機では、作り出す風の質が全く違います。
暖房を使う冬、クーラーを使う夏、雨が続き室内干しをする日など、サーキュレーターは購入すれば1年中活躍してくれる家電です。

そんなサーキュレーターですが、使用する環境や目的がまちまちで、どんな使い方が良いのかということがわかりにくい。
使い方がイマイチはっきりしない、なんだか難しそうという理由で、なかなか購入に踏み切れないという方も多いのではないでしょうか。

冬は、上に溜まった空気を下の空気と混ぜる、つまり『上向きに運転する』というのが基本ですが、部屋の環境や使用する暖房器具は様々。

ここでは、暖房器具とサーキュレーターをどのように使えば良いのか詳しく書かれているページをまとめて紹介しておきます。



エアコン暖房は部屋の上の方から温風を吹きだすため、一番暖かくしたい床付近に、暖気が届きにくく、上下の温度ムラが起こりやすくなります。そのため、足元だけが寒く設定温度を上げたくなるシーンが多くなるかもしれません。このようなお部屋では、床付近にたまった冷たい空気をサーキュレーターや空気清浄機で吸い上げれば、簡単に足元の温度を高められます。


空調機器のダイキン工業のページ。
サーキュレーターや空気洗浄機を使って空気を攪拌することで、どれだけの効果があるのか測定されています。
空気洗浄機で部屋の空気を攪拌するだけでも十分効果が得られるようですね。
もともと持っているかたは、意識して運転するだけで、節電にも役立ちそうです。





冷たい空気は下の方にたまる性質があるのに対して、暖かい空気は上の方にたまっていきます。人は床の上で暮らしていますから、冷房の風は人のいるところに行き渡りやすいのですが、暖房の風は天井の方に逃げてしまうんです。ですので、空気を循環させる恩恵は冬の方が大きい、というわけです。


アイリスオーヤマの広報担当者さんが、サーキュレーターの使い方や効果を解説しています。





結論からいうと、もっとも室温が上がったのは、"サーキュレーターをエアコンの真下に置いて、壁に向かって風を送った場合"でした。


こちらの記事では、しっかりとデータを計測して、最も効果的なサーキュレーターの置き場所を検証しています。
この実験結果では、エアコンと反対側に置く方法はロスだと説明されています。






暖房の場合でもサーキュレーターを床に置いて使用するという基本は変わりませんが、より効果を実感しようと思う場合には、サーキュレーターをタンスの上などの高い場所に置いて、上から下に吹き下ろすイメージで使用することで、暖気を足もとまで運んで、床暖房のように足もとがポカポカな部屋にすることができるのです。

サーキュレーターについて関連記事豊富な『ちゃんとしたブログ』から。
様々な使い方が書かれているので参考になります。



暖房とサーキュレーターはこう使う

  • 基本、上向き
  • できるだけ部屋の中心で使う
  • エアコンの下の壁に向けて使う
  • 高い場所に置くのも効果的


エアコンの反対側にサーキュレーターを置く方法が定番のようですが、その説を打ち消すような実験結果がエアコンの下に置いて壁に風を当てる方法です。
部屋の環境がまちまちなので、効果が感じられるように多少の試行錯誤が必要な家電なのだと改めて感じました。

とはいっても、理屈は簡単。
高い場所と低い場所の寒暖差を意識して空気を混ぜる暖まりにくい場所に向けて暖かい空気を送ることをイメージして使ってみましょう。
ストーブやファンヒーターなどの暖房器具に風を当てるのは、火事の原因になりかねないのでNG。
狙った場所を暖めるような最新の機能を搭載したエアコンの場合、効果が得られない場合もあるのだとか。

2台目のサーキュレーターもボルネード


ボルネードサーキュレーター



今回購入したサーキュレーターは、リビングで使ってきたVFAN-JPの小型モデルのVFAN JR-JP(写真右)。
金属製のしっかりした質感と、クラシックなデザインのレプリカモデルです。
一階は、二間続きの我が家。
完全に区切られていない片方の部屋を書斎、そしてもう片方の部屋を室内干しのスペースに充てることにしました。
空調は書斎にしかついていません。
ふた部屋を同時に使うということはほとんどありませんでしたが、サーキュレーターを使用して隣の部屋に空気を送り込んだり、洗濯物をできるだけすばやく乾燥させるために買い足しました。

一部屋が6畳程度の広さに対して、10畳まで対応と若干スペック不足ではありますが小型のモデルを選びました。


ボルネード サーキュレーター



風量の調節は、強弱の2段階。
最初の数分のみ強で運転して、弱に切り替えて使います。

大きさは縦横だいたい30cmほど。
コンパクトで置き場所を選ばないのがいいです。
弱で運転していると、うっかり電源を切り忘れてしまうほど音は気になりません。

肝心の電気代、メーカー公称値では2時間使用しても1円を切っています。
これなら、洗濯物を乾かすために躊躇なく使用できますね。


ボルネード サーキュレーター



このジュニアモデルにも、かなり目立つ注意書きのステッカーが貼ってありました。
気になったので、ドライヤーで温めながらステッカーを剥がします。
金属についている、なかなか剥がれないステッカーやテープなどは、こうして温めると簡単に剥がすことができますよ。


ボルネード サーキュレーター



前面のカバーと羽を外すためにマイナスドライバーと7mmのレンチを使えば、隅々まで溜まった埃を掃除することができます。
多少手間ですが、埃がたまりやすいので、このようにお手入れができるといいですね。

ワンフロアにひとつあっていい

購入してから年中使えて便利だったサーキュレーター。
我が家のように多層階の住宅で生活していると、各階ごとにサーキュレーターを使いたくなることが多々あります。
価格が抑えられた小型モデルは、それほど広くない我が家にとって2台目としてはぴったり。

今までサーキュレーターは、ほとんどリビングで使用してきましたが、一階用に買い足したことで、各フロアごとに空調を整えたり、すばやく洗濯物を乾かせたりと大満足な結果になりました。



使用する部屋の環境や、目的に合わせて効果を感じながらぴったりな使い方を考える。
スイッチを入れてしまえばおしまいの製品とは違って、使いこなすための試行錯誤も楽しい家電です。

サーキュレーターについて関連記事はこちらでどうぞ。


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