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安心してお米を買いたいので放射能汚染について調べてみた

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Rice terraces / Photo coniferconifer


皆さんは、お米を購入する時にどんなことを気にしているでしょうか。
たくさん食べるので、価格だったり、決まった銘柄やお店があるかもしれません。
放射能に対する基準値やチェック態勢も整ったように思えますが、震災後、安全性を気にしている人もいます。

お米を通販に切り替えた我が家も気になる食の安全。
漠然とした不安はあるものの、何を基準に選べばいいのかはっきりしたものが見えてきません。

現在、流通しているお米についてどのような不安があるのか、確認の意味をふくめて記事にしてみます。

今までお米を通販する時に気をつけていたこと

このBlogには、過去記事にお買い得なお米はこれ!実際に通販したコスパがいいお米(10kg)をひたすら紹介していく(購入後、随時追加中)という記事があります。
もともとこの記事は、楽天やYahoo!で、お米10kg買いたくて検索をかけているのに、1kg、2kg当たり前、ドッグフードまで検索結果に出てきてしまうという始末。
これでは、便利なはずのネットショプが、目的のお米を探すために血のにじむような努力を強いられてしまうということで、記事を見た人が苦労せずコスパがいいお米を探せるように、実際に購入したお米をまとめていくことにしました。

お米を通販に切り替えて感じたメリットは、お買いものがとても楽になる、近所では購入できないような各地のお米を購入することができるなどなど。
実際に、北海道から九州までさまざまな産地のお米を購入。

価格も重要ですが、単一米、訳あり品は買わないようにしてきました。
単一米にのみ購入して、訳あり品を購入しなかった理由は、味と、銘柄や産地の記入がしっかりしたものを選びたかったからです。
頭を悩ませてきたのがお米の産地。

ほんわりとした不安から、単一米のみ、多少産地を選んで購入してきましたが、その不安はどんなものなのか、確認の意味も含めて記事に書いておきたくなりました。

シーベルト、ベクレルってなにもの?

ネット、テレビ、新聞、雑誌などにさまざまな情報があふれています。
その中で、最低限覚えておきたい単位がシーベルトやベクレル。
これがまったくわからないので、記事などを読んでいても頭が混乱してしまいます。

ベクレルは、放射能の強さ。
kgあたりの強さを表しています。
一般食品の基準値は、1kgあたり100ベクレルと定められています。

シーベルトは、人体が受けた放射線の影響度を表す数字です。
100ミリシーベルトの低線量被爆の健康への影響は、科学的に明らかでないとされています。
平たくいうと、影響を科学的に証明できないほどなので心配ないということ。

医師や鉱山労働者や技師など職業的に放射線を浴びる機会が多い人は、5年間で100ミリシーベルト(年間20ミリシーベルト)、または1年間で50ミリシーベルトという基準が設けられています。
食品などから受ける上限線量は、年間1ミリシーベルト。

まず、食の安全を気にする場合は、ややこしいと感じても、この単位が何を意味しているかを知っておく必要があります。
もっともシンプルにわかりやすく解説されているのは、政府が発表しているページ。




問題になっている福島のお米は、全量全袋検査を行っていますし、公的な説明を読んでいると国際的な基準を採用しているので何も問題なさそう。
問題ないと言い切っている団体、人、食べて応援というキャンペーンも開催中。

なぜ安心できないか

しっかりとした基準値を採用していて問題なさそうに感じますが、食べたら危険という文面をよく目にします。
詳しいことはわからないけれど、食べ物ぐらいは気をつけたいといった層の人(私も含め)は、なんとなく信用できないといった部分もあります。
それ以上に、もともとの問題である、原発事故そのものについても、大きく意見が分かれています。
比較されている、チェルノブイリの規模、事故後の健康についても同じです。
調べれば調べるほど、意見が分かれているのでさっぱりわかりません。

デマもたくさん流れていますが、国際放射線防護委員会を参考にした設定数値そのものを疑問視する意見もあります。
簡単に書くと、ユルい数値を基準にしているのではないかということ。

ドイツでは、1年間0.3ミリシーベルトという法令があるようです。
国の基準値に対して、疑問を投げかけているのは矢ヶ崎克馬教授。

子どもは1ベクレルでも問題。大人でも1kgあたり10ベクレルが限界と訴えています。



また、検査に使用する機械、方法を問題視する意見もあります。
オープンな場所で、大量にベルトコンベアーで機械を通して測定(部分的に詳細な検査もしている)していますが、そもそも厳密に計測するには時間と他からの影響を受けない測定器を使用する必要があるというわけです。

自主的に国の基準値より厳しい数値、正確に計れる測定器を使用する業者も多数存在しています。
このように、基準そのものに不安や疑問を感じている人が一定数は存在しています。

暫定基準値は、kgあたり500ベクレルでした。
この数値が、不信感に繋がっている原因のひとつになっているような気がします。
現在は、基準値も変り、福島では全量全袋検査が行われています。

お米について


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Growing Rice / Photo lamoix


お米の放射能の計測は流れ作業的で、とても正確に計れているとは思えないといった意見、99ベクレルのものはそのまま出荷されているのか?などなど、ここにも疑問が投げかけられています。
また、検査では、リミットぎりぎりのものは存在していないし、基準値以内でも比較的高めの数値を出したお米については、さらに精密な検査を行っているという意見もあります。

検査とは別に、流通に対する不安、疑問も存在しています。

もっとも身近なのは、"国産"のお米。
ブレンドしてしまえば、表記は国産になります。
そういった流通への不信感は、こちらのページで吾妻博勝氏の記事に書かれているようなことです。



流通がしっかりしていたとしても、外食や加工品になってしまえばわからないというのが実情です。
完璧に避けることができないのなら、せめて自分で購入するお米だけでも安心なものをという心理は当然。
自主的に食品のチェックを行って、基準値より低いものを販売している業者も、より厳密にチェックを行い安全性をアピールしています。



こちらは、有名なWHITEFOOD。
楽天市場にも出店していますね。



また、福島県以外のお米を問題視している記事もいくつか目にしました。
気になる方は、リストなどをアップしている方々の記事に目を通してみて下さい。

お米も含めて、食品関係のデータをわかりやすくまとめているサイトがこちら。
とても見やすくまとめられているので、今までまったく気にしてこなかった人でも読みやすいです。
情報元へのリンクもしっかり貼られています。



できるだけ放射能を減らす食品の下処理なんていうものも紹介されています。



安心してお米を買いたい
https://flic.kr/p/7RyPST
rice time / Photo Dania Do Svidaniya


お米の放射能汚染について要約すると、原発事故そのものの評価について、放射能の影響について、食品の基準について、意見がまっぷたつに別れていることがわかりました。

平気だと自信を持って言い切っている記事は、読んでいて違和感を感じる部分もありましたし、安全でないという記事も、感情的な部分だったり、極端だと感じるものも多数ありました。
気持ち的に協力できる事は協力したいけれど、食べて応援は、いろいろな意味で違和感を感じます。

食の安全について、少し気になるという私も含めた一般の人が、可能な限り安心できるものをと考えると、できる事は限られてくるようです。

  • 玄米の状態ではなるべく食べない(※)
  • 国産表記になるものは避ける(ブレンド米など)
  • 産地を選ぶ(気になるなら西日本のものにする)
  • 外食時にお米を避ける
  • 独自のチェック態勢を持っているお店を選ぶ


現状は、このようなところになるはずです。
※玄米は、汚染物質を高く含む傾向があります。玄米が体内の放射能を排出するために役立つという説もあります。

どの意見が正しくて、どの意見が間違いなのかは判断は難しいです。
選択する時の基準は、買って安心できるか、不安を感じるのか、そういった個人的な気持ちの部分になってくるのではないでしょうか。

我が家では、山形産ですが玄米をそのまま食べていますし、千葉県産、栃木県産のお米も購入してきました。
今後も、便利な通販に頼ってお米を購入していきますが、産地について少し見直してみたくなりました。
選択肢が広がる便利な通販を利用しているのに、あえて不安を感じるものを購入する理由が見当たらないからです。

できることは限られていますが、最低限、どのような基準や単位があるのか、それが何を意味しているのかを知っておくことは必要です。
いちばん怖いのは、さまざまな出来事や問題に無関心でいることではないでしょうか。
身近な問題に少し関心を持ち自分の考え方を持っておくことが(例え見当違いだったとしても)、ものごとを建設的な方向へ導いてくれるはず、そんな風に感じました。

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